オープンしてまだ間もないながら、ニューヨークハイソサエティのサロン的存在となっているホテルです。設計は都市計画家としても高名なクリスチャン・ド・ポルザンパルク。ホテルデザインの新時代を思わせるエントランスからロビーエリアの意匠は特に洗練を極め、訪れる人の感嘆を誘います。
客室はアースカラーを基調とした、気品と安らぎに満ちた空間。最低でも44平米と、マンハッタンでも最大級の広さを誇ります。また半数近くがスイート仕様と、贅沢な滞在を求めるゲストのニーズもしっかり把握。ダイニングやプール等のリラクゼーション施設にも、想像の上を行くゴージャスな工夫が……。大枚をはたいても惜しくない、極上の滞在を約束してくれる1軒です。
前身であるザ・セタイの頃から、特にファッション関係者の利用が多いことで知られていたトレンディスポットがここ。エントランスが5番街にあるのは、出入りするゲストの華やかさを見せつけるため……などという伝説があるのもそのせいでしょうか。館内は驚くほど「モノ」がなく、クールで整然としたイメージ。その分、さりげなく飾られたコンテンポラリーアートが強烈なインパクトを与え、独特のムードを醸し出しています。
客室は、まさしく上質のお手本のような内装。重厚感のあるウオールナットの家具類、うっとりするような手触りのファブリック。淡い色合いのカーペットにはシミ一つみあたりません。滞在中はぜひドレスアップしてバーへ。それだけの価値がある時間が必ず過ごせます。
世界的著名アーティストが根城にしていたバッキンガム ホテルを全面改装。生まれ変わって2013年に再デビューしたばかりのクイン。早くも旅行誌の2014年度ニューヨークベストホテルトップ10に選出されるなど、実力も話題も上々のスタートとなりました。
デザインは、かつての常連芸術家たちに敬意を払い、彼らが愛した雰囲気を極力残すべく徹底的にこだわったのだそう。よってシンプルだけどリッチ、新しいけれど懐かしい、そんな相反する印象を受けるのも計算のうち。過ごすほどに居心地の良さが増し、部屋に戻ると心からくつろげる客室は、都会の中の隠れ家のよう。200室を超えるとは思えない静けさや、きめ細かなパーソナルサービスも、多くのピリーターを獲得している理由です。
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