プラナ リゾート ナンダナ
タイ・スピリットを個性的なデザインでアピール
しゃれたカフェやレストラン、そして大小さまざまなリゾートがオーシャンフロントに建ち並ぶボプットビーチは、サムイ島の中でも開発スピードの速さでは1、2を争うエリアです。2013年にプラナリゾート&スパからリブランドしたプラナ ビーチ ヴィラもその中の1軒。そして2015年、先のヴィラの向かいに姉妹リゾートとしてプラナ リゾート ナンダラがオープンしました。ビーチヴィラも独創的なタイスタイルでしたが、プラナ リゾート ナンダラはさらにその個性を極め、ビルディングタイプでありながらジャングルの中にたたずむカバナのような摩訶不思議な世界観をアピールしています。
竹、木、素焼きレンガ、麻、チークといったタイでおなじみの素材を大胆にアレンジしたデザインは、客室にも独特なムードをプラス。目にも肌にも優しい空間で、実際のサイズよりはるかにゆったりとしているように感じます。ダイニングのいちばん人気は、パノラミックな景観が楽しめるルーフトップのバー&レストラン。他にもワインバーやプールサイドバーなど、大人がゆっくりとお酒を楽しめるスペースがたくさん。ウオークインのゲストも多く、周辺のホットスポットにもなっています。スパも開放感たっぷりでメニューも豊富。ホテルスパとしてはお得なパッケージも見逃せません。
OZO チャウエン サムイ
気ままなリゾートライフをパーフェクトサポート
サムイ島の中心エリアとなるチャウエンの南側で過ごすなら、小さなショップがずらりと並ぶビーチロード沿いの散策も楽しいのですが、夕刻に浜辺をゆっくり歩いてみましょう。このあたりは個性的なブティックホテルが多く、それぞれが趣向を凝らしてオーシャンフロントの景観を楽しめるレストランやバーを展開しています。OZOチャウエンはオープンしてまだ日が浅いながら、開放感バツグンのプールやデッキの構成で、滞在ゲストでなくともつい立ち寄りたくなってしまう魅力に満ちたデザインホテルです。
キーカラーはビーチリゾートらしくブルー系。フロア、ウオール、デコレーション、テキスタイル、プール等々、モザイクやグラデーションなど多彩なバリエーションを駆使してあらゆる場所を彩り、清涼感と清潔感をアピール。客室も同様で、ポップでカジュアルな家具を備えた空間は、タイというよりどこかカリフォルニアのビーチリゾートのよう。カテゴリーはスリープとプールもしくはシービューになるドリームの2種類で、ドリームはさらに広さや景観により5タイプが用意されています。バスルームは全室ウオークインシャワーのみ。速乾素材のフロアなので、いつでも気持ちよく使えます。ボリューミーなスナックフードが人気のレストランはハッピーアワーから大混雑します。
アワ リゾート
手つかずの自然に抱かれた極上のリゾート
チャン島はプーケットに次いで2番目に大きな島。バンコクからはバスか国内線でレーム・ンゴプへ移動し、そこからフェリーで1時間。近年、急ピッチでリゾート開発が進み、ローカルの人々には人気が高まってきていますが、アクセスが困難なこともあって、海外での知名度はもうひとつといったところ。そのおかげか島内はまだまだ豊かで手つかずの自然が残されており、秘境のようなジャングルも。一度たずねたらとりこになってしまうトラベラーも少なくないそうです。
いくつかあるビーチの中でも遠浅で穏やかな海と雄大なサンセットが堪能できるカイベービーチは、しゃれたショップやレストランが点在し、気軽にロングステイできるカジュアルクラスのリゾートが多いのが特徴。そんな中に登場したAWAリゾートは、モダンでスタイリッシュな外観と洗練されたサービスで、このエリアのムードをより大人向けに変えつつある1軒です。白を基調としたミニマルデザインの美しい客室、豪華すぎるバスルーム、そして敷地内を貫くロングプール、エキゾチックで優雅なダイニング、洗練されたスパ……。100室を越えるとは思えない静寂の中で、極上の時間が過ぎていきます。
サラ アユタヤ
古都アユタヤでスタイリッシュにくつろぐ
その昔、遠くヨーロッパまで権勢を誇ったという古都アユタヤ。数々の遺跡が残る世界遺産都市ですが、訪れる人のほとんどが数時間の観光で立ち去ってしまいます。しかしツアーでは足を運ばない場所にも見どころは満載。また町を囲むように流れる川辺の夕暮れ時や早朝の素晴らしい眺めなど、宿泊しなければ出合えないスペシャルなシーンもたくさんあります。せっかくなら、これまで知らなかった古都の姿をじっくり味わってみませんか。
町の南、メナム川のほとりに建つサラ アユタヤは、スタイリッシュなデザインでワンランク上のリゾートライフを提供してくれるサラホテルズのニューカマー。外壁にレンガを使ったエントランスや敷地内の様子は、まるで要塞のような堅牢なイメージなのに、メナム川の対岸から見ると白壁のロマンチックな地中海リゾート風と、印象が一変するのもユニークです。客室はサラお得意の白を基調としたノーブルでエレガントな空間に、アユタヤらしいアクセントをちらり。オープンスタイルのバスルームももちろんチャーミングです。プッタイサワンの寺院が一望でき、美しくも神秘的なサンセットタイムを堪能することがでるテラスラウンジも魅力的です。