今こそ行きたい! 独自文化が残る「キューバ」の魅力とおすすめホテル6選
「地球上で最も美しい島」とコロンブスが感嘆の声をあげたキューバは本島を含め、1600余りの小島や岩礁からなるカリブ海で最も大きな島国です。1959年の革命戦争後はアメリカの経済制裁により、国家運営がとても厳しい時代がありました。そのため古い建物を壊すことなく今も残っていたり、街中を走る車は50年前以上のアメリカ車だったり、まるで時が止まったままのような景色が広がっています。2015年7月にはアメリカと国交を回復。経済の活性化に伴い、今ある風景は間もなく変わっていくのかもしれません。だからキューバに行くなら今がおすすめ!エメラルドグリーンの海と輝く太陽、美しいコロニアル建築、ノリのいいラテン音楽、美味なラム酒を楽しむため、さっそく出かけてみませんか。
ハバナ
時が止まったかのような、人を引き付ける魅惑の街並み
首都ハバナは世界遺産に指定された旧市街と、革命広場がある新市街を中心に発展してきました。特に旧市街は、コロニアル建築が残る大通りを50年以上前のアメリカ車が颯爽と走る風景が人気です。新市街にはゲバラやヘミングウェイゆかりの場所が今も残り、世界中から多くのファンが訪れています。
どこを歩いても聞こえてくる陽気なカリブの音楽
ギター・太鼓・マラカスのリズムからソンが生まれ、やがてルンバやサルサが誕生しました。ライブハウスやキャバレーではハイレベルなショーが楽しめるとあって人気です。夏には打ち上げ花火を合図に、カロッサと踊りのパレードがスタート。不定期な事も多いため、出かける前に必ずチェックを。
マニア垂涎の名車が往来!キューバはクラシックカー天国
2013年まで自動車の輸入規制を行っていたキューバ。そのため新車の入手は困難で、各家庭では古い車を修理しながら代々受け継いできました。そのため1950年代に製造された車が今も現役で活躍!街中をマニア垂涎のクラシックカーが当たり前のように走り、駐車場はさながら名車展覧会のようです。
ハバナ(Havana)のおすすめホテル
新市街から南西へ約6km、メトロポリタン公園とリオ・アルメンデアズ川近くに位置し、喧騒を忘れて過ごすにはピッタリのロケーションです。
オレンジ色の壁やカラフルなカーテン、大きなアーチ型の窓など、明るいカリビアンスタイルのインテリアで、ゲストを迎えています。また、客室のタイプで異なるもののテラスまたはバルコニーを完備していて、熱帯が育む原始の大自然やカリブブルーの大空を見渡し寛ぐことができます。
大きなプールやテニスコートをはじめ、フィットネスルームやスパなどの付帯施設も充実しています。赤のテーブルクロスが目に映える広いダイニングは、熱帯の植物を眺めながら食事が楽しめるテラス席が人気です。朝食は新鮮な南国フルーツがたっぷり用意されているビュッフェをどうそ。
一泊一室 17,400〜円(税・サ込)
バラデロ(Varadero)
キューバで最も人気のビーチリゾート地
大西洋に面した約28キロメートルの白砂ビーチで知られる、キューバ随一のリゾート地です。アメリカ影響下の時代は、アメリカの富裕層の別荘地でした。しかし、キューバ革命後、アメリカ人が一斉に去ったことで状況は一変。ビーチ周辺を整備したり、高級リゾートホテルを建設したりして、一般観光客向けに開放。一躍人気のビーチとなりました。バラデロのホテルは、カリブ海リゾートが発祥の料金体系「オールインクルーシブ」を採用しています。これは食事やアクティビティ代が宿泊代に含まれる料金体系のことで、何かする度に財布を出す手間がなく便利です。太陽が出ている時間はマリンアクティビティを、夜は陽気に音楽やダンスを楽しむ…そんなバラデロ流リゾートを満喫してみませんか。
バラデロ(Varadero)のおすすめホテル
カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa Maria)
手つかずの自然が残るクリアビーチが魅力
キューバほぼ中央部、ビジャ・クララ州沖にある群島です。キューバ本島とは約48キロメートル離れています。カヨ・サンタ・マリアへ向かう公共交通機関は今もなく、島へ渡るためにはハバナなどの都市からツアーに申し込むのが一般的です。そしてもう一つ、カヨ・サンタ・マリアを結ぶ約50キロメートルに及ぶ長い橋(有料)を、レンタカーやレンタバイクでドライブして渡る方法があります。空と海の境目が分からないブルーの世界の体感は、一生の思い出となることでしょう。島内はリゾート化が進行しつつも、手付かずの自然が多いのも特徴。とかいえ、ホテルやレストランはしっかりあるので安心です。日本人観光客に遭遇する機会が少なく、非日常を楽しみたい方にぴったりのリゾートといえます。
カヨ・サンタ・マリア(Cayo Santa Maria)のおすすめホテル
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