ヨーロッパ・トップブランドのホテルがデリーに殴り込み! 欧州では優雅なグランドホテルを各地に展開するケンピンスキーですが、こと中東やアジアとなるとその戦略は実に大胆。ドバイを筆頭にカタール、エジプトなどで先鋭的なコンセプトのもと、それこそ「ぶっ飛んだ」ホテルを造り上げているのです。
デリーのケンピンスキー アンビアンス ホテルも、まさしくその筆頭。石造りのバウハウスをよりコンテンポラリーにしたような、全くインド風味のかけらも感じさせない外観。ひたすら広さと華やかさを追求したロビーエリア。というか、このホテルはたとえエレベータホールであっても、ゲストの目を丸くさせる……それを最大の目的にしているようです。
客室ももちろんスペイシャス。印象的なのは、独特のカラースキームで、基本的にはアースカラーとナチュラル素材を主体にしているのですが、どこかスモーキーで不思議なニュアンスを漂わせています。ダイニングやバーのスノッブな雰囲気、エレガンスとリラックスをギリギリで組み合わせたスパなど、とにかくデザイン的な見所は満載。ホテルフリークを自称する人なら、見学だけでもマストの存在です。
目の前に田園、うっそうと茂るグリーンを敷地内に抱えるアリラ ディワが建つオールドゴアは、かつて海運の要衝として栄えた都市。宗主国だったポルトガル、そしてヨーロッパやキリスト教の影響を多分に受けつつ、独自の文化を育んできたエリアです。一時はトランスレイブといえばゴアというほど有名で、バックパッカーの聖地ともされていました。
最近は治安が強化され、誰もが気軽に足を運べるリゾートエリアに代わりつつあり、セレブのお忍び滞在も多数。そんな彼らの拠点のひとつが、このアリラ ディワなのです。デザインはアリラらしい自然との「調和」。ナチュラル素材の調度品、アート作品の効果的な配置、そして目線を可能な限り地平線に近づけるローライズの家具。シンプルながら計算された美しさをたたえた客室は、オープンバスと広いテラスが特徴。専用プールがあるディワ・ウイングは、ワンランク上のサービスが受けられます。
そしてアリラで過ごすなら、外せないのがスパです。世界的トラベルサイトによる2012年度インドのトップ・スパ25にも選出され、その実力の程はお墨付き。ランタンが吊られた素朴なトリートメントルームなら、スパの気取った雰囲気が苦手という人でも心おきなくリラックスできるでしょう。施術後は、フレッシュジュースを片手にプールへどうぞ。心地よいフローティングマットに寝転べば、至福の時間が流れていきます。
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