「台湾のヴェネツィア」の別名をもつ淡水は、昼も夜も川沿いに密集する屋台からいい匂いが漂い、暑くても寒くても大賑わい。名物はお揚げの中に味付き春雨を詰めた阿給(アゲ)、トビッコ入り腸詰、ムール貝のソテー、エビやカニの唐揚げと海鮮モノが圧倒的。毎日異なる美しい夕陽が眺められることからカップル率が高く、中正路の道ばたはまるでペアシート状態! 自転車をレンタルすれば行動範囲もぐっと広がります。
MRT淡水線の終点・淡水駅下車。週末には台北からフェリーが出ることもありますが、定期船ではないのでその都度確認すること。淡水線沿いにはサイクリングロードがあるので、元気があれば台北から自力で行けちゃうかも!?
淡水からフェリーで対岸の八里に渡って散策したり、関渡まで上って台湾最古の廟に出向き、金運アップを祈願してくるのもいいですね。MRTで市内に戻るなら、剣潭駅で下車して士林夜市へ。改装が終わりますますスケールアップしています。
レトロな街並みと素晴らしい眺めが自慢なのに、1年を通じて雨の多い九分は、いわずとしれた台湾郊外ナンバーワンの人気スポット。基山街をぶらついて魚のすり身団子が入ったスープや芋圓などの名物小吃を楽しんだら、豎崎路の階段を上って眺望を満喫しましょう。休憩するならテラス席確保はマスト! 茶藝館でゆっくりお茶を味わったり、郷土料理を楽しんだりと贅沢な時間を過ごすことができます。
九分・金瓜石行き高速バスで舊道口の停留所下車。
金瓜石はかつて金鉱として栄えた街。砂金取り体験ができる黄金博物館や、トロッコに乗っての坑道見学も楽しく、特にファミリーに人気です。帰路はバスで基隆に向かい、廟口夜市で遊んでから市内に戻るコースにしてもいいでしょう。
人気夜市グルメの発祥地として知られる廟口夜市は、黄色の提灯がずらりと並び壮観。薄くてもちもちとしたさつま揚げのような天婦羅、甘いマヨネーズがクセになる營養三明治、シャーベットとドリンクの合体したような泡泡水など、お腹いっぱいでも食べたくなる小吃ばかり。他にもパイナップルケーキの老舗や、魚市場に隣接した海鮮料理店などもあり、昼から出かけてもたっぷりおなかを満たせます。
高速バスもしくは台鉄の基隆で下車。
台鉄で市内に戻るなら、松山駅で降りて饒河街夜市へ。長〜い一本道に、ありとあらゆる屋台が集結しています。または台北を通り越して桃園駅で下車し、桃園観光夜市まで遠征してもいでしょう。
ゴンドラの空中散歩の終着駅・猫空は、見渡す限り茶畑の中。ここは鉄観音や文山包種といった台湾茶の名産地で、飲食のできる観光茶園が点在しています。それぞれの店が上質のお茶だけでなく、素晴らしい景観や洗練と工夫を凝らした食事で訪れる人々をもてなしてくれます。猫空駅を降りてすぐのところにも屋台が集まる美食城があります。
MRT文湖線終点・動物園駅で猫空ロープウェイに乗り換え、終点の猫空駅まで。
動物園駅のすぐ目の前にあるのが、アジア最大級の広さを誇る台北市立動物園。トレインバスが走る園内は、動物の暮らす本来の環境に近づけるため檻を設けない設計。マスコットは2頭のパンダですが、大人気で入場制限があるほど。ご注意を。
- 緊急コールセンター
- トラブル対処法
- 空港からのアクセス
- お役立ちリンク集