ハイアット プレイスは、ハイアット・グループのカジュアル路線ブランド……とはいいながら、なぜかここシカゴでは結構いいお値段です。その理由は客室の広さに尽きるでしょう。全室リビングとベッドエリアがセパレートされたスイート仕様で、ワーキングスペースもたっぷり。地下鉄レッドラインのグランド駅から徒歩数分という好立地も相まって、長期滞在するビジネスパーソンや家族連れも少なくありません。
またゲストに好評なのが、フリーで軽食やドリンク、フルーツ類が用意されている「フリーa.m.キッチン・スキレット」。食欲のない時や時間のない時に助かるありがたいサービスです。さて、このリバーノースは、人気ジャズスポットやダンスクラブ、ライブハウスやバーが点在するエリア。郊外へのアクセスも便利なため、ノースウエストやエバンストンなどのエンターテインメントを網羅するには申し分のないロケーションです。チケットやプログラムの相談はホテルスタッフまで。親切に応じてくれますよ。
ループエリアに的を絞って探索したいなら、絶対におすすめなのがこのホテルです。位置は地下鉄ワシントン駅から徒歩数分、ランドルフ通りとウェルス通りの交差点。道向かいにはジェームス・R・トンプソンセンター、ワンブロック東にはデイリーセンター等々、周辺にはシカゴの観光スポットが目白押しなだけでなく、ライブハウスにバー&ラウンジ、各種シアターやミュージアム、そしてショッピングやグルメにも事欠かない、何をするにも便利な場所。シカゴは初めてという人にも、申し分のない滞在拠点です。
もっと嬉しいのが、ホテルそのものがシカゴ滞在の喜びを盛り上げてくれること。シカゴにあるキンプトンホテル・グループの中では最大規模となる483室を誇りますが、パーソナルタッチのサービスを重視したブティックタイプのコンセプトがしっかり活きています。まるでシアターのようなエントランスを一歩入ると、そこはエンターテインメント性あふれるロビーエリア。一方、客室はクルーズ船をイメージした重厚かつ気品漂う美しい内装が施されています。レストラン「312シカゴ」もファインダイニングとして名高い1軒。最後の夜はここで華やかに締めくくってはいかがでしょう。
シカゴでもっとディープな楽しみ方を見つけたい、郊外や他の街へのロングドライブもしてみたいという人にピッタリなのが、ゴールドコーストにあるホテル インディゴ。リンカーンパークの南、地下鉄レッドラインクラーク/ディビジョン駅から徒歩数分のところに建つデザインホテルです。カジュアルな外観同様、館内や客室もポップでカラフル。ブルーやイエローを基調にした華やかな印象で、特にカカップルやファミリーゲストに喜ばれそうです。
ややシックな内装なのはエグゼクティブ・クラブの客室。こちらはビジネスパーソンをターゲットにワンランク上のサービスが用意されています。ところでこのエリアは1882年に開発された高級住宅街。前世紀築の高級アパートや個性的な邸宅が建ち並び、ダウンタウンの摩天楼とはまた異なる雰囲気が楽しめます。地下鉄駅界隈はクラブやパブ、ラウンジなどが集まり深夜まで賑やか。中心部へは地下鉄レッドライン1本でアクセスできるのも魅力です。