イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジアサイドとヨーロッパサイド、金角湾を挟んでヨーロッパサイドも新市外と旧市街が分かれ、それぞれに必見スポットが点在しています。地方まで足を伸ばせば奇岩群で有名な世界遺産のカッパドキア、都市遺跡エフェスや温泉地パムッカレ等々、一生に一度は見てみたい景色が満載。イスタンブールから地方への主な移動手段はバスのため、短時間では行き先が限られてしまいます。周遊を考えているなら、できるだけロングステイで望みたいもの。ホテルの選択肢も多いので予算に応じて使い分けられます。
イスタンブール一点集中の滞在なら、最優先はブルーモスク、トプカプ宮殿、アヤソフィアの3大遺跡から。ヨーロッパサイド旧市街に集まっているので周回しやすく、観賞後は熱気あふれるグランドバザールをひやかしても。疲れたらハマムでリラックス。ローカル店に入る勇気がなければ、ホテル併設のハマムからチャレンジしてみましょう。おなかがすいたら大衆食堂のロカンタやカフェがおすすめ。新鮮な食材を使った手頃な定食と、濃厚なトルココーヒーや熱甘のチャイでひとやすみ。ひとり旅の気軽さを実感できるひとときです。
オルタキョイのモスク越しにボスポラス海峡を望む美しいホテルです。宮殿のような瀟洒な建物の中は、息をのむほど開放感あふれる空間。その景観を最大級に引き立てるレイアウトになっており、どこにいても素晴らしい眺めが楽しめます。客室は白とベージュを基調とした優雅な内装。洗練されたホスピタリティも好評です。西の果ての特別な時間をひとり贅沢に過ごしてみませんか。
ニッポン ホテルは、1989年にタリムハーネで最初に開業したホテルの1軒。2006年に大改装を終え、モダンなホテルとして再オープンしました。ユニークなその名前は日本的なミニマリズムにインスパイアされたことによるのだとか。実際にデザインはシンプル。ですが温かみのある色合いや家具・調度品が、居心地の良さを引き立てています。客室も快適。気軽にくつろげるトルコの「日本」です。
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