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ミスターMのおいしい旅の話「次の旅はここへ行け!」
Vol.
56

ミスターの美食ハンティング:ホアヒン&バンコク編

ミスターMのおいしい旅の話 ミスターの美食ハンティング:ホアヒン&バンコク編

みなさん、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか。まだ日常の生活に戻れない方もたくさんいらっしゃるでしょうが、少しずつ暖かくなる陽射しが、みなさんの心を和ませてくれることを願っています。さて、今回も私が旅先で出合った美味しいお店の情報をお届けします。場所はタイの南部ホアヒン。このコラムでも結構取り上げているのですが、なかなかブレイクしませんねえ・・・。<

団体ロシアンいまだホアヒンに到達せず

タイといえば、このところタイのリゾートにおけるロシア人比率には驚かされっぱなしです。前はチャーター便が飛んでいるパタヤくらいだったのが、ついにプーケットもその手の内に! 朝食時など、見回すとロシア人のグループばかりということも珍しくありません。それにしても、あの食欲はスゴイですなあ。ピラミッド型に積み上げたフルーツやパンを一心不乱に平らげていく様子は、もう見ているだけでクラクラ(笑)。タテもヨコもばかでかくて、とても太刀打ちできそうにありません。

バンコクから車で約3時間半という微妙な距離感、飛行機や鉄道によるアクセスも便利でないことから、日本では イマイチの知名度のホアヒン。もともと王室の別荘地として利用されていただけあって、進みつつある開発もどこかしら手心が加えられているのでしょう。雰囲気は相変わらずのんびりゆったり。バイクタクシーはあっても、車のタクシーがいないというのもたいしたものです。よって、ここはまだロシアンの侵攻ナシ。バンコクからの社員旅行やカンファレンス、駐在員のバカンスなどが主流のようです。

タイのワインブームはホアヒンにも

ところが。ホアヒンには、海外からの観光客が少ないわりにはレベルの高い飲食店が集まっているのです。しかも近年のワインブームを受けてか、ムード作りもワインの品ぞろえもなかなかのもの。たとえば郵便局近くにあるマンマミーア!(Mamma Mia! : 8/4 Naresdamri Road)は3階にオープンエアのテラス席を設けたピッツェリア。テラスは屋内席と違ってスポーツバー風ですが、それが楽しいのです。以前行ったのは折しもワールドカップ開催時。ザック監督と同じミラネーゼのオーナーが日本の勝利を祝ってスプマンテを開けてくれましたっけ。ピッツァはミラノ風のクリスピータイプ、パスタもイケてます。

ワイン好きなら飲み放題デーを逃すな

もっとワインを、という人はモンドヴィーノ(Mondo Vino : 22/65 Naeb Kaehat Road)がおすすめ。名前の通りワインバーですが、ゲストのほぼ100%が飲み助ヨーロピアンというくらい、飲んべえ派にとってのパラダイスです。目指すは週1回開催のワイン飲み放題デー。1人500バーツだかで18時からの2時間ワインとタパスがお望みのまま。ワインの種類もクオリティもそろっているので、もう、これは大満足! 私も2時間飲みまくりました。場所はメインストリート北にあるプタラクサというリゾートの並び。中心部からは徒歩でも行けるので、酔っぱらっても安心です。

ちなみに、ここの姉妹店ラ・グラッパ(La Grappa : 20/5 Poolusk Road)はピッツェリア。あか抜けた内装で、ここもワイン多数。私は確認していないのです が、名前から察するに食後酒が得意なのかもしれませんね。

ビーチリゾートらしいお店でシーフード

プタラクサの近くといえば、 そこから2ブロックほどの浜辺に店を出しているココ51(Coco51 : Soi51, by the sea)も、ビーチリゾートらしい楽しいお店です。ツーリストとロコの比率が半々くらい。みなさんおしゃれをしています。メニューはインターナショナルで、なんでもありって感じなんですが、ライブが入っていたりと華やかなのが人気の秘密かと。波の音を聞きながらのディナーは、やはりいい気分ですねえ。英語も通じます。

ホアヒン最後は満を持してのシーフード、チャオライ(Chao Lay : 15 Naresdamri Road)で決まり。海沿いに何本も突き出している桟橋の上にあるお店で、その中でも最も賑 わっている1軒。とにかくローカルに大人気、イコールoishiiってことの証明でしょう。イカや雷魚などを丸ごと焼き上げたジューシーなひと皿、フレッシュな野菜炒め・・・何でもかんでも、そしていつ訪れても美味! こういう店でもちゃんとしたワインがリーズナブルに用意され ている。うーん、いいですねえ。サービスも素早く的確です。

バンコク最強のイタリアン2軒

ところでホアヒンに出かける には、どうしてもバンコク経由になりますから、ここでも「はずさない」通好みなお店をあげておきましょう。まずはラ・ ボッテガ・ディ・ルカ(La Bottega Di Luca : Soi 49 Sukhumvit)。ちょっと分かりにくい場所が通っぽい、ビル2階テラスにあるイタリアンですが「ホントにここはバンコク?」って気分になるイタリアンかつおっしゃれ?なアンビアンス。ワインセレクション、メニューともにディーマーク(very goodの意)。カジュアルにもフォーマルにも使えるので、記念旅行のカップルなら滞在中に1度はいかがでしょうか。

地元で働く美女に連れて行ってもらったエノテカ(Enoteca : Sukhumvit Soi 27)は、日本のエノテカと同じ料理とワインが味わえる、というのがウリですが、私は日 本よりもこちらの方が好きですねえ。コージーでゆったりとしていて、テーブルセッティングやプラントのパーテーションなど「肩肘はらなく ていいですヨ」という工夫がしっかり凝らされています。料金は高めですが、バンコク最高の夜を過ごしたいときはぜひ! 美女効果だけでなく(笑)、また必ず行きたい1軒です。

マイフェイバリットホテル

マイフェイバリットホテル 物価の高いホアヒンで満室続きの人気リゾート

先にも触れましたが、ホアヒンは王族御用達の土地。したがって物価は高いし、風俗を初めとしたサービス産業もかなり控えめ。静かに越したことはないにしろ、リゾートとしては刺激の少ない場所。でもお金持ちは集まってくるのです(笑)。中でもおしゃれ系に人気なのが、このプタラクサ ホアヒン。客室は道路を挟んで海側のヴィラと山側のローライズビルタイプに分かれており、それぞれ中央部にプールが配されています。客室は木目と白を基調にしたおだやかな内装。ヴィラを含め特に驚くほどの豪華さはありませんが、ジャストくつろぎサイズかな。北欧風スタイリッシュな雰囲気がgoodであります。

他のリゾートにないポイントは、何といってもon the beachダイニング&バーですね。波を目の高さに見るように設えたウッドデッキ、そこにゆったりと置かれた大きなソファ、夕暮れ時のほのかな明かり・・・。いいワインも置いてあります。ま、食事はそこそこというか、お値段がバカ高いのが超難点ではありますが、風に吹かれて美味しいワインを、という雰囲気は最高でしょう!

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