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ミスターMのおいしい旅の話「次の旅はここへ行け!」
Vol.
54

プーケット「脱! パトン」の穴場リゾートはここだ

ミスターMのおいしい旅の話 プーケット「脱! パトン」の穴場リゾートはここだ

寒?い日本を脱出して2週間ほど東南アジアを回ってきました。起点としていたタイは乾期の終わりごろで、さすがに日中の陽射しは強烈でしたが朝晩は湿度が低く何とも心地よい気候。そんな夜に出かけたら、ついついビールが進んでしまうのは必定(笑)。痛風持ちの身としては反省しきりでありました。

パトンは終日カオティックワールド

今回タイではホアヒンやプーケットも訪問したのですが、どこでも日本人が少なくてちょっと驚きましたねえ。プーケットなぞ北欧やロシアからの避寒長期滞在、バリ島から流れてきたオージーにインドや中東系で大賑わい。とりわけパトン界隈は昼間はビーチに所狭しとパラソルは並ぶわ、夜は夜でまっすぐ歩けないほど混雑するわで、まさしくカオティックワールド。う?む、確かに便利で楽しいのですが、大人のバカンスとしては、せめて滞在だけでも静かにくつろげるところを選びたくなってしまいます。

ゴルファー待望のコース目の前リゾート

というわけで、テーマは「脱! パトン」。さらに満足度もばっちりの注目リゾートをご紹介いたしましょう。まずは昨年10月にオープンしたばかりのティニディー ホテル@プーケット。ポイントは何といっても、ロックパームゴルフクラブの敷地内にあるということ! 要するにゴルフ三昧ステイには最高の拠点なのです。ここのコースは「プーケットで最もリラックスできる」が謳い文句で、私も大好きなコースです。パームツリーがふんだんに植えられ、初心者でもチャレンジしやすいピースフルな設計。しかし、巧妙にトラップが仕掛けられているので、甘く見ると痛い目を見るという・・。その志の高さが嬉しいですなあ。プレイフィーもお手頃ですゾ。

リゾートとクラブハウスは目と鼻の先。シンプルでゆったりとした客室はレジャーレイク向きに造られているので非常に静かです。おっと思ったのがバスルーム。セパレートシャワーがブースではなくカーテンで仕切られているため、床が濡れると非常に気になるのですが、速乾性のタイルを使っているのかあっという間に乾くのです。近々すべてブースに改装するそうですが、これは快適。バスタブもヘッドレスト付きでガラス越しにテレビを見ながらゆっくりお湯につかれます。バスタブ付きはデラックスのみですので、ぜひこちらをチョイスしてください。

ゴルフステイからショッピング満喫までOK

このリゾートに滞在するもう一つの利点が、同系列のレッドマウンテンゴルフクラブのアレンジもしてもらえることでしょう。こちらのキャッチフレーズは「プーケットで最もエキサイティングかつチャレンジングな」。その名の通り荒々しい赤土の岩山を活かしたハードな設計で、あっという間にボールが消えてしまいます(苦笑)。カジュアルなロックパームに比べるとクラブハウスもぐっと豪華で、その分料金もゴージャス(笑)。腕を競い合えるパートナーとチャレンジしたいコースです。

となると、ティニディーはゴルファー以外にはややつらい気がしないでもないのですが、年内にはスパとプールも完成しますし、プレミアムアウトレットやセントラルフェスティバルなどが集まる一大ショッピングゾーンまで車で約10~20分。プーケットタウンにも近いので、ビーチ以外のプーケットのよさを再発見することができるんじゃないでしょうか。ちなみにパトンエリアまでは、リゾートのシャトルで往復200バーツと良心的。渋滞にはまらなければジャンシロンまで15分ほどで到着しますよ。

パトンを見下ろす高台で贅沢ステイ

もう1軒は、パトンからプラバラミー通りをぐんぐん登っていった高台、空港からはパトンの入り口といった場所に登場したシー パール ヴィラズ リゾートです。堂々たるゲートの奥にズラリと並ぶビルの大半はレジデンスで、基本ユニットは2ベッドルーム+リビング。シャワーのみのデラックス、リビング付きの1ベッドルームといった具合に、人数や予算によって使い分けることが可能です。しかも全室のテラスに日本の大きな風呂風の四角いジャクージ完備。温水ではないということで最初は敬遠していたのですが、陽射しが水温を高めてくれる午後は本当に気持がよかった。夜でも入っている人がいたので(他の部屋から見えるのが難点なのですが)、多分さほど冷たくならないのでしょうね。

こちらも現在、プールアクセスヴィラ、スパを含むフィットネスヴィラ、レストランを増築中。プールアクセスヴィラは1階が4棟共有の大きなプール、2階はテラスに驚きの深さと大きさのプライベートプールが併設されます。すでにオープンしているレストランは、本格的な味付けの(つまり辛くて濃厚な)タイ料理からインターナショナルまでそろっており、朝食もなかなかのもの。オーナーご自慢の見事なワインコレクションもありますので、お好きな方にはたまりませんよ。

世界のセレブもターゲットに!?

このリゾート、敷地内には3つのレジャープールがあり、ゲストはどこで泳いでもよいのだそうです。パトンまでは10時から22時まで2時間おきに無料シャトルが運行していて、ジャンシロンとシーパールビーチで停車・巡回。渋滞にはまらなければ約10分。ですが私は帰宅渋滞に巻き込まれ30分ほどかかりましたっけ。そうそう、敷地内にはヘリポートもありまして、空港からプライベートアクセスも可能なんですと。ちなみに今までヘリコプターが飛んできたことは1度だけ、らしいです。

広大な敷地内は勾配があるので電気ではなくガソリンカートが必要なほどですが、居住エリアはふんだんにグリーンと噴水や水路でデコレーションされ、それがうまい目隠しになってプライバシーを守っています。酔っぱらって水路に落ちたり、隙間に足を挟まないようくれぐれも注意が必要ですけれど。テラスのジャクージから眺めるパトンの街並みと、その向こうのアンダマン海。夜には怖いくらい静かで、きらめくネオンがロマンティック。パトン中心部からほんの少し離れただけで別世界の趣のこのシーパールヴィラズ&スパリゾート、ぜひ一度滞在してみてください。

マイフェイバリットホテル

津波で大きなダメージを受けた後、良くも悪くもそれを機会に大々的なお色直しが行われたパトンエリア。目立つのは格安のゲストハウスがデザイン系に転んでブティックホテルにヘンシ〜ン、というパターンでしょうか。その一方で、老舗の域に入りながらもいまだ根強い人気を保っているのが、ダイヤモンド クリフ リゾート & スパです。急傾斜の敷地を上へ上へと拓いていき、最深部には贅沢なヴィラが点在するこのリゾート。カートが巡回しているとはいえ、足腰の弱い人にはやや骨が折れる立地ですが、昔から日本人の老若男女、家族連れに絶大な支持を受けています。

その理由は常に複数の日本人スタッフが常駐していること、日本語による案内が細かく徹底していること、そして日本の流行や日本人の嗜好を研究しつくした改装はもとより、客室の機器設備・アメニティなどの変更を臨機応変かつ躊躇なく行う決断力にあるように思います。確かにプールやレストランは年季が入ってきましたが、隅々まで清掃が行き届いているし、フードメニューもツボを心得ています。スパにはかつて私の専属といえるほど素晴らしいテクニックのテラピストがいたのですが、このほど楽しみにたずねたところ離職しておりました。いや、たっぷり腰痛持ちのカラダを手入れしていただき満足しましたが、かえずがえすも残念でなりません!

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花鳥風月

花鳥風月 タイのLCCがすごいことになってるゾ!

バンコク滞在中にLCC絡みの興味深いニュースを聞きました。ひとつは日本の旅行代理店がバンコクまでの片道航空券を4,800円で発売するというもの。燃油サーチャージや機内での食事は別途ということですが、タイのチャーター便専門のLCCビジネスエアを利用するそうです。期間は3月15日?5月8日までで毎日100席限定。すでにかなり予約が入っている様子です。あなたは乗ってみたいですか!?

昨年末に民間航空局(DCA)の事業認可を受けたばかりのPCエアは、30人のCAのうち3名をニューハーフ枠として募集。何と100倍の競争率を勝ち抜いた「長身美人」が採用されたそうです。ひとりはニューハーフ美人コンテストでも優勝した強者で、見た目はカンペキにあでやかな女性。名札にニューハーフであることを記入して勤務するらしいですが、DCAも「仕事の必要条件を満たしていれば意義はない」と太っ腹。さすがタイ!?

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