おそらく何百年も前から、廃れることのないエネルギーを放射し続けている「シティ」。ストリートを歩くだけで、その時代の最先端が見えてきます。だからお気に入りのスニーカーを履いて、ひたすら歩くべし! まずはハイラインで自然とモードが交差する空中散歩を。ここは高架鉄道後を利用した遊歩道で、そろそろ第3区画の工事が終了します。続いては大注目のブルックリンへ。古き良き時代の建物の中に最先端かつマニアックなアイテムが大集結。ユニークなゲストハウスやB&Bも登場しているので、ホテルフリークだけでなく節約派も要チェック。
そうはいっても、やはりメインスポットはマンハッタン。アートとショッピングを極めるなら、ミッドタウンとセントラルパークを中心にしたアッパーイーストサイド、トレンドを探るなら倉庫街からクリエイティビティエリアに変貌しつつあるトライベッカ、シティ風美食の旬を味わうならノリータやイーストビレッジが狙い目です。1日タフに過ごしたら、いったんホテルに戻ってシャワー&衣装替えを。スマートにキメていれば、流行のバーもファインダイニングも恐れる必要なし!
2014年4月にオープンしたばかりのスタイリッシュなホテルです。アートとインダストリアルの融合をテーマにしたデザインは、どこかレトロで癒し系。グリーンや温もりのある木材を巧みに使って、「懐かしの我が家」のような雰囲気を演出。客室はコンパクトですが、厳選したローカルブランドのアメニティに気合いを感じます。摩天楼を一望できるルーフトップバーも大人気です。
マーブルの大理石や、存在感のある家具にアーティスティックなデコレーション。エヴェンティ ホテルの館内は、何だかイタリアのエグゼクティブが住んでいそうなイメージです。客室も同様で、カップルでロマンティックにと言うよりはひとり気ままに過ごしたい空間づくり。夕刻には毎日開催されているワインレセプションへどうぞ。映画のように、どこかの美女と知り合いになれる……かも?