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ミスターMのおいしい旅の話「次の旅はここへ行け!」
Vol.
12

オトコを磨く!中高年のためのアジアン・スパ、ウエルネス入門講座

ミスターMのおいしい旅の話 オトコを磨く!中高年のためのアジアン・スパ、ウエルネス入門講座

私がタイのリゾートでスパを初体験したのは、かれこれ10年以上も前のこと。そこがカップル用のトリートメントルームだと聞いて、当時は「本当にオトコがスパに足を運ぶのかナ?」と半信半疑でしたが、あっという間に男性もスパを楽しむご時世になったものです。とはいえ、まだまだ「どうも気恥ずかしくて」と二の足を踏んでおられる御仁も多いのではありませんか?そこで今回はアジアでもダントツのスパ天国、バリとタイのスパ事情&エンジョイテクニックをご紹介いたします。

食わず嫌いは人生の損! 「スパ=美容」と思い込むなかれ

「ダンナはゴルフ、奥様は優雅にスパ」のように、スパを敬遠する男性の大半が、スパに

対してビューティサロン的なイメージを持っておられるようです。しかしメニューを見れば一目瞭然。マッサージひとつにしても日本の指圧に近いタイ式あり、ロングストロークのスウェーデン式あり、そのミックスともいえるバリ式、さらに身体の各部位に応じたマッサージありと実に多種多様。決してレディス向けというわけではないので す。ですがコリを解きほぐすことに集中する日本式のマッサージとは、やや趣が異なることをお忘れなく。リゾートのスパはよりヒーリング面に比重が置かれているので、のんびりとしたリラックスタイムを求めるつもりで出向くこと。セラピスト(施術者)にもよりますが、テクニックに対する過度な期待は禁物です。

ロケーションとアンビアンスを楽しもう

リゾートのスパがヒーリング効果に力を注いでいることは、そのロケーションや雰囲気作りからも如実にうかがえます。セッティングの豪華さでいえば断然タイでしょう。たとえばプーケットのバンヤン ツリー プーケット。敷地のやや奥まったところに独立したヴィラを設け、客室と見紛うばかりのスペースとプライバシーを確保。息をのむような優雅さを演出しています。
ロケーションの秀逸さではバリに軍配です。アユン川のほとりにたったひとつのガゼボを備え、心地よい風を感じながらくつろげるヴィラ スマナ ホテルのスパ、また贅沢な施設がそろうリッツカールトン(現在はアヤナ リゾート アンド スパ)のタラソ&スパにあるオン・ザ・ロックスは、その名の通り海に浮かぶ岩の上でトリートメントからディナーまでOKという、まさに「夢のスパ」。何とここは3カ月も前から予約が入るのだそう。アジアン・スパの醍醐味はそんな非日常感を楽しむことこそにあるのです。

まずはどこのスパからトライすべきか?

しかし、いきなり難易度の高いスパにトライするのは度胸がいるし、かえって気疲れしてしまうかもしれません。まずは4スタークラスの人気店、できれば別棟でスパヴィラが用意されているところから体験してみましょう。事前に自分が望むスパのイメージを描き、それにマッチしそうなスパをピックアップしておくといいですね。最初は無難に全身マッサージのコースから。これでじっくり感触を確かめ、自分の「どこが」気持ちいいのかを見極めます。あれこれオプションが含まれているパッケージは、マッサージよりもサウナだのフラワーバスだのの「放置時間」が長く、何となく損をしたような気になるので慣れないうちはパスです。また、安さだけにつられていきなり町スパなどに飛び込まないこと。それなりのレベルから始めないと、スパの本当のよさを実感できないまま「もう、いいや」となってしまいがちだからです。

トリートメント前の難関はこうクリア

さてメニューを選びの次に立ちはだかるのが、マッサージに使用するアロマオイルを選ぶという試練。私もはっきり言ってわからない!どれもこれも同じに思えるし、本当に謳われているような効果があるのかも疑問です。ならば好きな香りのものを選んでしまえばいいし、それでも混乱したら定番のラベンダーでいきましょう。第2の難関は「紙パンツ」。色気も素っ気もない男女兼用のアレは、どうやら恥ずかしがりやの日本人ゲストが発明(?)させたそうですが、はっきり言ってマッサージには邪魔以外の何者でもありません。なにせ、最も力を入れてほしい腰周辺がオミットされてしまうのですからね。ここは果敢にスパのブラック・タイ「オールヌード」という選択を。第一、ウエルネスの本場ヨーロッパでは全裸が基本ですから、かえって「このゲストはよくわかっている」と、セラピストの取り組み方にも力が入ろうというもの。まあ、一度試してみてください。足から腰、そして背中へと流れるような指の動きの心地よいこと!スパでは「NOパンツこそに快楽あり」これが原則です。

スパに慣れてきたらパーツを選んで集中的に

全身マッサージを受けてみると「そこを、もう少したっぷりと!」と感じる箇所がわかるはず。そこでスパに慣れてきたら、自分が集中的にケアしてほしい部分のマッサージをプラスして、よりディープに施術してもらいます。全身+フットマッサージ、首から肩のみ等々。パッケージより少々割高になりますが効果はぐっと上がります。中でも私がぜひおすすめしたいのが腕と顔。初めてフェイシャルをしたとき「何と気持ちがいいんだろう」とウットリしました。人間はオフィシャルな場面では必ず顔を「作っている」ので、意外と緊張疲れしているのですね。特に男性は女性のように日常的に時間をかけて顔のケアをしません。神経が集まっている敏感な手の平、指もそうでしょう。そういう箇所に他人の手指が優しく触れるというのは、これはもう極楽なのです。

上級者は珍しいメニューにチャレンジ

自分のペースでスパが楽しめるようになったら、ユニークなメニューにもチャレンジです。現在のブームはアユールヴェーダ。私もオイルを眉間に連続的に垂らすシロダラをやってみましたが・・うーん・・いまいちよさがわからんのですナ。チャクラが覚醒する前にオイルまみれの髪に辟易という感じでしたが・・・。他にもリンパの流れを促進するホットストーン、2人がかりで同時に施術してくれるフォーハンズと、これまた多彩なバリエーションがあります。彼女をスパに送り出して自分はプールサイドでゴロゴロ、なんて実に実にもったいない。アジアン・リゾートではスパは最高のイベントのひとつなのです。最後に。施術前の飲酒は絶対に避けること。マッサージ等で血液の流れが促進されるため、思わぬ疾患に襲われるケースがあります。どうぞ、シラフでパートナーと手を取り合い、スパの扉をくぐってください。

マイフェイバリットホテル

バリのトラディショナル&モダン・ヴィラのおすすめはここ!

今なおバリのプライベートヴィラは建築ラッシュが継続中。以前も何軒か取り上げましたが、私のハートをぐっと捕らえた2軒を新たに紹介します。まずはバリ・ヴィラの基本形ともいえるトラディショナルタイプ、スミニャックにあるザ ヴィラズ バリホテル &スパ。屋外にキッチンとリビング、プライベートプールを備えた典型的な構造ながら、何よりも素晴らしいのがプール周辺の造園です。計算しつくされた植林がプールの深いブルーのタイルと相まって見事に涼を演出。どんなに暑くても外でくつろぎたい気持ちにさせてしまう不思議な魅力があります。夜のロマンティックな景観も格別。ここのスパは超有名なプラナ・スパ。初心者から上級者まで誰もが満足できる豪華スパです。

個性的なコンセプトで妍を競うモダンなヴィラの中で、大人のチョイスといえるのがザ クラブ アット ザ レギャンです。私の印象は「コンテンポラリー・ゼン(禅)」。ダークカラーの洗練されたオリエンタリズム、ゲスト以外はレストランすら利用できないという徹底したプライバシー保護の姿勢など、クラス感を存分に味わわせてくれる1軒です。各ヴィラにはプールに面したガゼボの他にも2カ所のバレがあり、それぞれシチュエーションに合わせたローションがさりげなく置かれているという芸の細かさ。さらにミニバーにはジン、ウオッカ、ウイスキー(美しいカラフに入っています)が毎日補充され全て飲み放題。これはもう、一歩も外に出ず終日ヴィラで過ごすしかないでしょう!スパは系列のザ レギャン バリで。こちらもスパフリーク憧れの有名店です。

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花鳥風月

バリのジャランジャランは苦労がいっぱい

ハイレベルな宿泊施設が目白押しなのに、もうひとつ整備が追いついていないのがバリの道路ですね。何も考えずスミニャックのジャランジャラン(散歩)に出かけた私を待っていたのは散歩ならぬ「さまよい歩き」。地図はあてにならない(本屋で売っている最も詳細なものでも2003年度版!)、やたらとカーブが多くすぐに方角がわからなくなる、目印を探しながら進もうにも上を見ているとドブにハマる・犬が寝ている、加えて歩道はデコボコと四十苦五十苦は当たり前。3時間 ほどさまよい、拾ったタクシーでヴィラに戻ると何とたった1分の距離。イヤ、疲れました。それでもクタの繁華街は店が密集しているのでまだわかりやすいのですが、それ以外のエリアはタクシーを足代わりにしたほうがベターです。とはいえ、どんな狭い道でも車がすれちがうのでヒヤヒヤは必至。暴走する無謀運転がないだけマシ、ですかね・・・。

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