世界中でもここがナンバーワン、アンダーズのトップランナー
アンダーズはハイアットホテルズが満を持して世に送り出した、5つ星ブティックホテルのブランド。東京でも鳴り物入りでオープンし、エグゼクティブの熱い注目を浴びていますが、世界各国のアンダーズの中でも「こここそがナンバーワン」の呼び声が高いのが、アムステルダムはプリンセングラハトのプロパティです。
デザイナーはアムステルダム生まれの奇才マンセル・ワンダース。「地元」ホテルを手がけるとあって、その力の入り様は半端ではなく、チェックインカウンターのないロビー、宇宙を思わせる謎のオブジェなどなど、ホテルの概念を超えたトンデモ空間に、足を踏み入れた人はきっとアゼンとするに違いありません。
客室も奇怪な調度品や、個性が強すぎるオブジェといった独特のセンスが大爆発。ところが落ち着いて考えてみると、それらはニシンのイラストやデルフト焼きの陶器など、みなオランダにちなんだアイテムだということがわかり、苦笑が微笑に変わるのに時間はかかりません。低めで大型サイズのベッドや、ゆったりと造られたワーキングスペースなど、実用面もしっかり目配りがされており、レジャーでもビジネスでも快適な時間を過ごすことができるでしょう。
フレンドリーで気取らないサービスも、アンダーズが高い評価を得ている要因の一つ。カウンターを使わないチェックインは、ゲストとスタッフの距離を縮め、ロビー脇に常に用意されているスナックも、スタッフとゲスト、そしてゲストとゲストの交流を深める役割を果たしています。運河に面した静かなロケーションに建つ不思議ホテル。話のタネに一度泊まってみませんか?
和風マインドに癒されながら、オランダの町並みを眺める
フェルディナントボル通りとアムステル運河が交差する近くの閑静なエリアに建つホテル。中央駅からはやや離れますが、トラム停留所がすぐ近くにあるため各所への移動に不便はありません。日本人にはおなじみのホテルブランドで、スタッフにも日本人が常駐。子供連れや年配者、海外が不慣れなゲストでも安心して滞在することのできる1軒です。
周辺は16~18世紀の町並みが残るエリアで、あまり高層の建物がないため、どの部屋からの景観もよく開放的な気分を味わうことができます。館内はブラウンのグラデーションを基調とした明るく落ち着いた内装。個性的なデザインが多いアムステルダムの中では地味な部類に入る方ですが、それがかえってほっとするのか、ビジネスマンや家族連れのリピーターが多いそうです。
客室はシックで上品なヨーロピアンスタイル。中心部から離れているせいか最低でも28平米と、ゆったりとした間取りが快適です。家具が全体的に大きめで、オープン式のバスルームやロングサイズのワーキングデスクも備わり、レジャー目的でもビジネスステイでも使い勝手は申し分なし。備品やバスアメニティ類も充実しています。
このホテルの自慢は、ミシュランで2つ星を獲得したレストラン「シエル・ブルー」。オランダの美食シーンを代表する名店で、カテゴリーを定めないクリエイティブな一皿一皿が、目も舌も楽しませてくれます。予算が厳しい時には、シエル・ブルー由来の料理が手頃に楽しめるテラスブラッセリー「サレ・レストラン」へ。日本食が恋しくなったゲストを温かく迎えてくれる「ヤマザト」も、もちろん健在です。
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