サンフランシスコ発のスタイリッシュなブティックホテルを展開しているブランドで、その土地や文化と融合した唯一無二のスタイルをつくりあげています。各界トップクリエイターたちとコラボしたダイニングも見逃せません。
San Diego
ガスランプ・クオーターは、ヒップなショップとエキサイティングなナイトライフが待っているトレンディスポット。そこを目当てに訪れるカッティングエッジな人々の拠点となっているのがホテル パロマー サンディエゴです。クラフトマンシップの街を象徴するようなモダンなビルで、館内もさまざまなカルチャーをミックスしたスタイリッシュなデコレーション。客室はキンプトンお得意の「美しい自宅」を思わせる洗練されたナチュラルテイスト。開閉可能な大きな窓が心地よく、まさに自室気分でくつろげます。ルーフトップのバーとラウンジでは日替わりイベントが開催され熱いエネルギーが渦巻きます。
San Francisco
フランシス・ドレイクは、エリザベス1世の命により帆船で世界一周を果たした世界で2番目の人物。その名を戴いたこのホテルは、本家の英国もひれ伏すほどのコテコテなブリティッシュスタイル。衛兵のユニフォームをまとったドアマンやロビーの大階段、ゴールドや深紅をふんだんに使った内装は、まるで映画のセットのよう。実際、ここでロケが行われることも多く、映画ファンには必見の観光スポットにもなっているのです。客室のクラシックながらアバンギャルドなテイストを盛り込んだ家具や調度品も素晴らしく、バスルームも豪華。開業は1928年。サンフランシスコの文化遺産にも指定されています。
New York
芸術をつかさどる女神達が、クリエイティブなインスピレーションを授けてくれた……ミューズは、そんなワクワクするような想像力をかき立ててくれるホテルです。館内は、ライン的にはエレガントながら石材やブラックカラーをガツンと使った、マニッシュなデザインが特徴。キレのあるシャープなイメージの空間づくりは、女性よりも男性向きという気がしますが、イラストプリントのクッションやアニマル柄のアメニティがさりげなく置かれ、イメージを固定させない鮮やかな手法に思わずニヤリ。夕刻にはホテル主催のワインアワーが開かれ、スタッフやゲスト同士の楽しいひとときが過ごせます。
イアン・シュレーガーとスティーブ・ルベルがタッグを組み、ニューヨークからスタートしたデザインホテルのトップブランド。アートとホテルの革新的な融合は、以降のブティックスタイルに多大な影響を与えています。
Los Angeles
モンドリアンは、大人のためのおもちゃ箱のようなホテルです。巨大な木のドア、巨大な植木鉢、摩訶不思議なデザインのスツールやテーブル、摩訶不思議な調度品等々、「誰でも快適で心安らぐホテル」という概念の正反対を爆走し、ハリウッドのトレンディスポットとして、オープン以来不動の地位をキープしています。宿泊にも夜遊びにも訪れるのは各界セレブリティ。特にメディア関係者が多いことから、スタッフも明日のスターを夢見る美男美女が勢ぞろい。必見です。2008年にプエルトリカンの著名デザイナーにより大改装が行われ、元来の遊び心はそのままに、よりエレガントなニュアンンスが加わりました。
サウスビーチのオシャレエリアに建つデラノは、モーガンが擁する4つのブランドの1カテゴリー。スタイリッシュなアーバンリゾートのお手本として、モンドリアンとともに大絶賛されたホテルで、数多のフォロワーを生み出した存在です。光り輝くような白亜のビルで、ロビーやプールにゆったりとラウンジスペースを設け、開放感と親密感を演出。置かれている家具や調度品は驚くような著名芸術家の作品がほとんどで、それを見学するだけでも足を運ぶ価値があります。客室もまたホワイト一色のイノセントでドリーミーな空間。レニー・クラヴィッツがデザインしたラウンジやルーフトップスパもエキサイティング。
San Francisco
ほとんど特徴のない地味な建物の前に、黒いシャツとグレーのパンツの男性が1人。ここがホテルで彼がドアマンだとは、目的を持って訪れる人以外は決して気づくことがないでしょう。とことんまで脱ホテルのコンセプトにこだわったクリフトは、モーガンホテルズのスピリットを代表する1軒。ほぼ暗闇に近いロビーにはさまざまなサイズの椅子がばらまかれ、エレベータ内も不安なほどのダークワールド。ところが客室のドアを開けると一変。シャイニーでノーブルな別世界が広がります。このギャップがクリフトのいちばんのお楽しみ。世界中に2つとないホテルでの非日常体験を満喫してください。
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