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全長280Km。サンモリッツからツェルマットまで91のトンネルを抜け、291の橋を渡る大人気のパノラマ列車です。スイスを代表する絶景が次々と現れ、約8時間の行程でも景色を見飽きることはありません。全席予約制ですが、当日でも空席があれば手配可能。ただしオンシーズンには早くから満席になってしまうため、パス購入時にあわせて予約した方が確実です。

1等及び2等は共にパノラマシートで、テーブルを挟んだ向かい合わせになっています。2等パスでも事前に差額乗車券を購入すれば、1等シートに乗ることができます。食堂車はありませんが、座席まで温かい食事を運んでくれるケータリングサービスがあります。当日車掌にオーダーするシステムで、事前予約も可能です（食事代は当日支払い）。

→最新料金及びルートの詳細は「鉄道の旅」でご確認ください。

ちょっと立ち寄り

サンモリッツ発のルートでまず降り立ってみたいのが、高原リゾートとして名高いダヴォス。バラエティ豊かなハイキングコースや、各種スポーツアクティビティが充実しています。アルプスの十字路と呼ばれるアンデルマットは、現在大規模リゾートへと変貌中の注目都市。ここからゲッシネンに続くハイキングコースは深い谷に架かる｢悪魔の橋｣で有名です。

終点が近づいてくると、誰もがマッターホルンの雄姿に釘付けに。スイス旅行の一番人気ツェルマットは、電気自動車や馬車が走る美しい町。ゴルナーグラートやスネガなど、感動間違いなしのスポットが満載です。ツェルマットを起点に足を伸ばしたいのが、大迫力の氷河が目の前に迫るサースフェー。四季を通じてスノースポーツが楽しめます。

おすすめホテル

駅から徒歩数分。鉄道移動の旅には大変便利なホテルです。ロビーはシンプルですが客室は想像以上に高級感があり、家具や機器・備品にも配慮が行き届いています。旧市街散策やレマン湖へのアクセスはもちろん、外食やショッピングにも不自由しません。ジュネーブ初滞在にもおすすめの1軒です。

コルナヴァン広場を望むように建つモダンなホテル。上部がガラス張りになった美しい外観だけでなく、ロビーには｢時計の町｣をアピールするように、巨大な柱時計が鎮座しています。客室はシンプルですが、そこはかとなく大人の色気が漂い、ラグジュアリーな気分を味わわせてくれます。眺望の良さもポイント。

心温まるサービスと高いホスピタリティで数多くのリピーターを有するホテルです。マッターフィスパ川沿いに位置し、前庭や屋内プールからはマッターホルンが一望できます。マッターホルンビューの客室なら申し分なし。フレッシュな朝食から家庭的な温もりを感じるディナーまで、食事にも高い評価を得ています。

メトロポールの姉妹ホテルで施設や客室はシンプルですが、その分お手頃にマッターホルンビューが楽しめるのが魅力。共同バスのファミリールームや一人部屋など、客室のバリエーションも豊富です。食事やプールなどはメトロポールのものを利用できます（一部有料）。バーンホフ通りからテニスコートの脇を通って行くと近道です。