荷物はベルスタッフに渡す
到着時にベルスタッフが荷物を預かりにきたら、迷わずお願いしましょう。それがスタッフの仕事ですし、ゲストが自ら荷物を運ぶのは場の雰囲気を壊すことになりかねません。
レセプショニストに笑顔で挨拶
フロントに立ったら、まず笑顔で「ハイ」「ハロー」など簡単な挨拶を。無言でパスポートを差し出すのは考えもの。無表情も、あまりいい印象を与えません。
疑問点やリクエストはここで忘れずに
予約した内容や、部屋に関する疑問・リクエストはチェックイン時に申し出てクリアにしておきましょう。ストレスを溜め込まず過ごすには最初が肝心です。
「プリーズ」「サンキュー」は必須ワード
スタッフに何かをお願いする時は、命令口調は絶対に慎み、常に丁寧な言葉遣いを心がけましょう。外国語が苦手でも「プリーズ」「サンキュー」は必須ワードです。
ゲスト同士でも挨拶を交わしましょう
スタッフはもちろん、他のゲストと廊下ですれ違ったり、エレベータに乗り合わせたら軽い挨拶を交わすか、せめて黙礼を。笑顔を向けられてイヤな気持ちになる人はいません。
悩み事はまずコンシェルジュに相談
滞在中の悩み事は、何はともあれコンシェルジュに相談してみては? レストランのセレクトから各種チケット手配まで、いつでも心強い味方になってくれるはずです。
ラグジュアリーホテルでチップは不可欠
ラグジュアリーホテルに滞在するなら、チップは必要と覚悟するべし。勝手な理屈でチップを渋るのはもってのほか。自分どころか日本人全体の評価まで下げてしまいます。
「してくれた人」にその場で渡す
ホテルは曜日や時間でスタッフが入れ替わるため、チップはその場で渡すのが原則。いつでもさっと出せるように、あらかじめ小額の紙幣を多めに用意しておきましょう。
心得は「ケチらない」「迷ったら渡す」
渡すべきか否か迷った時のチップは「渡す」が正解。またこのクラスのホテルはチップ相場も高め。いいゲストは決してケチりません。ただし相手が固辞したら、無理強いはしないこと。
スマートカジュアルを基本にすれば安心
カジュアル過ぎる服装が許されるのは本当のVIPだけ。丁寧に応対してもらうには、それなりの「見た目」が必要です。スマートカジュアルならさほど難しくありませんよね?
TPOや文化・風習に配慮したファッションを
いくらリゾートでも水着同然の格好で館内をぶらつくのはほめられた行為ではありません。またその土地の文化や習慣にも配慮し、不愉快と思われるような服装は慎んで。
ドレスアップも雰囲気づくりの大切な要素
ふだんは出番が少ないドレスやタキシードも、ラグジュアリーホテルなら大活躍アイテムに。むしろ決める時は決めた方が、もてなされ方も断然違ってくるはずです。
ブッフェはあくまでもエレガントに
料理はお皿の中央に収まるように盛りつけ、一皿ごとに取り替えるのが基本。立ったまま飲み食いしたり、たくさんのお皿をテーブルに置き、さらに食べ残すのはマナー違反です。
男性はエスコートに徹するべし
ホテル滞在中はいついかなる時もレディファーストが義務ですが、特にバーやダイニングは要注意。常に女性を優先し、上座は女性に。また女性にお酌をさせるのも論外です。
支払いは部屋付けにするとスマートです
ダイニングでは代表者がまとめて支払い、請求は部屋付けに。テーブルで割り勘の計算をしたり、紙幣のやり取りをするのはスマートとは言えません。精算は後でどうぞ。
アクセスまでの服装と順路は要チェック
ホテルによってはスパやプールへの専用通路が設けられていますが、館内を水着やガウンで移動することをよしとしないところもあります。不安な時は自己判断せずにスタッフに確認を。
自分たちだけの世界に入り込まないように
プールの中で大はしゃぎしたり、サウナやスパでの大声でおしゃべりは禁物。プライベート空間だとつい無礼講になりがちですが、常に第三者の目があることを忘れずに。
プールの席取りやスパの遅刻はタブーです
自分勝手な行為は見苦しいばかりか他人にも迷惑がかかります。プールのデッキチェアは利用の際に用意してもらい、スパの予約時間もきちんと守るのがゲストの掟です。