まずは部屋をひとまわり
さまざまな交渉を経てようやく希望の部屋へ。でもスーツケースを開くのはちょっと待って!まずは室内をチェックし、機器や設備が正常に使えるかどうかを確認しましょう。
チェックすべきポイントは以下の通り。
- ベッドルーム、バスルームは清掃済み?
- 照明などの電気関係が正常に作動するか?
- シャワーの温度と水の出具合は?
- 鍵はきちんとかかるか? 開くか?
- ベッドのへたり度は心配ないか?
- 前の人が使ったものが残っていないか?
こうした点を確認しながら、以上を確認しながら、部屋をぐるっと一回り。もし何か気になることがあれば案内してくれたベルマンかフロントにすぐ連絡し、理由を述べて「別の部屋を見せてもらえませんか?」と申し出ます。「どの部屋 も変わらない」といわれる場合もありますが、別の部屋が空いていれば通常は見せてくれます。別の部屋が気に入れば「May I change?」と言って替えてもらいます。
WI-FIを使う予定のある人は、実際につないでみるといいですね。「つながるはず」なのにつながらない場合は、部屋を変えてもらった方がよいかもしれません。
その他、気になる設備や滞在中に使いそうな機器があれば、まず動かしてみて確認しましょう。少々面倒でも、荷物を開いてから移動する手間を考えれば、先に確認しておく方が安心ですよね。
どうにもならないことも
シャワーの性能については国や地域ごとに差があり、どこでも豊富で高い温度のお湯が出るとは限りません。またWI-FI環境も、そもそもそのホテルがインフラとして導入していなければ使用できませんので、ご注意ください。
ヨーロッパのプチホテルでは、客室のサイズや部屋からの眺めがそれぞれ違うホテルが多く、もし別の部屋と見比べたいならばフロントにリクエストしてみること。なお、料金差額支払請求などで、後にもめないよう事前に確認することを くれぐれも忘れないでください。
一部のホテルでは、ハブラシなどのバスアメニティが有料の場合があります。前の人が使ったものがそのまま残っていたりすると、チェックアウトの時にその分まで請求され不愉快な思いをすることがあります。とにかく何か問題(疑問)を 見つけたら、即フロントへ申し出るようにしてください。