アメリカン・エキスプレス
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ハイキング体験記(1)アーチーズ国立公園

大小2000以上ものアーチが点在するというアーチーズ国立公園。今回はその中でもユタ州のシンボルのひとつともされる、有名なデリケートアーチを目指しました。往復約3時間の道のりです。

駐車場からトレイルに入り、少し足もとがごつごつした道を進んでいくと、あるところから目の前にはどーーーん、と道なき道が開けます。そう、足元は草木もほとんどない大きな一枚岩のような盤面。野性味のある男性的な景観が冒険心を掻き立てます。なだらかに続く登りの傾斜に少しずつ息が上がってくる中、途中で見かけた小さな水たまりは砂漠の中のオアシスのよう。その後、道の端に積まれたケルンや標識を目印にしながら歩くこと、およそ1時間強。ついにデリケートアーチに到着!!

アーチーズ国立公園

実物は写真で見るより何倍も美しく、そして力強い。アーチの下に映っている人物と比べていただければ、その大きさと迫力が伝わるでしょうか?(撮影時には足元や周囲には十分気をつけて!)。このデリケートアーチは真っ赤に染まるサンセットの時間がことに有名ですが、日中はまた別の力強さを放っているように見えます。なんというか、そう、パワースポットに来たようなエネルギーを感じるのです。こういったアーチは「フィン」と呼ばれるうすい岩が風や雨、雪などで浸食されてできたもの。自然のチカラって本当にすごいなと感じます。

アーチーズ国立公園

現在アーチーズには10以上のトレイルがあり、日程や体力に応じて目的のアーチを選ぶことができるのも嬉しいところ。中には、片道約10分というものもあるようです。「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」に登場した迫力ある「ダブルアーチ」や、世界最大の幅(約92m)を持つと言われる「ランドスケープアーチ」などもぜひ一度訪れてみたいですね。アーチとは異なりますが、落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保っている「バランスト・ロック」も必見です。

アーチーズ国立公園
マストビジットの博物館/ユタ自然史博物館

ユタの自然、歴史、文化が学べるこの博物館での人気は、なんといっても大型の恐竜模型が年代を追って並ぶ迫力ある展示エリア。気分はもうジュラシックパーク!?館内では化石遺産をもとにした標本制作なども行われており、一部のラボ(研究室)がガラス越しに見える設計には子どもならずともワクワクします。もちろんその他の展示も充実しているので、ゆとりをもっての訪問がおすすめ。見学のあとは併設のオープンカフェで周囲の景観を楽しみながらくつろぐのもよいですね。この地域の地形、地質をイメージした外観もユニークです。(公式サイト:英語
※2011年11月に、以前の場所から移転し全面リニューアルオープンしています。

ユタ自然史博物館


 
 

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