マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
134

旅行中の体調不良リカバリー法

マダムヨーコの辛口旅サロン 旅行中の体調不良リカバリー法

ようやく秋めいてきたと思ったら、もう冬本番。そしてあっという間に師走モードへ。ハードな日々を乗り切って、年末年始は「疲れた体を癒しに海外へ行く!」という方も少なくないかと存じます。そんな時こそ気をつけてほしいのが旅先での健康管理。外国で体調をくずすことほど不安なことはありませんものねえ。

「なんか具合が悪い」にムリは禁物

みなさまは旅先で「なんか……具合悪い……」となった経験がおありでしょうか。いえね、自分ではどうにもこうにも対処できないような症状やケガなどに見舞われた時は、これはもうすぐ病院に行くしかありませんわよ。というか、我慢しては絶対にダメ! そのためにも入っておきたいのが旅行保険、というわけで、その大切さについては以前もお話ししていますので、みなさまもよくよく肝に銘じていらっしゃるかと思います。

困るのは、病院に行くほど重症ではなく、食あたりでも水あたりでもない。頑張れば外出でもできるかも、でも明らかに調子が悪いんだ~という場合。たいがいの人が、せっかく旅行に来たんだし……と無理してでも決めたスケジュールをこなそうとしちゃうんですのよね。これサイアク。なぜって、その体調不良の原因こそが、「せっかく……だし」の無理にあるからなのです。

食べ過ぎ・飲み過ぎ・はしゃぎ過ぎに気をつけて

そうでなくとも海外旅行時は、非日常感のコーフンに包まれているため、ハイテンションになりがちで、ふだんなら気がつく「おかしいな」も見逃しがちです。さらに同行者がいたり、団体での行動が基本になるツアーでは、他の人に迷惑をかけたくない、ガッカリさせたくないという気持ちが勝って、なかなかギブアップを言い出せないもの。

わたくしも、無理がきかないトシになってきたのかどうか(ホホホ。泣)、ここ数年は、ちょいとした長旅になると決まって体調をくずすのが恒例行事になっておりました。その原因は、ああ、やっぱりの、食べ過ぎ・飲み過ぎ・はしゃぎ過ぎ! 昼間からかなり本格的な飲酒、空腹じゃないのにガッチリ3食、移動や散策の強行軍、そして睡眠不足と、そりゃあ具合悪くなって当たり前だわ~な感じですわよね。

調子が悪いと思ったらとにかく寝る!

原因がわかっている場合には持参した薬を飲んで、手近に大量の飲料水(可能であればスポーツドリンクの類いがベスト)を置き、ただ、ひたすら寝る! テレビも見ないし本も読まない。スマホいじりももってのほか。とにかく心身を十分に休ませることが肝心です。こういう時って知らない間に疲労が溜まっているらしく、意外と眠れるものですから、丸1日でもしっかり休めば、ビックリするほど回復します。

その代わり、寝ると決めた日は残念ながら予定はキャンセルです。もったいないと思ってはなりません。その1日をムダにすることで残りの日程を元気に過ごすか、ムリをしてずっとツケを払い続けるか。どちらがマシかは言うまでもありませんわよね。また同行者に「え~、オレ一人でどうすんの?」(出た! サロン名物一人で何もできないオトコ!)なんて言われても、情け心は禁物。いい大人ですもの、一人で何とかしてもらいましょう。

同行者やホテルスタッフの手を借りる

気のきく同行者ならキャンセルにともなう連絡や手配をし、必要なものを買ってきてくれたあとは、そっとしておいてくれるはず。もちろん単独行動に不満や文句など言うはずもありません。どういう態度が具合の悪い相手にプレッシャーになるかは、自分の身に置き換えれば、よ~くわかりますものね。また寝込んでいる方も、元気な相手を束縛するような甘えは極力慎みましょう。相手にとっても貴重な時間です。楽しみを奪うことのないように気をつけて。

誰かと一緒でも心細いのですから、ひとり旅で体調を崩した時はなおさらです。外出できそうもない時は、遠慮せずにホテルスタッフにお願いして、必要なものを買ってきてもらいましょう(チップを忘れずに)。ケチケチしないでルームサービスも活用すること。きちんとしたホテルなら、「このゲストは具合が悪い」という情報が共有されますから、さまざまな場面であらゆるスタッフがあなたの助けになってくれるはずです。わたくしも経験があります。本当に涙が出るほどありがたく、心強かったですわねえ。

胃腸薬と鎮痛剤はマスト

というわけで、海外旅行の際は胃腸薬と鎮痛剤はマストです。「なんか調子わる~」は、たいがいこの2種類の薬で対応できますのよ。ただし症状が改善しなかったり、違和感がある場合はすぐに医師や病院に相談してくださいね。また、常備薬がある人、持病がある人は英語の処方箋も用意しておくと、より安心です。具合が悪くなったら即対処。これぞ海外旅行を100%の体調で楽しむ秘訣です。年末年始の旅行をご予定のみなさま、どうぞお気をつけてよい旅を。それでは、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

マブダチのシェリー様のゾッとした話。千歳空港に着陸寸前で、再び高度が上がり「何の説明も無しで海の上の旋回」。うう、これは怖い! 胃がおかしくなりそう~。そしてシェリー様、お母様を介護しながら共に旅行を楽しまれたこと、何よりの思い出かと存じます。これからもご家族と、そしてお一人でも、ステキな人生の旅をお楽しみくださいね!

40年前の初海外旅行で「飛行機のエンジンから、炎が出ているのを見てしまった」K20様! 思わず「あっ」と声が出たK20様に、臨席のご婦人が「怖いから見えないようにしましょう」とブラインドを下したと。「見えなきゃ怖くないと言うものではないのだけど」って、プププ、その通り! ご無事で何よりです。

PAKN様は、万全の準備で臨んだ10月の台湾旅行で、ホテルの支払いが「現金のみ!」。「『旅費、ギリギリじゃね?』とギャル風に心で呟くという」。そして帰国後に「バッグの奥底に隠しいれていた1万円を発見」というおマヌケぶり。いいわ~、ナイスキャラ登場ですわ~。

スカーレット様はキプロスのホテル、3階キッチン付きのすんばらしいお部屋の床に「見なれぬ細い黒いもの」。それはアリの行列。ひー! バリのホテルで、テラスのシュガーポットにアリの行列ができていたことを思い出しました。アレ、Gの字ほどではないにしろ萎えますわよね~。

「短いながら念願のルアンパバン滞在をして、すっかりトリコになってしまった」にょろ様。「できればココでは紹介していただきたくなかった……ナイショにしておきたかった類のお気に入りの場所」というほどのルアンパバン愛! そうそう、あの不思議な居心地のよさ。ぜひ再訪してのご報告をお寄せくださいね。

最後に、ランドリーサービスに関するご質問をくださったauthor girl様。海外高級ホテルでは、どのレベルの下着ならOKなのか等々、次回のサロンで考察してまいります。みなさまも海外ホテルのランドリーサービスにまつわるエピソードやお考えをお寄せくださいね。お待ちしています!

使えるワンポイント英会話

「I'm feeling better, thank you.」

「おかげさまで、よくなってきました」という意味のフレーズです。体調を聞かれた時などに、相手の気遣いへの感謝をこめてこう答えましょう。「おかげさまで」は英語にしにくい表現なので、最後に「thank you.」を付け加える程度でOKです。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

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「もったいない」は時に大敵

日本が誇る美徳「もったいない」も、場合によっては無理を強いる脅迫観念になりかねません。最優先は何かをまず考えましょう。

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