バルセロナ/スペイン

ホテル ドゥ : プラサ レイアール

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おいしいバルセロナを教えてくれるグルマンのためのとっておきの1軒

バルセロナでの滞在は中世の面影が残るゴシック地区でと考えているなら、このホテルのロケーションに魅力を感じない人はいないでしょう。サン・ジュセップ市場、リセウ劇場、そしてグエル邸等がずらりと並ぶランブラス通り界隈の観光名所の一つ、レイアール広場に面して建っているのですから。

ホテルというよりは貴族の邸宅を思わせる建物は、1856年築のもの。大改装を経て2011年にホテルとしてオープンしましたが、外観はほとんど当時のまま。手がけたのはカタルーニャ出身のデザイナーと建築家で、アンティークとモダンなマテリアルを巧みに融合させ、賑やかな周囲の空気になじむよう見えない部分にまで工夫を凝らしたのだそうです。

ホテル ドゥ : プラサ レイアール

革張りのソファが置かれ、暖炉がきられたロビーもどことなくエスニックなムードが漂い、不思議なアットホーム感が満載。テーブルで行うチェックインも、ゲストの緊張を解きほぐしてくれます。客室数はわずか18。いずれも木のフローリングや自然素材がふんだんに使われた、明るく温もりのある内装。チャーミングな16平米のシングルルームは、ひとり旅の女性にも好評です。

バルセロナは美食の都としても有名ですが、このホテルも3つのダイニングを展開してゲストの味覚を刺激しています。地元の食材にこだわったスローフードを提供する「ラ・クイナ」「ラ・テラッサ」は、手頃な価格のワインも魅力。ちなみに、このホテルは朝食にもワインが登場しますので、辛党の人にはたまりませんね。夏季はオープンテラスの「エル・テラッサ」で朝食やバータイムを楽しむことができます。

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セビリア/スペイン

ホテル アルフォンソ 13世

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目覚めた時から気分は王侯貴族。非日常性に満ちた贅沢な滞在を

名門ホテル アルフォンソ13世が、8カ月におよぶ大改修を終えたのが2012年3月。再オープニング時の華やかなセレモニーは、時の王様アルフォンソ8世も参列したという1929年の開業時もかくやと思われるほどでした。カテドラルから徒歩約5分、国内外のロイヤルファミリーを迎えるに足る気品と優雅な雰囲気は、まさしく当時のまま。訪れる人々のため息を誘いました。

その感嘆は館内に入ってもなお続きます。見事なモザイク模様で彩られたセビリア様式の荘厳なロビーを抜けると、そこは涼しげなプールを囲むように濃厚なグリーンが生い茂る中庭。これらもみなセビリア様式で統一されており、アンダルシアの心地よい風が抜き抜けていきます。

ホテル アルフォンソ 13世

客室はイザベルバロック、カスティーリャ、ムーア様式といったセビリアの歴史を反映した内装。各室の調度品はもちろん、備品一つのチョイスにまで神経が行き届き、まるで博物館のような空間になっています。またアンティークな家具や調度品の内部には、最新鋭の機器・設備を搭載。ゆったりとした間取りや採光のよさも居心地のよさを引き立ててくれるでしょう。

まるで王侯貴族のような夢心地の滞在に欠かせないのが美食。タパス式の手軽な食事が楽しめる「テラッツァ13」、セビリアを代表する高級レストラン「サンフェルナンド」、レバノン料理の「タイファス」といった、個性的かつ魅力的なダイニングがそろっています。また朝食ブッフェではスパークリングワインのカヴァも定番と、あらゆるシーンで最上級の贅沢を存分に味わうことができるでしょう。

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