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予算を抑えて観光に便利な場所を希望し、宿泊費高めのブキッビンタンエリアを外してここにしました。

ホテルの名前になっている、マスジッド・ジャメは古くからあるモスクで、クアラルンプールの語源でもある「泥が合流する場所」二つの川が合流する所に存在します。今ではコンクリートで補強され雰囲気の無い川になっており、モスクに近いというものの、ホテルは雑然とした市街地にあるわけですが、白人や中国系の観光客の多いブキッビンタンエリアと比べると、より地元の雰囲気があります。

夕方到着した時はホテルの入口が分かりにくく、他の方の口コミが役に立ちました。

ホテルのサイトを見ると、部屋は最近の安ホテルにありがちな、パステルカラーのデザインホテル風ですが、実際に利用してみると清掃が若干雑で、備品の裏に埃がたまっていたりして、清潔感は不足しているように思いました。

朝食付きだったので、レセプションと同じフロアにある小さ目のレストランで頂きました。種類は少なく、味もイマイチでしたが、価格を考えれば不満は出ません。でも、周辺で数リンギで朝食が摂れる地元向けの食堂が色々あるので、なくてもよかったと思いました。

冒頭に述べたマスジッド・ジャメが近いので、早朝の時間に訪れてみれば、少しはクアラルンプールの歴史を感じられるかもしれません。

また、インド人街が近くインド雑貨が色々売られていて街歩きが面白いのと、徒歩圏内にそごうもありますので普通の買い物もできます。

値段なり、あえての立地を楽しむ方にのみ価値があるホテルかな。