ジップロック＆プチプチは頼もしい味方

これはガーデニア様ご推奨のパッキングアイテム。大・小サイズを丸めて輪ゴムで巻いておき、現地で買った食べ物を入れたり、食べ残しの物を入れたりしているのだそう。食べ物でも何でもレジ袋につっこんで、時に店員から「ちょっとかわいそうな人」視線を投げかけられたり（平気）、袋の隙間から流れ出たソースでおニューのバッグが大惨事（悲痛）という経験を持つマダムには、今後のマストアイテムでございますわ。プチプチでボトルを包んだり、緩衝材に使うというアイデアはベルベット様からも寄せられました。わざわざ買わなくても、電化製品や宅配便の梱包品を再利用するのがマル。ふだんはスーツケースの中に保管しておけば邪魔になりませんね。

着なくなった服でハンドメイドの巾着袋

アミ様は着られなくなったブラウスで、いろいろなサイズの巾着袋を縫って旅行用に使っておられます。「もちろん普段使いにもOKです。きれいな色や模様のお気に入りの服は捨てられませんもの。化粧品は底を丸く、浅いものが使い勝手が良いようです。いちいち袋から出さなくても、口を開ければすぐ使えます。シルクの素材は少し大きめに作り、肌着入れにしています」。これはステキですね。凝った細工をしなければお裁縫が苦手な人でも簡単に作れそう。和風の布なら外国の方へのちょっとしたおみやげにも喜ばれそうです。

アクセサリー入れには、少し厚めの専用巾着をおすすめします。傷つくのが心配なら、さらに一つ一つ小分けにすると安心です。マダムは「ティシューにくるんで化粧ポーチにIN」派だったのですが、前回の旅行中にそれをすっかり失念し、「あら、ゴミが」とお気に入りのアンクレットを捨ててしまったのです！（気づいたのは帰国後。自爆なので泣くに泣けん）せめてハンカチで包んでおけば・・・。これからは謹んで巾着を活用します。

サンプル活用で滞在中にみるみる荷物が減った！

なにやら怪しげなダイエット広告風ではありますが、これも先に登場したベルベット様のアイデア。いつの間にかたまっている化粧品のサンプルや、商品のパック素材を旅行時にどんどん活用するというワザ。「しょせん付録ですから薄っぺらなのですが、それが実はパッキングには最適なんですよね?。特に夏仕様の限定セットに付いてくるバッグなどは海＆ビーチに持って行けるビニール仕様だし、中身が見えるし最高！破れて捨てても悲しくないです。滞在中、どんどん細かい荷物が減っていくので気持ち良いですよ?！」。あなたもいかが？

そろそろ限界に近づいた下着類や部屋着を旅行用にし、現地で使い捨てにしてくるという方もたくさんいらっしゃいました。空いたところはおみやげ用スペースに。プラマイゼロの発想ですわね。とはいえ「ゴミ問題を考えると、私のやり方はあまりいいアイデアとは言えないのが悲しいところです」というベルベット様の言葉には考えさせられます。結局捨てることになるとはいえ、処理をするのはその国の人たちですから・・・。利便性と環境問題。難しい課題です。

身だしなみの苦労は尽きず（女性オンリー）

ガーデニア様も書いておられましたが、シートタイプのネイルリムーバーは女性必須のアイテム。指先は意外と目にとまりやすい場所。トラベジェンヌたるもの、はがれかけたマニキュアで平気でいてはなりませぬ。シートタイプなら手軽ですし、全部塗り直さずに部分的な手入れもしやすいですわよ。

さて、もはや常連リンリン様からのご質問＆全ての女性のお悩みポイント「ブラジャーがかさばってしようがないんです！」。マダムは気にせずどんどん洗濯しまーす。問題はワイヤー入りだとうまくしぼれず、乾きにくいこと。そこでタオルにくるんで叩いたり、ぶんぶん振り回したりして簡易脱水します。夜間は乾燥しがちな室内に干しておいて、外出時にバスルームに移動しておくこと。プライベートスペースに下着を干すのは決してマナー違反ではありませんのよ。女性のみなさま、恥ずかしがらずにお洗濯しちゃいましょ。

キャスター付きバッグは周囲の迷惑にならないように

旅行はもっぱらトートバッグというgeo_meijia様からはこんなご意見が。「機内持込みのゴロゴロカートは、はっきり言って邪魔です。収納棚へ入れる際に車輪が邪魔でなかなか入らずに行列渋滞。利用者は周りの方のご迷惑にならないよう注意していただきたい」。そうですね。重すぎて自力で持ち上げられなかったり、通路で折りたたんだり、座っている人や前後の人にぶつかったりと、キャスター付きバッグは「便利なのは自分だけ」状態になりがちな面が多々あります。機内持ち込みするなら手で持てるようコンパクトに、そして人混みではなるべく体に沿うようにキャスター付きバッグを移動させるように心がけましょう。

ちなみにgeo_meijia様より「上海のリニアモーターカーの最高速度は431kmでは？」とのご指摘をいただきました。うーん。マダムの目には、車内のデジタル表示が一瞬「451km」を示したように見えたのですが・・・気のせい？撮影した画像はブレブレで判読できず。抜かりすぎです。次回改めてかぶりつきでチェックしてまいります！

これからもマダムヨーコをどうぞよろしく！

その他にもセキュリティチェックで入魂のパッキングをめちゃくちゃにされた（しかも詰め直すのは自分）とお嘆きのs@nas様。マダムもやられました?。典型的ジャパニーズフェイスのわたくしの、どこが不審だというのでしょうかっ。毎年欲張りな旅を楽しんでいらっしゃる「旅は癒し50代二人組み」様。ヨーロッパのホテルは条例で改装が禁止されている古い建物が多いため、エレベータがないことが多いのです。よって下層階の客室のほうがグレードが高いことも。移動は大変ですが、そんな建物の「歴史」に思いを馳せて、滞在を楽しんでみてくださいませ（ちょっと無理がありますか・・・）。アップルワールドのサイトでは「ドイツ鉄道の旅」を特集しています。周辺国へのアクセスも紹介されていますので、ぜひ次回の旅のご参考に。

それにしてもみなさま、本当にオリジナリティあふれる海外旅行を楽しんでいらっしゃるようで、お便りを拝見するマダムもワクワクしています。h.charlie様、コアなグアム情報楽しみにしております。次回はリクエストの多かった、一人旅の食事事情についてお話しいたしますね。それでは、これからも忘れずにマダムヨーコのサロンにおいでくださいませ。Ciao！