サヌールに登場したゴージャスな隠れ家
90年代から始まったバリのリゾート開発は今なお続いており、南部リゾートエリアも徐々に拡大。それに伴い新しいホテルも続々誕生しています。これは同時にバリらしい景観が次第に消失していくことを意味し、それを嘆くバリ愛好家も少なくありません。そんな状況において、比較的昔ながらの風情を保ち続けているのが、バリで初めてリゾート開発されたサヌールです。
老舗が根強い人気を誇るサヌールに、最高級クラスのリゾートを造り上げたのがリージェント。家が建ち並ぶ細い路地を抜けると堂々たるエントランスが突然出現。想像の上を行く壮大な建物に誰もがアゼンとしそうです。重厚で厳かな空気が流れる吹き抜けのロビー、暗がりの向こうに見える波頭と演出効果も抜群。滞在への期待がどんどん高まります。
客室はすべてスイート仕様。最低限でも90平米という驚きの広さです。つややかな木のフローリングとワイドかつローライズの家具。調度品は限りなく少なく、でも個性的に。強い印象を残すのは室内だけではありません。全室に小さなホテルルームなら丸ごと入りそうな、オープンエアのリビングテラスが付帯。手仕事で造られたという木彫りの扉の美しさは目を見張るほどです。
日本のホテルにヒントを得たというルームサービス専用のボックスや、ダブルシンク、ロマンティックな据え置き型バスタブなど、とにかくすべてがラグジュアリー。インフィニティプール、スパ、レストランと施設も申し分なく優雅です。これまでのリゾートとも流行のスタイルとも異なる、独自の世界を提供してくれるリージェントバリ。誰もが魅了される1軒です。
「海」のアヤナとコラボする「森」の休日
高いホスピタリティと日本人のツボを押さえたサービスで、高い評価を得ているアヤナ リゾート&スパの広大な敷地の中に、姉妹リゾートがオープンしました。「森」を意味するリンバの名の通り、菜園や果樹園もつくられた豊かなグリーンの中に客室ビルとプールを配置。アヤナとは全く異なるコンセプトでゲストを迎えています。
客室は4カテゴリーで、ジンバランの海や木々の茂るヒルサイドと、いずれも豊かな大自然の景観が望めるロケーション。また家族連れには客室から直接プールに飛び込むことのできるプールアクセスルームも人気です。インテリアは現代的なバリのイメージでまとめられ、目にも体にも優しい色合いや素材を採用。明るく使い勝手のよいバスルームも快適な滞在のための重要なポイントです。
飲食施設もまたアヤナとはひと味違った個性を持っており、レストランもバーもオリジナルメニューが充実。ちなみに敷地内で栽培された野菜や果物もダイニングに運ばれ、ゲストの舌を楽しませてくれます。滞在中はアヤナの各施設も自由に使えるのがリンバのゲストの特典。特にうれしいのが大人気のロックバーに優先的に入店できること。これは出かけないわけにはいきません。
スパも同様にアヤナのものを利用できますが、リンバにも素晴らしい眺めが広がるルーフトップに、テルム・マラン・バリがプロデュースするトリートメントルームがあります。予約マストのアヤナのスパに比べ、こちらはまだ隠れ家的存在。とはいえ認知度は急上昇中ですから、夢のようなヒーリングタイムを味わいたいなら、早めの予約を忘れずに!
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