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ミスターMのおいしい旅の話「次の旅はここへ行け!」
Vol.
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初夏スペシャル対談:2016年日本人はどこへ行く!?(後編)

ミスターMのおいしい旅の話 初夏スペシャル対談:2016年日本人はどこへ行く!?(後編)

前回は、私が注目している「これからのデスティネーション」を紹介しました。しかしながらキューバはともかく、ボツワナやアイスランドは「かなりマニアックなセレクション」(byマダムヨーコ)のようですな(笑)。今回は引き続き、人気の渡航先を含めた海外旅行の今について、マダムとともに考察していきます。

東南アジアの絶対的王者バンコクが返り咲く

ミスター2015年の爆弾騒ぎでどうなることかと思ったバンコクだけど、観光に関しては幸いなことに復調しているようだね。おいしい、安い、気楽、エキゾチックなのに大都会と全方位的に魅力的。日本人には老若男女問わずに安定した人気があるね。

マダムスパ価格の下落も見逃せませんわ。高級ホテルは相変わらず東京価格ですけど、町スパは競合がエグすぎて(笑)、どんどんお得なパッケージが出ています。予約なしでもOKな大箱系、プチ整形カモン系など特色もいろいろ。プチ整形なんて、ソウルよりぐっとお手頃&お手軽なんですのよ。

ミスターバンコクはメディカルツーリズムに気合いを入れている都市だからね。テクニックやアフターケアも万全だよ。私のかかりつけの病院も、いや、プチ整形じゃないよ(笑)、高級ホテルそのものの豪華さ。通訳は10カ国語以上に対応しているし、ゲストにマンツーマンでスタッフが付き添う。食事はレストランからルームサービスで病室に届くんだ。

新たなブームになりつつあるメディカルツーリズム

マダムわたくしもバンコクの有名病院で人間ドックに入ってみたんですけれど、確かにミスターのおっしゃる通りでした。予約から問診、カルテまですべて通訳が付き添い、日本語で対応してくれるんですのよ。状態に応じて「この検査は必要ない」と対応も良心的。データはCDに落としてくれるし、検診後の指導もきめ細かでしたわ。

ミスターメディカルツーリズムは新たな潮流だね。日本でも有名病院が、中東や中国の富裕層をターゲットに、検査入院のための病院づくりをしている。おかげで料金が跳ね上がって、我々日本人は大迷惑だけどね(笑)。

マダムそういえば、タイとチェンマイを結ぶ新幹線の計画はどうなったんですの?

ミスター一応、日本の新幹線を導入することに決まったらしいけれど、資金調達や運営、中国との競り合いなどの問題が山積みで、いい話は聞かないなあ。当初の目標である2018年開通は難しいと思うよ。でも、完成すればバンコク・チェンマイ間は3時間半強。旅行トラフィックは大きく変わるね。

インフラが整い発展を続けるシェムリアップ

マダムそれを見越してか、チェンマイやメーホーソーン、ゴールデントライアングル方面でも、アナンタラブランドを始め、大小さまざまな高級ホテルが増殖している…と前におっしゃっていましたね。余波はカンボジアやベトナムまで広がっているんですの?

ミスターシェムリアップの発展はスゴイよ。以前は空港からのメインストリートにほとんどのホテルが建っていたんだけど、最近はアナンタラのように変なところに居を構えるホテルが増えてきた。といっても狭い町。トゥクトゥクで移動する分にはまったく問題ないけどね。アナンタラは富豪所有のローカルホテルを改装した素敵なホテルだったな。

マダムシェムリアップといえば、ツアーユース御用達大箱ホテルのイメージが強いのですが、ブティック系も増えているんですのね。マネジメント変更も盛んですし。以前「マダム好みだよ」とすすめられたドゥラペも、パークハイアットにテイクオーバーされてしまいました。

ミスターそうそう。超お高くなっちゃって(笑)。ま、あのブラック&ホワイトの世界観は健在だから安心していいかもね。市内にもオシャレなレストランがどっと増えたねえ。インターナショナルクラスのゴルフ場もあるし。インフラがどんどん整ってきた。仁川からいち早くダイレクトフライトを飛ばした韓国が、その勢いを牽引している感じだね。日本からはハノイかホーチミン、バンコク経由。ビジネス需要は確実にあるから、どの路線も混んでいる。

ハワイの島々ではホテル料金が急騰中

マダムテイクオーバーといえば、ホテル勢力図が激変したのがオアフ島ですわね。

ミスターオアフ島はもう何年も行ってないなあ。なんと時間の経つのが早いことか(笑)。シェラトンがインフィニティプールをつくったとか、マネジメント変更がガンガンあって、ブティック風ホテルが台頭してきたとか、いろいろウワサは聞いているけれど、今の雰囲気はどうなんだろう。やっぱり中国人だらけなのかな。

マダムその通り(笑)。ビーチウオークの開発が終わってから、物価は上がりっぱなしです。アラモアナSSもDFSも拡大しましたしね。ホテルはマネジメントが変わったとしても、いわゆる「年増女の厚化粧」状態。内装は今風だけど、ハードは変わってません。シェラトンのインフィニティプールは、写真の訴求力が素晴らしい、と申しておきましょう(笑)。

ミスター 911の後はメインランドからのゲストが減り、リーマンショックでだめ押し。恐ろしいほどのリストラが行われたと聞いたけど、今は少し持ち直しているらしい。救世主は、やはり中国人なんだろうね。同時に老舗名門がインターナショナル系にテイクオーバーされて、ふんだんにお金をかけてリニューアル。それでガーンと値段が上がっちゃったのかも。

マダムかつては、オアフ島が高いから他の島で手頃に5つ星ホテルに…という滞在スタイルだったのに、もはや他島のラグジュアリークラスの方が高いですものね。1泊10万円なんてホテルもザラ。さすがに気軽には泊まれません。

お勤め人には厳しい海外旅行の現実

ミスター私の知人はそれで音を上げて、ついに国内旅行派に転向してしまったよ。毎年バカンスでカウアイ島の5つ星ホテルに泊まってたんだけど、どんどん料金が上がってきた。それでよく考えたら、そのホテル1泊分で、国内線航空券と3日間のホテル料金がまかなえちゃうんだって(笑)。

マダム決まった時期にしか休みが取れない人はお財布が大変です。だから、最初に行って「よかった」と思うと、繰り返して行くようになるのかしら。しかも毎回同じホテルに泊まるだけじゃなくて、同じところで買物をして、同じレストランで食事をして…という。

ミスターみんな失敗したくないんだね。年に1、2度しか海外に行かないから、パーフェクトにしたい。だからこだわるし、安心もしたい。リスクを回避したいから、同じことを繰り返すのかもしれないね。しかもホテルもとにかく安いところで節約したりして。

マダムこだわりというか、日本人は「こうでなくては」という思い込みと現状がマッチすることが大事なんでしょう。2人ならツインベッドじゃなきゃダメ、家族だとコネクティングルームじゃなきゃダメ、バスタブがなきゃダメ、朝食がついてなきゃダメ、リゾートならオーシャンビューじゃなきゃダメ…みたいな。

ほんの少しの冒険心が海外旅行を進化させる!

ミスターもっと冒険して欲しいなあ。世界は広いし、同じ場所でもいろいろなホテルがあるし、楽しみ方がある。時代が変わっているんだから、自分の思考も少しはバージョンアップした方がいい。経験や知識もぐっと広がるよ。

マダム常連になるのは楽しいけれど、毎回同じことしかしないのでは、海外まで行くかいがないような気がします。

ミスターもう少し海外旅行の頻度が上がると、考え方も進化してくるかもね。いや、決して無理な話じゃない。LCCが登場してサーチャージもほぼなくなり、これほど飛行機代が安い時代はないんだよ。円が弱くなったとはいえ、総旅行費に占める飛行機代はそうとう下落している。その分をホテル代に回さない手はないと思うんだ。

マダムですわよねえ~。海外旅行の段取りの中で、ホテル選びほどワクワクする作業はありませんもの!

ミスター同じデスティネーションに戻ってくるのなら、滞在中に「次はどこに泊まろうか」と、散歩がてら気になるホテルをチェックしてみるといいね。ロケーションや移動時の便利さ、距離が実感としてわかる。でも、まあ年を取って、いろいろなことが厄介になってきたら、私も思い込みリピート派になるかもしれないけれどね(笑)。

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