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海外旅行あるある
みなさま、あっという間に2月も間近ですが、改めて2013年明けましておめでとうございます。本年もマダムヨーコをどうぞごひいきに。さてマダムの年越しはというと、恒例だったカニとの闘いは下火になり、近年はスウィーツ冬の陣が勃発中でございます。今回も「無理では……」という量の甘モノに囲まれ、お餅がなくてもケーキでね、というアントワネットばりの休日を過ごしました。どうせ、肉になるのは同じですものねっ。オホホホ!
旅先でこんなことないですか? <準備編>
すでにお正月気分は山の彼方ではありましょうが、このサロンは新年初回ということで、お気楽企画でお届けいたします。題して「海外旅行あるある」。なぜか知らねど海外に行くと遭遇する、あんなことやこんなことをピックアップしてみましたわよ~。
<準備編>
・航空券やホテルの予約手配をした後に、お得なプランが出る。
→あれだけ検討したのに……クヤシイッ!
・スーツケースがスカスカだと心配で、つい余計な服や下着を追加してしまう。
→結局着ないし荷物なだけなのに。
・必要ないと思って削除したアイテムに限って「あれがあれば!」な状態が発生する。
→気候の読めない国への旅はバクチ気味。
<空港・機内編>
・現地へのお土産はさんざん迷って「東京ばな奈」。
→ところがどっこい、いちばん評判がいいのもこのお菓子!
・搭乗したら食事が出るのに空港でがっつり食べてしまう。
→もちろん機内でもがっつり食べます。
・自分のシートの前で「ミート」が終了~。
→食べたかった……。
・誰かが免税を買うと、続けざまに購入者が現れ大混乱。
→オバサマ率高し。お土産屋でもこういう光景見ます。
・獅子舞のように上半身を左右に振って寝ている人がいる。
→ハラハラします。
・他人のやっている「上海」が気になる。
→あっ、全部そろった!
・クライマックス直前で映画の上映が終わる。
→盛り上がった涙の行き場がありません。
<ホテル編>
・予約の名前や性別が間違っているのはザラ。
→日本人の名前は難しいのねえ。
・ドアに貼ってある避難路図で自分の部屋のグレード確認。
→くっ、隣の方が広い……。
・読もうと思って持ってきた本はずっとベッドサイドに積んだまま。
→めんどくさい本ほど読みません。
・朝食付きなのに食べられないとすごく損をした気がする。
→たいしたメニューでもないのですが。
・「Do not distub」のサインを外し忘れ、帰ってきたら部屋が散らかったまま。
→でも、自分が悪いからと我慢しちゃうけなげな日本人。
・必ず部屋のどこかに不具合が見つかる。
→リモコン、シャワー、窓、照明。入室時に見逃しがち。
・シャワーの切り替えがわからなくて頭から水をかぶる。
→おしゃれホテルほどスイッチ系のトラップ多し。
・キングサイズのベッドなのに端の方で
→何だか落ち着かなくて。
・部屋を出る時は入念に片付けをしてしまう。
→ベッドもキチーン。几帳面な日本人ならでは。
<旅先編1>
・タクシーに乗る時は前のめり。
→メーター確認中、をアピール。
・いちばん使う英単語が「Sorry」。
→「すみませ~ん」の感覚で連発。ああ。
・小銭をうまく使えず、すぐお札で支払ってしまう。
→おかげでお財布はパンパン&重い。
・レストランに入る勇気がなくて、なかなか食事にありつけない。
→気がつくと結構な距離を歩いています。
・ナンパしてくるのはみんなオヤジ。
→なんて日だ!
・お茶しながら話すのは結局友人の噂話。
→ここは渋谷か!
・意味不明の写真データが大量にある。
→その時はきっと何かにこだわっていたはず。
・旅行客なのに道をたずねられる。
→不思議ですね。ガイド本や地図を持っているから、あえて?
<旅先編2>
・何よりも時間と手間がかかるのがお土産選び。
→もうやめたい……。
・どこでもマイペースの欧米人がうらやましい。
→Tシャツとビルケンで押し通せる勇気に乾杯。
・旅先で買った服はタンスの肥やしになりやすい。
→色、柄、デザイン、すべてが舞い上がっていますから。
・「ダイソー」を見つけると安心する。
→思わず買ってみたりも。
・イナカの子どもに「命!」を見せられる。
→今どき&誰がこういうことを教えるのか。
いかがでしたか、「それ、あるある~」と笑っていただけたでしょうか。次回からは、またマダム旅のご報告はじめ、「旅っていいですわよ!」なお話をどんどんお届けしてまいりますわね。それでは、みなさまの2013年が、ご健康とご幸福に恵まれた1年になりますように。また来月。Ciao!
年末にご挨拶のお便りをくださったH.Y様。「妻に『旅行中毒ね!』と言われた意味を感じています。でも! 旅行大好き! 旅行を考えない人生はクリームの入っていないコーヒーみたい」。わたくしもまったく同意見でございます。たとえ家族や友人に「また行くの~?」とあきれられても、行くんです。だって旅行が大好きだから! H.Y様また、いつでもお便りくださいませ。ずっとお待ちしております。
常連スカーレット様は年末年始をロンドン、しかも人生初のホステルにて過ごされたそうです。「今の時代はホステルに泊まっても、みんなラウンジで出会った見知らぬ旅行者とは話をしないのですね。パソコンやスマホがありますので、いつでも本国の友人と繋がることができますから、異国の地でも話し相手には不自由しないのでしょう。私にはちょっと風情がないように感じられますけれど」。そ~なんですのね~。目の前の人よりも、端末でのやりとりの方が優先される世の中……。わたくしもいまだに慣れませんのよ~。
こちらも常連の花の精様は、台湾へ。「3日目が曇りで後は全部雨。しかも私達が行っている間中寒い! 前日は半袖でもOKだったらしいし、帰国した翌日からまた暖かくなっていました。しかも快晴だって」。そうそう、台湾のこの時期は意外と寒暖の差が激しく、ダウンを着ている地元の人も多いんですよね(でも足元は裸足でサンダルってのがナゾ!)。迪化街、夜市、九フン、マッサージとめいっぱい楽しまれたようで何よりです。わたくしも年明けすぐに、またしても台湾に行ってきました。今回は台南遠征。そのご報告は追っていたしますわね。お楽しみに!
「I am not familiar with this area.」
「ここのことはよくわからないので」という意味のフレーズ。旅先で道をたずねられたら、こう答えることで地元の人間ではないことをわかってもらえます。もしガイドブックや地図を持っているのなら、先のフレーズを伝えた後で、一緒に見ながら手助けしてあげるのもいいですね。
どんな失敗も後で笑えれば儲けもの
旅先での失敗やトラブルは恥ずかしがってなかったことにするよりも、進んで笑い話にした方が教訓にも思い出にもなります……よね?