マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
98

行ってみて!バンクーバー

マダムヨーコの辛口旅サロン 行ってみて!バンクーバー

気がつけばBGMにクリスマスソングが流れている今日この頃、みなさま、またもや年の瀬が近づいてまいりましたわね~。今年はうまいこと長いお休みが取れるらしく、海外脱出派も多いようです。わたくし? わたくしは恒例のマダムママ接待withシスターでございます。ああ! 海外でのセレブ年越しができるのは、いったいいつの日か・・・・・。

ニューヨークからバンクーバーへ!

さて今回は、バンクーバー旅のリポート。「カナダってアメリカの隣じゃん、飛行機ですぐでしょ」という地理2の頭脳を持つわたくし、驚愕いたしました。なんと、ニューヨークからバンクーバーへの移動って結構大変なんですのね。時期のせいか、ちょうどいい直行便もLCCもなく、早朝ラガーディア発トロント乗り換えで、到着までに約8時間! 長旅でございました。

そして。悪夢のロスバゲを阻止すべく、念には念を入れて確認した・・・・・つもりが、ああ、やはり手抜かりが。出発時にタグをガン見し「よし、現地ピックアップね!」と大いばりでトロントへ。しかし、乗り継ぎはなーぜーかバゲージクレームを通り抜ける順路なんです。ふ、不安。

こういう時は、何はともあれ確認です。時間はたっぷりあるので、待たされても平気。スタッフにタグを見せ「バンクーバーでいいんですのよね」と聞いたところ、「いやいや、一度ここでピックアップしてください」。ギャース!

ロスバゲ危機を乗り越えたら雨の街

もはや無人のバゲージクレームで焦ってウロウロするわたくし。すると、遠くの方で回ってましたマイバゲージ! ヤバかった&助かった・・・・・。しかしですね、飛行機の中でガイドブックをひっくり返したところ、アメリカからの乗り継ぎの場合は荷物を一度引き上げよ、とちゃんと書いてあるのでございます。

んもう、どうしてこういう情報を見逃すかな~。自分のふがいなさにグッタリしてしまいましたわよ。何でもそうですけれど、重要なことは必ずどこかに情報があるのですね。改めて肝に銘じましたわ。

こうしてたどり着いたバンクーバーは雨。友人マダム曰く雨天の多いバンクーバーは別名「レインクーバー」と呼ばれているのだとか。実際、滞在中は毎日曇天そして雨。台風対策ではいてきたダサレインシューズが大活躍でございます。

で、時には土砂降りの中、グランビルアイランド、サウスグランビル、ギャスタウンにロブソン通りと散策しまくっての感想は、「落ち着いた大人の街だわ~」。景観に関する規制が厳しいせいもあるのでしょうが、地味すぎるほどのスッキリ感。これが「世界一住みやすい都市」の実力なんですのねっ。

キャプラノ&グラウス山でプチ冒険

滞在3日目、朝目覚めると初めての晴天でございます。アクティビティにはまーったく興味のないわたくしでも、さすがに連日の雨で煮詰まっていたようで、急遽キャピラノ行き決定~。スゴイと思ったのは、街中からほんの1時間足らずで、とんでもない大自然の中にトリップできちゃうこと。

ま、有名な高さ70メートルの吊り橋など、野生児だったわたくしにはへのカッパでしたが、クリフウオークはめっちゃコワ! 高さよりも歩道の狭さが恐ろしく、ものすごい早足で通り抜けてしまいました。

もうここまできたら、晴れている間にグラウス山も行っちゃおう。これまた公共バスで簡単にアクセスできるし、ハイシーズンが過ぎていることもあってゴンドラもスイスイでございます。とはいえ、それ以外のアクティビティは全てクローズ。グリズリー兄弟を見て、お茶を飲んだらもはやすることナッシング。バスで最寄りのロンズデールキーに戻り、マーケットでのんびりランチをして半日アドベンチャーは無事終わったのでした。

フライオーバーカナダで大絶叫!

いえいえ、終わりませんでしたわよマダムヨーコの大冒険。それは「フライオーバーカナダ」なる最強のアトラクション。ん~なんと言ったらいいのか、宙づりになった固定式ジェットコースターで、大スクリーンに投影されるカナダの大自然の中を遊覧するというもの。またしても、この手のものに何の興味もないわたくしは、なめきっておりましたわよ。しかも「20分程度の実演で2000円近くって高くね?」くらいの不信感。もう謝ります。こいつはすごかった!

最初にシートがぐーんとせり出した段階で大絶叫。目の前に次々と現れるカナダの四季とあらゆる絶景。感覚としてはオープンエアのヘリコプターで疾走しているようなもの。実際はせいぜい斜めになるくらいなのに、手すりから手が離せなーい! ご丁寧に霧や風も吹き付けてきます。信じられないことに、友人マダムは手離しかつ前傾姿勢で大喜び。ひい~。

終了後も「あれが私が大好きなカナダそのものなの!」とコーフンやまず。叫び疲れたわたくしも、ビールを飲む頃にはつられて「もう一度乗りたい・・・・・カナ?」。バンクーバーにお出かけの方、フライオーバーカナダは絶対のおすすめです! ちなみに場所はカナダプレイスですから、気が向いたときいつでも行けますわよ!

クレジットカードで割り勘にする

もうひとつ、この地元在住の友人マダムに教わったのは、飲食代をクレジットカードで支払う時でも、割り勘OKだということ。日本ではお目にかからないのでビックリしましたけど、方法は簡単。会計時に人数分のクレジットカードを出すだけなんですのよね。

しかも気がきいたお店なら、シェアした料理は半分に、飲み物などは各人のオーダーをきちんと計上してくれるので、割り勘負けのような気分もなし。チップも各人が支払い分にプラスするという、とても合理的な支払い方法です。カナダに限らずカード社会のアメリカでも一般的なようですから、お友達とのご旅行の際はぜひお試しあれ。精算の煩わしさからも解放されますわよ。

10月のバンクーバーは観光客も少なめで、ゆっくりのんびりできましたが、友人マダムは「やはり5~6月の、花や緑が最高に美しい季節にも来て欲しいわ」と言います。そういえば、ミスターも「カナダの素晴らしさは大都会と大自然が背中合わせにあること」だと力説していましたっけ。わたくしもこの旅で、わずかながらその一端に触れたような気がしました。さあ、次はいつ行きましょうか。楽しみがまた増えましたわね! それではみなさま、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

まずはお初のryujinn様の旅エピソードから。新年早々のフライトが、ラッキーにもアップグレード。ところが真夜中に後ろのシートで荷物整理が始まってしまい、「せっかくのビジネス初体験」が台無しに。あら~。なんと悔しい。こういう時は、直接文句を言うのではなく、キャビンアテンダントに間に入ってもらうといいですわよ。呼びつけるのが気が引ける場合は、ギャレーに顔を出して状況を訴えてみましょう。きっとさりげなく注意してくれます。フライト中のトラブルは、まずCAにご相談あれ~。

もはやご常連の姉と二人様より、「旅程にかかわるような天候や予期できない事故などには遭遇しないに越した事はないですが、そういった場合は特に情報収集が大切ですからやはり Mac と iPhone は不可欠です」とのアドバイスが。う~ん、やはりスマホは需品なのかしらん・・・・・。ついでに、通信速度を考えると「旅行前は海外旅行保険+ルーターレンタル手続きがお約束です」とのこと。ふむふむ。わたくし一気に理解度が深まりましたわ。感謝でございます!

もうお一方、お初のふ~様。なんと、ご主人様がハワイでひき逃げに遭い、とんでもなく高額の治療費を請求されたのだとか。その時の経験から「ヨーロッパも行ってみたいです。けれど、万が一病気をしたらと思うと、やはり慣れた場所しか行けないです」。ふ~様、ご懸念ごもっとも。ですが、万が一は、やはり万が一なのでございます。「旅行保険」という心強い味方もありますもの。どうぞ、ちょっぴり勇気を出してチャレンジを。ふ~様を待っている新しい世界には、美しく素敵で胸躍ることがきっときっとたくさんあるはずです。マダムヨーコが応援していますわよ!

使えるワンポイント英会話

「Can we separate checks, please?」

「支払いを別々にできますか?=割り勘にしてください」という意味のフレーズです。この言い方だと各人が飲食した分を別会計にしてもらえます。キッパリ均等割りにしたいなら「Could you split the bill?」とお願いするといいですよ。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

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知っているつもりでも再確認

情報は常に更新していくもの。思い込みや知ったかぶりは禁物です。熟知していることこそ改めて確認を!

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