進化する台北のホテル

MRTの延長工事が進み、各所への移動がますます便利になりつつある台北。それに呼応するかのように、ホテルのオープンラッシュもとどまるところを知りません。特に躍進中なのが台湾ブランドのユニークなホテル。おしゃれカジュアルから財閥系豪華ホテルまで、台北好きなら見逃せない個性派ホテルを紹介します。
台北人気エリア別ホテル攻略法
中山・台北駅周辺

邦人の駐在が多く、林森北路を中心に無数の飲食店やリラクゼーション施設が集結するエリア。滞在の利便性もダントツです。人気ホテルはMRT駅からやや距離があるところが多いので、盛夏や雨天時は徒歩移動がちょっぴり大変なのが難点かも。疲れたら気軽にタクシーを利用しましょう。台北駅南側はツアーでもよく使われるエコノミークラスのホテルがたくさんあります。台北駅向かいには、ビルを改装したレジデンスタイプのホテルも増えています。

東区・信義エリア

デパートや101等が集まるこのエリアは、インターナショナルチェーンの有名ホテルやスタイリッシュホテルの乱立地帯。比較的料金も高めですが、贅沢な滞在を望むなら選んで悔いはありません。またMRT信義線が象山駅まで開通したことにより、台北101駅、安和駅、大安駅が最寄りのホテルも増加中。永康街や師大路・公館メインで遊びたいなら、ぜひチェックしてみて。さらに南に位置する六張梨駅周辺にも、おしゃれでカジュアルなホテルが登場しています。

西門町周辺

映画館や雑貨店、安カワファッションが集結している台北の原宿的エリア。駅沿いだけでなく街中にもスタイリッシュなブティックタイプのホテルが出現しており、若者や女性のトラベラーには大人気。弱点はツインベッドのカテゴリーやバスタブのある部屋が少ないこと。でも、泊数が少なくオールナイトで遊び倒す予定なら、さほど問題ありませんよね。駅の東側はエコノミークラスのホテルが多く、台北駅も徒歩可能のためこれまた人気エリアです。

南京東路周辺

松山空港からMRT文湖線でわずか2駅。最終日もギリギリまで過ごせるのが魅力のエリアです。南京東路を中心に西は建国北路一段、東は敦化北路の間にさまざまなホテルが点在しています。無難に選ぶならツアーにも使われるファーストクラスのホテルがおすすめですが、最近増えているのがアッパークラスのビジネスホテル。ビジネスと冠されているものの、館内はシックでスマートなシティホテルそのもの。商用はもちろん、女性一人の滞在でも安心です。

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