アメリカン・エキスプレス
マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
107

タクシーとたたかう!

マダムヨーコの辛口旅サロン タクシーとたたかう!

気がつけば9月の足音も聞こえてきそうな今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか? 今年のシルバーウイークは、土曜日もプラスすれば目もくらむような5連休なんですのね! 長いお休みが取りにくい方には嬉しい限りですが、その分「チケットが取れない」「高い」と、こと旅行に関しては国内外を問わず厳しい側面もチラホラ。はあ~、とかくこの世はままならぬ、でございますわねえ……。

マダムがタクシーに乗らない理由

ところでみなさま、海外旅行の際にタクシーはご利用になられますか? わたくし? わたくしは、できるだけ公共交通機関を使いたい派。なんといっても安いし気軽。そして自力での移動だと頻繁に路線図などをチェックするため、土地勘を養うのにも役立つんですのよね。実はわたくし、よく見知った土地でも車に乗ってしまうと、記憶にあるのは起点と終点のみ。どこをどう通ってそこに着いたのかサ~ッパリわからないこともたびたびという、かーなーりの方向音痴なのでございます。

もちろん深夜や早朝の移動、大きな荷物がある場合、暑すぎ&大雨&駅・停留所遠すぎ! という時は迷わずタクシーをゲットしますし、「歩くのがイヤ~」というセレブマダムが一緒の時も速やかに利用いたしますわよ。でも、基本的には、できるなら乗らずに済ませたいほうなのです。だって、タクシーって緊張しちゃうんですもの。知らない場所、わからないシステム、密室、ううう、何かあったらどうしよう……いつも心の中は不安でいっぱいなのでございます。

いつ遭遇するかわからないタクシートラブル

以前にもお話ししましたが、マレーシアのチャータータクシーで怖い思いをしたことが、いまもってプチトラウマなのかもしれません。その後もナポリで、ソウルで、バンコクで、夜間の乗車拒否、ベルマンとの共謀(信じられない!)、わけのわからない追加料金等々で、最終的に「はあ!?」という金額を突きつけられたこと数知れず。

文句を言っても「これが正当な料金だから」と開き直られたり(調べようがない)、人気のない場所にさしかかってからの料金つり上げ宣告だったり(降ろされるわけにいかない)、タクシーにはマジであの手この手で翻弄されてまいりました。いま思い出してもトホホでございます。いくら気をつけても、遭遇する時はしてしまうんですのよね~。

安全にタクシーを利用するには?

そこで、少しでもタクシーのトラブルを防ぐべく、常に肝に銘じているのが以下のポイントなのでございます。まず、たとえ割高であっても、ゼッッッタイに正規のタクシーに正規のスタンドから乗車すること! 町中であれば、走行中か客が降りたばかりのタクシーをつかまえる、または車寄せに必ず係員がいるホテルやデパートから乗車する。これらも白タクに引っかからないためのポイントです。そしてメーターは常にガン見すること! 動いていなかったら注意を促し、あれこれいいわけをし始めたらさっさと降りること!

とはいえ、向こうだっていろんな意味でプロ。乗ってすぐわかるようなヘタは打ってこず、最終的に「なにそれ!?」な金額になることもあるでしょう。そんな時、「領収書をくれ」「通報する」と脅すのもひとつの手ですが、反対に身の危険を感じるような事態になっては元も子もありません。もし反撃するなら、人がたくさんいるのを確認してから大騒ぎしましょう。周囲を巻き込むことで、ある程度安全が保たれます。しかし、そういう状況でないのなら、あきらめてお金で解決すること。悔しいですが、危害を及ぼされるよりははるかにマシですもの。

その土地の道路事情も理解しておきましょう

でも、「タクシーこわい」と、あまりに疑心暗鬼になりすぎてもいけませんわよ。バンコク、台北、ソウル、マニラなど一方通行が多い大都市では、時間帯によりとんでもない渋滞に巻き込まれるばかりでなく、近場に行くのにもかなりの迂回を強いられますの。それを「遠回りされた!」と勘違いするケースも多いようです。マダムの知人も初台北で一通&遠回りの洗礼にあい、逆上のあげく「安くしなさいよ!」と詰め寄ったという、笑うに笑えないエピソードが……。後で事情を知って深く反省していましたが、みなさまもお気をつけあそばせ~。

それにつけても、たとえどんな状況でも正直にゲストを運んでくれる日本のタクシーは本当に素晴らしいと思います。海外からの観光客が日本の評価内容として「タクシーの優秀さ」をトップクラスに挙げているのも、納得でございますわね。いくら世界遺産がたくさんあっても、おしゃれで最先端のお店があっても、タクシーに安心して乗れない国は何かが足りない……と、密かに思っているマダムヨーコなのでありました。みなさまは、いかがお考えですか? 海外でのタクシーにまつわる忘れられないエピソードなどがおありでしたら、ぜひお聞かせくださいね。それでは、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

愛するみなさま、いつもお便りありがとうございます。このたびrubycat様からお寄せいただいたシンガポールの素敵な思い出については、次号ミスターのコラムで紹介させていただきますね。どうぞ、お楽しみに。
そして、スカーレット様より届いた、とても私的かつ詩的で悲しみと痛みの含まれたお便り。何度も読み返してしまいました。すべてがコマーシャリズムの視点から解体され構築されていく、私たちの生活。旅を特別な体験でも夢のレジャーでもなくしていくのは、私たち自身の欲望なのかもしれません。心の持ちようは難しいものですね……。

使えるワンポイント英会話

「Is this the right way to XX?」

「XXへの道はこれでいいのですか?」という意味のフレーズ。タクシーに乗った時、正しい道を走っているかどうか不安な時にこう聞いてみましょう。一方通行で迂回している場合もありますわよ。ちなみに一方通行は「one way」と言います。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

マダムイラスト
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正直がイチバン!

たとえ誰かが得をしていても、自分だけはズルはしない心意気を。安全と信頼はルールを守ることで生まれるのです。

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