マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
102

旅先の美マダム度UPアイテム

マダムヨーコの辛口旅サロン 旅先の美マダム度UPアイテム

そろそろ桜の便りも届き始めた今日この頃。みなさま、お元気でいらっしゃいますか。柔らかな日射しを浴びていると、すぐにでも旅に出たくなってくるマダムヨーコでございます。今回は、そんな早春のウキウキ気分にのせて、旅先で美マダム度アップ&きっと役に立つファッションアイテムをご紹介いたします。ふふふ、読んだらダッシュで買いに行きたくなりますわよ~。

シーン別トレンドバッグはコレ!

みなさまからのお便りで相変わらず多いのが、「旅行にどんなバッグを持って行けばいいの?」というお悩みでございます。わかりますわ~。わたくしも常々試行錯誤しておりますもの。基本はA4サイズよりやや大きめのトート系かショルダーバッグ。カジュアルすぎず重すぎず、シンプルだけど華やかさもあって・・・と、求める条件はかなり厳しめ。ところが近年のトレンドで、軽くてきれいな色味のトートバックが大繁殖。これこれ、こういうのが欲しかったんですのよ! 

最新トートはサイズバリエは豊富だし、バッグインバッグでポーチが収納されている優れものもアリ。何しろお手頃なのがウレシイですわねえ。オールマイティに使い回したいならナイロンや帆布ではなく、レザーや合皮、ハリのあるナイロン素材をチョイスしてくださいな。デザイン(特に持ち手部分)がスマートなほど「お高く」見えますわよ~。ファスナーなしが不安な場合は、付属のポーチを含めてバッグインバッグをご活用くださいね。

朝食はクロスポーチで手ぶら感を演出

とはいえ、こんな「大物」を持って行けないのがホテルの朝食や、レストランでのディナータイム。特に朝食は手ぶらでを提唱しているわたくしですが、最低限でもルームキー、加えてカメラorスマホくらいは携帯したいという方も多いはず。以前はレスポなどのミニポーチをおすすめしましたが、これはこれでブッフェの料理を取る時に意外と邪魔だったりして、ううむ、な感じではありましたの。
そんな時に、友人にして旅先ファッショニスタの駒込マダムから福音が。それがスマホが入るサイズのクロスポーチ! サイズはせいぜい15×10センチ。マチはなく、素材はシルクやサテンなど。ショルダーストラップはあくまで細くシンプル。ビーズチェーンなどでも素敵ですわね。

クロスポーチは基本的に斜めがけするのですが、小さくて薄いため重たい印象はなく、幼稚にも見えません。もちろん身につけたままで邪魔にならないのでとても便利です。選ぶ時のポイントはスポーティやエスニックすぎるデザインにしないことと、ミニマムサイズにこだわることかしらん。駒込マダム曰く「SATCでキャリーがクラブで踊る時に使っていた」のだとか。いかがでしょう、何となくイメージできますわよね~。

ディナーはミニトートでエレガントに

さて、トートバックもクロスポーチもイマイチなディナータイムはどうするかといえば、ここで出番になるのがトートバッグに付属していたポーチです。ポーチといっても同じ素材のミニトートになっているケースがほとんどなので、取り外せば、ハイOK! お財布や化粧ポーチも十分入ります。よりエレガントに演出したいなら、ストラップを別買いして取り替えたり、タッセルなどのバッグチャームなどをプラスするといいですわねえ。

「えっ、じゃあ3つもバッグを持っていくの?」と思われるかもしれませんが、往復路と日中用トート、そのバッグインバッグとして使うミニトート、そして極小クロスポーチだけですから、かさばることも型くずれを気にする必要もありません。旅立つ時に全部手持ちにもできちゃうくらいです。これで朝・昼・夜とシーンに合わせた使い分けはバッチリ。カラーや素材を吟味すれば、リゾートでもシティでも、またどんなファッションにも調和します。

再流行のスニーカーは旅先でも大活躍

バッグ同様、旅先のお悩みアイテムの筆頭がシューズ。これまた、かつてわたくしは「マダムたるものスニーカーは禁止!」と声高々に宣言いたしましたが、テヘヘ、あっさり撤回いたしま~す。何しろ昨年あたりからスニーカーの一大ブームがひたひたと到来。ハイブランドもこぞって発表しているんですもの。これはオシャレアイテムとして履きこなさないわけにはいきません。

狙い目はどんなスタイルにもコーディネートしやすいブラック、ベージュ、グレーなどの定番カラーが無難。洋服がシンプルシックなトーンなら、濃いめのネオンカラーで冒険するのも素敵ですね。反対にクリアでハイトーンの色はカジュアルな印象がとても強くなります。渋め&2色以内でまとめられていると、落ち着いた雰囲気になりますわよ。購入の際は、スポーティでないファッション(スカートやワンピ)で合わせてみるのがコツです。これからは、大人シックなスニーカーが旅先シューズの定番になるかも!?

ヒールが苦手ならウエッジソールで勝負

ワンピースにスニーカーのミスマッチもスタイリッシュですが、トラヴェジェンヌたるもの、ここぞという時はやはりヒールで勝負したいですわよね。しかし、最もドヤりたいヨーロッパの街は、足腰に大ダメージを与えてくれる石畳! タクシーで往復するだけならまだしも、ちょっとお散歩、ちょっとウインドウショッピングだけでもヨレヨレに・・・。わたくしも極力ヒールは避けたい派だったのですが、またしてもお助けアイテム発見。これもトレンドが続いているウエッジソールです。

ウエッジソールというと「ジュート巻きの?」なんて、懐かしいことをおっしゃるお姉樣方も多そうですが、創始者フェラガモさんによるコルク素材、アクリル、ラバー、一体型と素材は多種多様。これがみなさま、履きやすいんですのよ! 歩きやすいんですのよ! 
ヒール部分に凝ったデザインが施されているものもありますから、決してカジュアルシューズにとどまりません。問題はちょいとかさばることですが、スーツケースに一足入れておいて間違いはありません。ヒール初心者にもマジでおすすめでございます。レッツ旅先でヒールデビュー!

出し惜しみしないファッションを

最近は、旅先でも日本と同じようにファッショナブルに装っている女性が増えつつあり、もはやわたくしのダメ出しも不要なほどですが、最後にあえて小姑のようにもう一言。「出し惜しみするな!」でございます。二の腕、おなか、腰回り、足。わたくしたちは、どうしても自分に自信のない部分を隠すべく、ダボッとした服でカバーしがちですが、それは逆効果。年齢を問わずに老けて見えますし、エレガンスを欠いた風情になってしまいます。

ヨソの国の女性陣をとくとご覧ください。ムチムチでもピチピチでもガリガリでも、はたまたお年を召していたとしても、みなさん堂々と「女性」をアピールできる服を着ているではありませんか。郷に入っては郷に従え。海外では胸を張って「ありのままの自分」で勝負いたしましょう! と申しますか、海外旅行は日本で出番のない派手めファッションお披露目の絶好のチャンスなのでございます。どうぞトラヴェジェンヌ最強の心意気を見せつけて、男性陣を魅了しちゃってくださいませね。それでは、みなさま、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

トップバッターはスカーレット様。旅先ホテルのルームシェア問題について、「一人旅派の私には新婚旅行でルームシェア以上の苦痛を味わいました」とのこと。ええっ、何に!? と思えば「飛行機の座席を隣同士にされることです。機内は動くことすらままなりません」。ああ、それは確かに~。しかも問題は「新婚旅行でダンナが、私の隣に座っているのが気に入らなかったのです」って・・・。しかも「現地集合で現地解散の新婚旅行ってどうしてないのでしょうか?」と、あまりに根源的な訴えを。相変わらず想像の斜め上を行くご意見、思わず爆笑いたしましたわ~。

姉と二人様は、「一人旅以外の場合はある程度同行者との精神面での苦痛は仕方ないと思うしかないので、『懐の広いところを見せる』という解決方法には拍手です!」との賛同のご意見を。ううう、なんと心強い! だからこそ「個人的には『旅は一人がいいな』と思っています」というのも、ある意味心から共感できるご意見でございます。そうなんです! いつでも誰とでも、いい旅をしたいだけなんですのね~。

お次は常連シェリー様。わたくしホテルの遮光カーテンを閉めるのがイヤだというカミングアウトについて。「私もーーー! 朝起きた時、真っ暗でどうするのよ。絶対閉めないわよ。遮光カーテン」。でしょ、でしょ!! やはり朝は自然な日射しで目覚めたいですわよね! 力強い味方が登場して、わたくし超うれしゅうございます!!

トリは昨年の10月に憧れのクィーンエリザベス号でアドリア海をクルーズしてきました」という益田様。ところが食事&スタッフのサービスがどうにもこうにもで、いまいち不完全燃焼の旅だったご様子。「私達はバルコニー付きの部屋でしたが、もっとお値段の高い部屋だと対応は良いらしいです」。ええっ、そういうものなんですか!?「今年はリベンジでラスベガスへ行く予定で、予約も済ませました。今度こそショーと食事楽しみます!」。うーん、これまた素晴らしいっ。このサロンにお便りをくださるみなさまの行動力には、わたくしいつも心から感服しております。益田様、ぜひリベンジリポートをお寄せくださいね。お待ちしております!

使えるワンポイント英会話

「Just what I needed!」

「ちょうど欲しかったんですよ!」という意味のフレーズ。日本語で言うと「これはありがたいねえ!」といったニュアンスでしょうか。ホテルのフロントでペンを探していたらさっと差し出してくれた、暑い時に冷たいウエルカムジュースが出て来た、というようなシーンで使えます。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

マダムイラスト
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「打ち破るべきは内なる壁」

自分が気にしているほど、他人はあなたのことを気にしていません。自分の中にある思い込みのバリアを蹴散らした時、新しい世界が開けます。

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