今やロンドンでも指折りのトレンドエリアであるショアディッチ。その立役者となったのがエース ロンドン ショアディッチです。エース ホテルは90年代末にシアトルからスタートしたインディペンデントのホテルで、ヴィンテージやコンテンポラリーアートを駆使したデザイン性が受けて、アーティストやクリエイターの定宿に。そこからさらに地元との人々とのコミュニティスポットへと発展したという変わりダネ。
ロンドンでもパブリックスペースでは頻繁にビジネスミーティングが行われ、地下や屋上では毎日のようにイベントが行われています。そんなバックボーンもあってか、客室はホテルというよりシンプルな「自室風」。気取らずマイペースで過ごして、ロンドンの拠点にして欲しいという思いが伝わってきます。最先端のロンドンを知りたいゲストなら迷わず滞在するべき1軒です。
ウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、セント・ジェームズ宮殿、国会議事堂というロンドンのランドマークが集まるウエストミンスターに、2014年にオープンしたばかりのコンラッド ロンドン セント ジェームズ。かつてはアン王女の別宅だったという由緒ある建物を利用しています。歴史を感じさせる外観は意外とシンプルですが、エントランスを入ったとたん壮麗でエレガントなムードが漂い、その格式の高さを肌で感じることができるはず。客室も上質な家具や備品で整えられたノーブルな内装で、奇をてらわないからこそ、かえって気品が際立っています。
このホテルに投宿するなら、絶対に足を運んで欲しいのがダイニング。食材にこだわったコンテンポラリーなブリティッシュ料理が供されるレストラン「ブルー・ボア」のサンデーブランチや、「エメリンズ・ラウンジ」の正統派アフタヌーンティーなど、比較的お手頃な予算で5つ星のグルメを楽しむことができます。