マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
69

最旬ワイキキお役立ち情報

マダムヨーコの辛口旅サロン 最旬ワイキキお役立ち情報

カップルで、家族で、友人同士で、そして一人でもやっぱり楽しいハワイの旅。ワイキキの再開発が始まったころは、その方向性がよく見えず「・・・これは大失敗では?」と危ぶむ声もチラホラ。しかし、終わってみればGOOD JOB! パワー全開、魅力いっぱいの「夢のハワイ」が戻ってまいりましたわよ?。前回に続き、マダムが送るワイキキ最旬情報。みなさまのハワイプロジェクトに、ぜひお役立てくださいませ!

うっとりオーシャンフロント

さて、雰囲気よし、プールよしと大満足のザ モダン ワイキキから、タクシーでほんの数分。旅の後半は信じられないお値段で手に入れた、アウトリガーリーフのオーシャンフロントに移動です。ここも2009年3月に改装が終了。とはいえ、昔ながらの古き良きハワイらしさをたっぷり残しつつ、ナチュラルテイストを加えた、「何だか懐かし?い」内装でございます。ラナイはさほど広くありませんが、早朝、夕暮れ時と、気が向けばぼ?っと海を眺められる、その心地よさ。ホテル前の砂浜には、毎晩眠りにくるお方がいらっしゃいましてね。駒込マダムにより、「ポセイドン」と命名された彼。わたくしたちの滞在の守り神として、崇め奉っておりました。そんな自由人もテキトーに受け入れてしまうハワイのゆるさ、やっぱりいいですわねえ。

アウトリガーリーフの気持ちよさは、サービスでも光っておりました。どのセクションのスタッフもめちゃくちゃフレンドリー。かしこまりすぎず、ラフすぎずの見事なスタンス。ワイキキのホテルは忙しい時間になると、スタッフが「キーーー!!」となっているケースが多いのですが、ここのレセプションは、いつ行ってのんびり&穏やかムード。スタッフが着席して対応するという、日本ではちょっと考えられないスタイルなのですが、これがいいんですのよね?。ゲストにも着席をうながすことで、一人一人の対応時間は増えるものの、「お話をうかがう」という丁寧な姿勢をアピールできるし、ゲストの気分も落ち着く。結果として、事務的なやり取りにはない親密感が生まれます。巧みかつ素晴らしい心理作戦ですわね。

こんなダメサービスにも遭遇

一方で、ホスピタリティだの何だの言いながら、どうしてそうなっちゃうの?、とトホホ感満載だったサービスにも遭遇しました。金曜日の夜に花火が見えるとあるラウンジを、見学ついでにシート指定までして予約したわたくしたち。当日、ウキウキ気分で出かけると、待たされたあげく、全然違う席に案内するではありませんか。目の前には、予約を受け付けたスタッフがいるのに完全無視! 事情を説明しても苦笑いでごまかすのみ! おそらくインハウスゲストを優先したいのでしょう。だったら、最初からそう言うべき! 腹が立ったので花火だけ見て、さっさと立ち去りました。も?、あ?り?え?な?い。

ワイキキで何を食べる?

まあ、それはそうとして、今回のダイニング事情でございます。まずはステーキのルースス。日本人はリブアイなど、柔らかめのお肉が好まれるようですが、マダムはしっかりした歯応えのテンダローイン好き。ルーススのそれはシンプルで力強く大満足。付け合わせも素晴らしいですわよ。ステーキに関しては、やっぱり値が張る店の方が絶対においしいですわねえ。適当な店で適当なお肉を何回も食べるなら、ワンチャンスにかけて、名実共の有名店へ行くことをおすすめします。

今回は珍しく、いつものロンギーズに朝食でも行ってみました。パンケーキやワッフルというハワイ定番ですが、豊富なトッピング類があって、とっても贅沢。クラブケーキベネディクトをオーダーしたところ、自慢のメニューらしく、イケメンのスタッフが「ベストチョイス!」とほめてくれましたっけ。カニカニしたクラブケーキはボリューミーでクリーミー。海を眺めながら、続くお買い物へのエネルギーチャージにいそしんだ、優雅なひとときなのでありました。

あとは、やっぱりアランチーノはビーチウオーク店のほうがおいしいような気がするし、P.F.チャンズも、ホクアビル店の方が静かでゆっくりくつろげます。タイ料理のサイアム・スクエア、シチリア料理のタオルミナも相変わらず人気。惜しいのは和さびビストロ。美味だしサービスの良いのですが、内装が値段の割にカジュアルすぎ。せっかくなら、もう少し気取りたいところです。そしてワイキキにも1号店が登場したセブン-イレブン、侮りがたし! 特にお弁当系のクオリティは半端なし。ホットサンドやスパムむすびは、ABCよりはるかにおいしいざますわよ!!

パンケーキを完食するには

ところで、ワイキキと言えばパンケーキ問題。みなさん、あのボリュームにめげません? わたくしも毎回チャレンジするのですが、いつも3分の1くらいで飽きてくる?。そこで、今回はしょっぱい系のサイドディッシュを取ってみました。おお、味が変わって進む進む。ナイスアイデアです。というものの、なぜかエッグスンシングズでは完食できちゃう、という人も多いようです。わたくし思いますに、あれはエアホイップがこれでもかとかかっているからに違いないですわねっ。適度な甘さとさらり感。もふもふする食感をスムーズにしてくれるあのクリームのせいで、人は小山のようなパンケーキを平らげられるのです。

ロスドレス、ワイキキに進出!

最後にお買い物。アクティブショッパーにとって最大の注目は、ワイキキにロスドレスが進出したこと。もう、ワードウエアハウスまで足を伸ばさなくていいのです。うっ、うれしい?。カジュアルにもフォーマルにも着こなせるドレスが10ドルから、バッグも掘り出し物あり。わたくし買いまくりましたわよ。レジにはスーツケース、下着、ビーチ用品からスポーツギアまで全部調達している欧米系ファミリーも。これは賢い方法かもしれませんわね。

ビーチウオークがグンと洗練されたのも、お買い物大好き派には嬉しいことです。ようやく世の中の流行と足並みがそろった・・・というか、ファスト系カジュアルはハワイの永遠の定番ですものね。チュニック、フルレングス、タイダイなどなど、安くて気軽に買えるトレンドアイテムがてんこ盛り。夜遅くまでオープンしているお店も多いので、衝動買いには気をつけましょうね、みなさま!←心当たり大いにアリ。

お買い物は楽しいし、プールサイドも海ものんびり。何をするのも楽しいハワイは、やっぱり年がら年中行き時です。なのに、まだハワイは行ったことがないという仲間も少なくないので、マダムはせっせと布教していきますわよ。実はそのうち一人は、昨年「一人ハワイ」に目覚めて今年も決行。ドライブして、安ウマB級グルメを極めて来るのだそうです。それもまたよし。それぞれのハワイの楽しみ方を見つけてくださいね。それでは、みなさま、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

本当にお久しぶりのRena様! コラムはずっと読んでくださっていたのですね、ありがとうございます。Rena様も子連れ台湾旅で、老若男女から半端なく親切にしていただいたそう。「暖かい風土や美味しい食事ももちろんですが、現地の人々に親切にされた記憶はいつまでも心に残りますよね。またぜひ行きたいと、マダム同様思う私でありました」。ですわよね?。実はわたくし、またもや9月に台湾に・・どんだけ好きなのか!

頼もしきトラヴェジェンヌのマダムマッチ様は、3泊4日でバイユー、オンフルール、エトルタ、ルアーヴルのノルマンディー地方巡りを。ノープランでおっとり一人旅を楽しむおばさまと遭遇し、驚愕した様子がひしひしと伝わってまいりました。うはは。来年はヴェネツィアとか。素晴らしい! シニカルなトラベラー観察リポート、またお待ちしています。

「旅はいつも主人と一緒」というミエコ様。ご主人はエスコートもトラブルも全部お任せな頼もしいお方。ううう、うらやましぃぃぃ!「今度は女子会旅行がしてみたいです。パリなんか素敵ですよね」。はい、マダムも行ってまいりますパリwithマダム仲間。ご報告をお楽しみに!

旅話だけでなくユニークなエピソードもお送りくださるH.Y様。「31622401」この数字は何でしょうというクイズに、しばし熟考&お手上げ。答えは「2012年の時間」ですって! 末尾の「1」秒はうるう年ゆえのハンパ。な?るほど。今もどこか遠い空の下で、何か面白いものを見てらっしゃるのでしょうねえ。

使えるワンポイント英会話

「I wish I could.」

「そういうわけにもいかないんですよ」という意味のフレーズ。何かを提案されたけれど、ちょっと無理。でも、はっきりNOというと角が立ちそう・・・という相手や状況の場合は、やわらかいニュアンスで拒否を表す、このフレーズを使いましょう。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

マダムイラスト
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百聞はワントラベルにしかず

評判や思い込みだけで敬遠しているデスティネーションも、行ってみれば大好きになるかも。食わず嫌いは損という意味の格言です。

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