高雄/台東/日月潭
高雄:台湾周遊の南の拠点となる国際貿易都市
ゆったりと広がる平野に林立するビル、ヤシの木がそよぐ南国の港町……台湾第2の都市ながら人口は台北より多く、また台北とは全く異なる雰囲気の高雄は、高鐵の開通により観光客が激増。カップル向けのロマンティックスポットも多く深夜まで賑わいます。市内は高雄MRTが整備され、どこに行くにも便利。日本からの直行便があるので、高雄を台湾周遊の出発点にするのもいいですね。
高雄アクセスNavi
- 台北から高鐵(新幹線)で約1時間40分。下車は高鐵左営駅となり、隣接するMRT紅線左營駅もしくは台鐵新左営駅で乗り換えて市内へ向かいます。
- 台湾最南にある有名リゾート墾丁まで足を伸ばすなら、高雄の高鐵駅から出ている高速バスで。所要約2時間半。途中で立ち寄りたい場所があったり、人数が多い時はタクシーをチャーターしても。交渉次第ですが目安は2200元程。
- 在来線しかない台東エリアをショートカットしたいなら、高雄から国内線を使って一気に花蓮まで移動することができます。1日1本ですがお手頃です。
高雄のおすすめホテル
風水を反映したモダンな高層ビルに入っている高級ホテル。ロビーは39階、客室は45階〜70階といずれも眺望が確保されており、開放感にあふれた造りが印象的です。客室はシンプルで上品な内装。バスルームも使い勝手がよく快適です。車で高鐵左営駅まで約25分、台鐵高雄駅まで約10分、空港までは約25分。
周辺のランドマークにもなっているビルは高さ186メートル。ホテルエリアは15階以上の高層階に配され、どこにいても素晴らしい景観を楽しめるのが魅力。客室はゆとりがあり、ブラウンを基調色としたシックなアーバンスタイル。ダイニングも計13軒と、居ながらにして高雄指折りの高級グルメが満喫できます。
Chateau de Chine Hotel Kaohsiung
台北の君品酒店の系列ホテルで、中国と西洋の融合をコンセプトにした優雅なデザインが特徴。日本人建築家が外壁のデザインを手がけています。全11カテゴリーの客室はガラスを巧みに使い、モダンながらも柔和な雰囲気を演出。豊富なメニューが並ぶ朝食も楽しみの一つ。MRTが徒歩圏内なので移動にも便利。
賑やかな五福四路沿いに建つ、2011年オープンのファーストクラスホテル。クラシックなスタイルとモダンな意匠を融合した凝ったデザインが施され、独特の重厚感を醸し出しています。一方、客室は港町をイメージするような軽やかで明るい内装。充実した館内施設とともに快適な滞在を提供してくれます。
台東:のどかな田園風景と激うまフルーツの名産地
台東は台湾東部の中心都市で、住民の約半数が先住民族といわれています。のどかなビーチや見晴らしのよい高台など、大自然が舞台の観光スポットと、温暖な気候で育まれた各種フルーツや地産地消のローカルグルメも見逃せません。
台東アクセスNavi
- 高雄からは在来線のみで、本数も少なくアクセスにやや苦労します。時間が確保できない場合は台北から国内線でダイレクトに移動しても。所要約50分。
- 台東からは世界三大海底温泉の一つ朝日温泉がある緑島へ、フェリーもしくは飛行機で。日帰り可能。島内はレンタルのバイクか自転車がおすすめです。
- 東回りの花蓮・台東間も移動手段は在来線のみ。ですが車窓を流れる景色の素晴らしさや、「最高の駅弁」と評判の池上弁当を楽しめることから、時間を捻出してでもトライする価値があるルートです。
日月潭:風光明媚な淡水湖で優雅なひとときを
日月潭は台湾のほぼ中央部に位置するダム湖。早朝から日没まで素晴らしい景観が眺められることから、ハネムーンのメッカにもなっています。湖沿いに建つ高級リゾートで、1泊だけでも優雅で贅沢な時間を過ごしてみては?
日月潭アクセスNavi
- 最も効率がいいのは高鐵台中駅からの客運バス利用。所要約1時間。台北からの客運バスもありますが、所要約4時間半とやや長丁場になります。
- 西回りルートは、バスで約30分の水里駅から集集線で二水駅に行き、そこから在来線で台中もしくは彰化に向かうのもなかなか趣がある行程です。
- 東回りの場合はバスで埔里、霧社を経由して太魯閣渓谷に出るのも、時間がかかりますが得難い体験ができそうです。
日月潭のおすすめホテル
湖の北西、遊覧船乗り場がある水社碼頭の近くに建つリゾート。水面に向かって波形を描く外観が印象的で、客室もシンプルモダンな美しい内装。全面窓から湖が一望できる部屋が人気です。疲れたらぜひスパに。台北、台中、高雄からの客運バスはいずれもホテル前で停車します。水里駅からもバスが出ています。
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