重厚感あふれるネオゴシック様式の外観からは想像もつきませんが、このビルは帽子工場として1912年に建てられたもの。高い天井とともに印象的なハンドメイド感を強調した木材、レンガ、石材はオリジナルの素材が活かされており、不思議な温かみを演出しています。
家具や調度品も、観察すれば凝りに凝ったものばかり。どこにいても目が引きつけられるインテリアです。しかも、ロビーバーは禁酒法時代にシークレットバーとして使われていたスペースなのだとか。でも今回のお目当てはルーフトップバー。エンパイアステートビルを一望するリゾートムードあふれた空間で、オープンは16時。暮れゆくマンハッタンの摩天楼をアテに、スペシャルな時間を存分に味わってください。
マンハッタンのアート発信地チェルシーの中でも、トレンディショップが集まるミートパッキングディストリクトの外れに建つホテル ガンズボートは、もはやそのロケーションからして別格。マンハッタンどころかニューヨークで一番ヒップな情報発信源として、日夜カッティングエッジな人々が集い、新たなトレンドが生まれては拡散していきます。
その中枢ともいえるのが、20階のルーフトップバー。摩天楼の夜景に360度囲まれたプールサイドやテラスでは頻繁にパーティが行われ、驚きのセレブに遭遇できる確率も高いのだとか。客室はホワイトとパープルを基調にした清冽ながらセクシーな空間。バーに出かけるなら目一杯おしゃれをして、トレンディピープルに負けないスタイリッシュな一夜を!
NYLOはニューヨーク発のファッションブランド。2014年末にはさらなる姉妹ホテルをオープンさせた、今最も波に乗っている存在です。高級住宅街アッパーウエストでもカフェやレストランが集まる華やかなエリアにふさわしい、実に優雅なたたずまい。古い建物を改築していますが、温もりのある白木やレザーのソファなどを多用したアットホーム感漂う魅力的な内装で、つややかなフローリングが美しい客室も快適。大きな窓からの景観も見事です。
ホスピタリティの高いサービスとともに、誰もが大絶賛するのがLOCLバー。1920年代をイメージしたクールな雰囲気ながら、女性一人でも足を運べる優しさが人気の秘密。16階のルーフトップバーは毎日17時から「開幕」。もちろん両方ともおすすめです。