サンティアゴはチリの世界遺産をめぐるのには格好の位置にあります。北西約103kmのバルパライソは、マゼランの航海時代から貿易港として栄えた港町。丘の上からはその歴史的な街並みを一望できます。謎のモアイで知られるイースター島は、サンティアゴから飛行機で約5時間。国立公園など見どころがたくさんあります。他にはかつて銅鉱山として栄え、現在は無人になっているスウェルの鉱山都市や、チロエ島にある木造の教会群などがあります。時間に制約がある人は現地ツアーへの参加をおすすめします。
宗主国スペインの影響を大きく受けているチリの料理は、肉食がメイン。中でもアサードと呼ばれる炭焼きバーベキューは、みんな大好き。タレはトマト、タマネギ、唐辛子などでつくるピリ辛のペプレです。また中に各種の具を詰めて焼くエンパナーダもお袋の味で、様々なフィリングがあります。魚介類ではムール貝、ホタテ貝、ホッキ貝などの貝類が好まれ、ソーセージや鶏肉、ダンゴ状にしたジャガイモなどと一種に煮込んだクラントは南部の伝統料理です。飲み物はやっぱりワイン。ピスコと呼ばれるブドウのリキュールも有名です。
有名レストランや高級ホテルが点在するエリアに建つ1軒で、近代的なツインビルがそのクラスを如実に物語っています。贅沢なまでの空間と装飾、そしてオリジナルの家具や調度品は、Wのコンセプトとしてはかなりマチュアなイメージ。市街を一望できるインフィニティプールやおなじみのWooバーなど、ビジネスにもレジャーにも申し分のない滞在を提供してくれます。
瀟洒な邸宅を思わせる外観が印象的な、客室数31の文字通りのブティックホテルです。客室はサンジェルマンデプレ界隈にありそうな、小粋なフレンチスタイルで、いずれもテラスかバルコニー付き。すべてのスタッフがいつでも用命を承るパーソナルサービスをモットーにしているため、コンシェルジュやバトラーのような堅苦しさが苦手な人でも、気軽に何でもリクエストできます。
森林公園を望む静かな場所であり、観光はもちろん伝統から最新カルチャーまでサンティアゴの今を体感できる絶好のロケーションに建つホテルです。1927年築の邸宅を改装した館内は、気品と芸術的エッセンスが巧みに融合した内装。中庭を一望するダイニングや秘密めいたプールなど、隠れ家風ムードも満載。女性のひとり旅にもおすすめの1軒です。
屋上のドーム型ルーフが目印の重厚感漂うレンガ色の建物。クラシックな英国スタイルの館内はどこまでもゴージャスで、リッツが自負するおもてなしの心が隅々まで行き届いています。客室は機器・備品からアメニティまで徹底的に吟味され、居心地も使い勝手も申し分なし。よりハイクラスのサービスを望むなら、思い切ってクラブフロアをチョイスしてみては?
地下鉄駅にも近い下町に位置し、世界遺産に登録されたバルパライソの街並みの散策にはうってつけ。トタンや木、石材を駆使した独特のデザインで、館内はいたるところに不思議な空間や意味のわからない装飾が施されていて興味津々。とはいえ客室は明るく清潔なのでご安心を。市街から港まで見渡せる屋上テラスは、終日ゲストで賑わう人気のくつろぎスポットです。
バルパライソを愛したジェノヴァ商人によって1907年に造られたイタリアンスタイルの邸宅を、2011年に改装したホテルです。古いレンガ積みの外観同様、館内も当時の雰囲気をなるべく残そうと、モダンながらもどこかレトロなムードのインテリアを採用。手頃な料金設定で、老若男女誰もが気取ることなく快適に過ごせるのが魅力の1軒です。