マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.
33

アナタとワタシの親子旅行&個人旅行

マダムヨーコの辛口旅サロン アナタとワタシの親子旅行&個人旅行

みなさまっ。まったくイヤな騒ぎでしたわね、例のインフルエンザ。ひとまずは落ち着いたようですが、急きょ夏休みのご予定を変更なさった方もおられることでしょう。マダム的には「日本騒ぎすぎ?、でもこれからの展開がわからなくて不気味?」って感じ? 年齢を考えると、感染のリスク大アリからは程遠いものの(おほほ)、何がどうなってどう影響があるかわからないのが困りもの。とりあえず予定している海外旅行はキープしつつ、状況を見極めていくしかありませんわ。

母娘旅行はやっぱりしんどい!?

さて、ハワイにおけるマダムママ接待旅行玉砕報告&個人旅行についての考察に関し、またまたたくさんのお便りをいただきました。マダムとは一味違うみなさまの体験談、ご紹介させてくださいませね。トップバッターはみどり様。「私も2回ほど両親の招待旅行をしました。一度目はハワイへ。二度目は北京へ。どうしてまぁ?その位置にウエストポーチつけるかねぇ?と苦笑した経験ありです。なんとも不思議な格好をしますよね!」。それそれ! それでございます。ふだんは絶対に身につけないであろうそのタオル、その運動靴(としかいいようがない)。なにが父を母をそうさせるのか。ツアーの集合写真にいたっては、もう誰が誰やら状態でございます。

「意志なき者に個人旅行は向かない」という結論にご同意くださったみどり様、「意志なき友人と旅行をしましたが、行ってからの行動に温度差があり、思うとおりに行かないこと多々あり。やはり『ここ行きたい!』『これ観たい!』『これ買いたい!』などはっきりと意志がある友人か、一人旅が楽ちんです」。

同じく楓様もお母様との旅行で「私はツアーコンダクターのつもりでいるのですが、肝心の母はあれが見たい、ここに行きたい、の意思表示がなく毎回『満たされない感』のまま帰国します」。そして積もった不満を解消すべく、ロンドンへ3泊5日の一人旅へ出かけた楓様。「超貧乏旅行でしたが、行きたいところへ行き、見たいものをじっくり見られたので充実感一杯でした」。ああ、わかります。わたくしも、ひとりで心ゆくまでハワイの仕切り直し旅しちゃおうかしら、とマジで思いましたもの。

お母様方、つらい時は主張してください!

続きましては大阪のtomomo様。お母様は「行動派+文句を言わない+娘を信じ切っている」方なので、一緒の旅はとても楽だそう。が、「ひそかに我慢を重ねているところが玉に瑕。多少体がつらくても頑張ってついてきてしまうので、途中でへたり込んでしまったりするのです。機内で意識を失ったり、街中で倒れ込んだり。結構大事になるので、こっちは慌てるどころか、肝をつぶします」って、もしもーし。それはかなりな大ゴトでは? 道中で「すっごい精神的負荷を抱えて」も「無理に笑っているところがまた悲壮感を漂わせ」ているtomomoママ様。んー、こちらも共感しきりでございます。

実はマダムママも、すでに行きの成田エキスプレスで電車酔いし(ご存じの通り、アレはかなり揺れますので)、悪天候で揺れる飛行機にさらにダメージを受け。でも、黙ってるんですよね。我慢のしどころがちがーう! 食事がどうのこうのより、娘としては体調関連について口を開いて欲しいのですが・・・。6月にご両親と一緒にハワイに行く予定のtomomo様、ぜひぜひ心身ともに極楽旅になりますように。

旅は夫婦の潤滑油・・・になっていますか?

旅はやっぱり個人旅行、というみなさまからはこんなお便りが届きました。「団体旅行は料金的にも安く、何もしなくてもすべてお膳立てしていただける気楽さはあります。しかし私達夫婦は、やはり自分達でのプランニングからが旅行の始まりだと考えていますので、絶対に個人旅行派です。確かに英語が堪能では無く、個人でプランをたてるには時間と情報収集が大変ですが、予定通りできた時は達成感があります」とはmamachin様

「旅を重ねるごとに普段、家では話さないことが次々と話題に上り、私達夫婦のコミュニケーションが深まっていく事が旅の最大のメリットです」。今度はご夫婦でアマルフィに行かれる予定というmamachin様曰く「旅は夫婦の潤滑油」。うーん、深い。お連れ合いをお持ちのみなさま、旅がちゃんと潤滑油になっていますか? お二人がともに本当に楽しい旅をしていますか? 年を取っても好きな人と一緒に旅することは、とってもとっても特別なことです。わがままも、甘えもちゃんと口に出して、思い出に残る旅をしてくださいませね。

こうありたい70歳超のバリバリ個人旅行派

「え?、マダムのママが個人旅行向きでない???」とのっけから驚いてくださったのはすますま様。この方、アップルワールドのワンコインホテルで当選し、お母様とバリのプライベートヴィラに滞在したというラッキーマダムです。ワンコインホテル・・・ホントに抽選してるんだろうか・・・とお疑いの方、ほら、ここに、生き証人が!!

ところですますま様のお母様はというと「すでに70歳を超えてますが、個人ツアー向きタイプです。父の生前は一緒によく海外へ行っていたのですが、計画は全て母が。そのために40歳半ばを超えてから英語を勉強し、計画した半年前からガイドブックを買い込んで計画を練り、電車やバスのルート、時間まで調べる徹底ぶり! さらに 1泊目のホテルをとりあえず旅行会社で押さえ、2泊目以降は現地で便利そうなところを探して移動する、というツワモノでした。もちろん、ホテルが見せてくれた部屋が気に入らなかったら、次々見せてもらって移る、という日本人らしからぬ熟年カップル。いつも海外行ったら、3週間は帰ってこないという、これまた日本人らしからぬツアーを堪能してました」。すーばーらーしーいー! わたくしもすますまママ様のようなガッツ老後を過ごしたいものですわ?。

準備と下調べはしておくに越したことなし

マダムマッチ様からは初めてのお便り。やはり個人旅行派でツアー参加はずいぶん前におやめになったのだそう。先日、試行錯誤の果てにご友人らとプロヴァンス旅行され、「いつも思うことですが、下調べをしっかりしていれば、何とかなるという事ですよね。若い子達の旅ブログで『駅に行ってみると次の電車は2時間後でした』なんていうのがありますが、私達にしてみれば、そんな事もっと早く調べるべき!! って感じです。オバサンは時間を無駄には出来ないのです」。おおお、またもや共感の拍手でございます。

お金がなくても時間と体力だけはたっぷりある旅は、きっと若者たちの特権。でも、年を取るほどお金はそこそこあっても、時間や体力がなくなってくるのが自然の摂理。もはやパスポートのスタンプの数が多いことが勲章ではないわたくしたちの世代、1回1回の旅に全力投球したいものです。ちなみに「お若いマダムなのでしょうね」というさりげない一言・・・そ、それは時折出てくる「何年代のコト!?」というエピソードからお察しくださいませ。ほーほほほ。

非日常の旅が、日常のための気力を養ってくれる

最後は土屋様のお便りでしめさせていただきます。「私も個人旅行の方が好みです。その心は、朝の行動が苦手だからです。団体旅行の移動距離の長さと、集合時間の早さにはついていけません」。まさしくその通り。個人的にはツアーの方がお得かも、と感じるハワイ旅行も、マダムは「集合時間の早さ」の一点だけでパスなのでございます。さて、従姉妹様の道案内役にてタスマニアに渡られた土屋様によると、タスマニアデビルは「ものすごい肉球を持っている」そうでございます。ハードなハイキングや星の観察を堪能した土屋様は、こう締めくくっておられます。「非日常の旅行は最高ですね。それ故また、日常を頑張る気力も湧いてくるというものです」。

そうです、そうなのです。旅はエネルギーの源であり、アイデアの宝庫であり、自分を見つめ直す絶好の機会なのです。これからもステキな旅をするために、どうぞみなさま、体力だけはキープしていきましょう。実は、楽しいお便りまだまだたくさん届いておりますの。本当にありがとうございます! そちらは追って紹介させていただきますね。これからも辛口サロンをどうぞよろしく。では、また来月。Ciao!

聞かせて、あなたの声を

そんなわけで、今月からちょっぴりお届けスタイルが変わった「マダムヨーコの辛口サロン」ですが、さて、みなさま、いかがでしたでしょうか。新しいマダムのスタイルはお気に召しましたか、忌憚のないご感想をお聞かせくださいね。また、これまでのように、みなさまからのお便りもお待ちしております。直接専用アドレスにお送りいただけなくても、他の懸賞や応募でご感想をお書きくださっている方々、マダムは全て目を通しておりますわよ。今度はぜひ、あなたのお声をこちらにもお寄せください。そして、マダムでは力の及ばないご質問や業界ならではのお話は、ミスターMにもご助力いただいて解決してまいります。みなさま、ご遠慮なくなんでもご相談くださいませ!

使えるワンポイント英会話

「Make sense」

英語で会話しているときに、こんな相づちを打たれること多くありませんか? これは「なるほど」「その通り」など、相手の言い分に納得したことを伝えるフレーズです。反対に尻上がりに「Make sense?」と聞かれたら、「どういうコト?」。「Doesn’t make sense.」だったら「ワケわかんない・・」といった意味になるでしょうか。相づちフレーズが苦手な日本人には、覚えておくと便利な一言です。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

マダムイラスト
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旅の自慢は多・安ではなく深・考

たくさんのエリアを安く移動することが勲章の旅を卒業したら、次はたとえ費用がかかってもじっくり考察と体得ができる旅をしよう、という意味。

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