グランド ホテル バリオーニ
貴族カッレーガ・ベルトリーニ家の時の君主の命によって、1903年にバリオーニ家が創業した由緒あるホテルです。建物は1800年代に建てられた君主の邸宅を利用したもの。改築の際、外観を変えてはならぬと厳命されたとかで、今でも一目でその歴史を感じることができます。客室は今や希少になりつつあるイタリアン・クラシックの優雅な内装。重厚な木製家具はすべてオーダーメイドの貴重品で、バスタブのしつらえも渋さバツグンです。大規模ホテルが少ないフィレンツェではトップクラスの客室数を有し、2つのレストランと3つのバーなどダイニングも充実。ひとり旅や初訪問でも気後れせずに滞在できる1軒です。
C ホテルズ アンバシアトリ
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とエアポートバス停留所の双方が目の前と、フィレンツェを起点にトスカーナ各地を周遊するには最高のロケーションに建つホテルです。ロビーに足を踏み入れると、そこは息をのむような美麗空間。フロアのモザイク、ステンレススティールやガラスを駆使したシャープかつ浮遊感のあるデコレーション、なのに不思議と漂うクラシックなムードなど、ファッション都市フィレンツェの神髄が凝縮されているかのよう。客室はノーブルなモダンアールデコスタイル。モノトーンの色調がテキスタイルの美しさを際立たせています。ドゥオーモの素晴らしい夜景が眺望できる部屋がおすすめです。
Hotel Cerretani Firenze - MGallery Collection
ホテル チェッレターニ フィレンツェ - M ギャラリー コレクション
ドゥオーモに続くチェレッターニ通り沿いに建つ、300年以上も前に建てられた宮殿を利用したホテル。来春に大改装終了の予定で、館内はより洗練されたヨーロピアンスタイルに生まれ変わります。客室は比較的ゆとりがあり、全室バスタブ付き。ストリートサイドの部屋は騒音が気になるところですが、防音完備かつ周辺にはショップなどはほとんどないため、思った以上に静かな時間が過ごせます。さてこのホテルでは1786年から続く伝統的な絹織物工房の見学ツアーも行っており、ショップでは美しいシルク製品も販売。ワイナリー訪問だけでなく、ビスポークに興味のある人にはたまらないイベントになりそうです。