サムイやプーケットで、個性的なリゾートを展開しているサラが、ついにチェンマイにも進出。オープンは2013年3月。コンテンポラリーなランナースタイルで、場所はピン川にかかる歩行者専用のチェンソムアヌソーン橋のたもと。「ギャラリー」や「グッドビューリバーサイド」などのおしゃれレストランが集結している人気のエリアです。
コンセプトは、シックでスタイリッシュなリバーサイドのリトリート。サラの特徴であるホワイト&グレーのカラースキームはここでも健在で、北タイ独特の厚手のファブリックや幾何学模様をアレンジし、エレガントでゴージャス、なのにどこか家庭的な温もりを漂わせた独特な世界観を造り上げています。ゲストに心ゆくまでリラックスして欲しいという願いからか、ワーキングスペースは極力簡素化。お仕事モードはオフにすべしなのです。
おすすめはリバーデラックスバルコニーの客室。据え置き型のバスタブや布帛の使い方が絶妙で、バスケットの中にアメニティ類を収納するなど、女性が喜びそうなツボが満載です。施設ではヨーロピアンテイストのスパや、ハンドメイドのパスタとワインの品揃えが自慢のイタリアンレストランも必見。ゆったりとしたテーブルセッティングが心地よい、おしゃれして出かけたい話題のスポットです。
チェンマイ中心部からドイステープの北西に向かって車で約45分。森林に囲まれ、中庭にはオーキッド等の花々が咲き乱れる小高い丘に建つ宮殿のようなホテル。それが世界のラグジュアリーホテルアワードの連続受賞歴を持つ有名スパリゾート、パンヴィマンです。
何よりも「リラックス」が最優先された客室は、ホテルルームとヴィラの2タイプ。ヴィラはダークブラウンのチーク材を使ったコンテンポラリーなランナースタイルで、スチームルームやジャクージ、プールなどの贅沢な設備が付帯し、重厚感と高級感にあふれています。ホテルルームもゆったりと広く、同行者がいても息苦しさは全くありません。いずれも室内やバルコニー、プールサイドなどのプライベート空間でもトリートメントを受けることができるのが嬉しいですね。
滞在目的のメインとなるスパは広大な敷地を有し、空中庭園さながらの東屋や洞窟など、素晴らしい施術ロケーションが魅力。ウオーターセラピー、アーユルベーダ、ウェルビーイングのセッションなど、心身の健康を取り戻す多彩なメニューがゲストを迎えます。ヘルシーメニューのスパレストランの他、2つのプール、クッキングクラス、ヨガや洞窟でのメディテーション、ペタンク、ボクシングなど珍しいアクティビティにもぜひチャレンジを。自分自身の体と向き合ういい機会になりそうです。
プルマン プーケット アルカディアは空港から車で約10分という、移動のストレスとは無縁のナイトンビーチに建つ2013年2月オープンのリゾート。重厚なチーク材を使ったエントランスをくぐると、美しいアンダマン海を見下ろす広大で濃密なグリーンの中に、合計277室を擁する客室ビルとヴィラが点在しています。
ホテルタイプの客室はタイカルチャーを現代的にアレンジした、アーティスティックでノーブルなインテリア。ゆったりとしたベランダにはデイベッドが置かれ、オーシャンとグランドオーシャンの部屋では目の前に海のパノラマが広がります。子供用のアルコーブエリアを備え、キッズプールにも隣接したファミリーデラックスは、10歳以下の子供が2人まで同室可。他のゲストに迷惑をかけずに子供と一緒に滞在を楽しめると好評。キッズクラブも0歳から12歳以上まで細かく設定されているので大助かりです。
ハネムーナーやカップルに人気のヴィラは、プライベートダイニングやプール付き。どこにも出かけずに2人だけのスイートな時間を送りたい2人を、存分に盛り上げてくれるでしょう。敷地内に合計6つある飲食施設もバラエティ豊かで、わざわざ外出しなくてもいながらにしていろいろな味が楽しめるのが魅力です。他にもライブラリーやスパ、水陸双方を舞台にした多彩なアクティビティも用意され、短いバカンスでは全てを満喫できないかもしれません。
プーケット滞在の一番人気は何と言ってもパトンエリアですが、便利さはありがたいけれどあまりに賑やかすぎるのもね……と躊躇する向きも多いようです。そんな人におすすめしたいのが、アビスタ ハイダウェイ リゾート&スパ。エリアとしてはパトンの範疇に入りますが、実際にはその南端。スタイリッシュなブティックリゾートが点在する比較的静かな場所に建っています。
デザインは敷地内をくまなく見て回りたいほどユニーク。南タイのフローターヴィレッジにインスパイアされたとのことですが、垂直のラインを際立たせたデコレーションや、深みのあるカラースキームは何だか深海の中に迷い込んだよう。特に夜間の間接照明やライトアップは、ミステリアスな別世界の趣を演出しています。風が通り抜けていく広々としたロビーで手続きを済ませてから案内されるのは、24時間バトラーが待機する全室スイート仕様の広々とした客室。上質のチーク材の家具をさりげなく置き、美しいライティングとアンティークやハンドメイドの小物が、目と心を癒してくれます。
敷地内には宝石のようなオブジェが水に浮かぶジュエルコート、大型ライブラリー、3つのプール、タイはもちろん各国の料理が楽しめるレストランの他、アーユルベーダのプロが常駐し、本格的なホリスティック体験ができるスパやモダンなフィットネスも。ゲスト同士やスタッフとの交流が図れるイベントも各種開催されているので、機会を見つけて参加してみてください。
- (1)タイ新オープンホテル完全ガイド | バンコクこのホテルに泊まりたい
- (2)タイ新オープンホテル完全ガイド | バンコクで贅沢ショートステイ
- (3)タイ新オープンホテル完全ガイド | どこにする? サムイはまだまだ沸騰中
- (4)タイ新オープンホテル完全ガイド | チェンマイ&プーケット次はここ
こちらもおすすめ!海外ホテル特集 バックナンバー
- アジア
- オセアニア
- アメリカ・ハワイ
- カナダ・中南米
- ヨーロッパ・中近東