レイクルイーズは、四季折々はもちろんのこと、眺める時間や場所によってさまざまな表情を見せてくれる神秘的な湖。カヌーで水上から、ホワイトホーン山に登るゴンドラからと、まさしく絵画のようなその景観を心行くまで味わってみてください。
開業1890年、鉄道で旅をする富裕層のために造られたというこのホテルは、澄み渡った青空と、どこまでも深いエメラルドグリーンのレイクルイーズを眼前にそびえる白亜のシャトー。シャンデリアがきらめく吹き抜けのロビーでは、今なお往年の華やかさを感じ取ることができます。庭園、ラウンジ、ダイニングと、ゲストは館内のいたるところから、その最高の景観を楽しめるようになっていますが、最も贅沢なのはレイクビューの客室からの眺め。湖が朝焼けに染まっていく早朝、太陽の光を集める日中、そしてサンセットと、刻々と変わっていく表情はひとときも目を離せなくなるほど感動的。まさしく「自分だけの」レイクルイーズが堪能できるのです。
夏期なら湖へのピクニックやカヌー、乗馬、ハイキング、トレッキング、冬期ならプライベートスキーエリアでのレッスンや、凍結した湖面でのスケートなど、チャレンジしてみたいアクティビティがたくさんありますが、デラックスホテルの醍醐味と言えば、非日常の世界を存分に味合わせてくれる館内施設やダイニング。チーズフォンデュで有名な「ウォリシャー・スチューブ」、レイクルイーズを発見した鉄道観測隊員の名を冠した「トム・ウィルソン・ダイニングルーム」は、新鮮なカナダ料理が自慢。 24時間営業のデリもあるので、客室でのんびり食事したい人にも便利です。「エスケープ・スパ&サロン」も、お願いすれば客室での施術も可能とか。終日部屋にこもっていても、申し分のないラグジュアリーな時間が過ごせるホテルなのです。
レイクルイーズまでは歩いて10分弱。あまりにも開放的な前庭の向こうに見えるレンガの建物は1920 年代のもの。誰もが写真を撮りたくなる伝統的なロッジで、ロビーにある大きな暖炉には1年中火が入れられ、ここを訪れ、また去っていくゲストたちを見守っています。客室は快適に改装されており、どのカテゴリーを選んでもほっとくつろげる空間が用意されていますが、カナディアンロッキーの雄大な姿を目の当たりにできるヘリテージルームがおすすめです。
室内を暖めてくれるのは昔ながらのラジエーター、テレビも置かないという、古き良き時代の雰囲気を大切にしています。とはいえインターネット環境は整備されているし、地下のゲームルームにはテレビもありますので、ご心配なく。ところでこのロッジに泊まるなら、水着を必ず持参してください。屋上にあるホットタブは、昼はビクトリア氷河、夜は満天の星空が眺められる大人気の施設。1日の疲れを癒し、ゲスト同士の交流にも一役買ってくれるスペシャルスポットです。
比較的新しいリゾートで、まるでロッキーマウンテンに抱かれるように点在するハンドクラフトのログキャビンは、ロマンティックな時間を過ごしたいカップル、めいっぱいアクティビティで楽しみたい家族連れ、どうしても離れたくないペットもお供に・・・と、どんなゲストでも望む通りの環境を提供してくれます。
心身をくつろがせてくれる木のぬくもり、暖炉、気持ちのよいベッドリネンや羽根布団。広々としたバスルームにはアヴェダのアメニティが置かれ、さりげない高級感を演出しています。そうそう、かわいらしいウエルカムギフトも、長旅を経て到着したゲストを喜ばせてくれるでしょう。テレビや電話はありませんが、きっとそんな「文明の機器」など必要ないほど、魅力的なマウンテンライフが送れるはずです。こぢんまりとしたリゾートだけに、もてなしもアットホーム。毎日午後にはオーナー主催の歓迎会が催されますので、時間を見つけて顔を出してみてください。
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