クラリス ホテル
1883年築の個人邸宅を改装し、1992年にホテルとしてオープン。カサ・ミラとカサ・バトリョの中程で、グラシア通りへもワンブロックという抜群のロケーション。かねてよりエジプシャンアートのコレクションには定評がありましたが、近年の大改装によりさらに知的ムードに磨きがかかりました。カテゴリーごとにガラリと内装が異なる客室にも、さりげなくファインアートが置かれていて感動的。ダブルシンクの広々としたバスルームも贅沢です。このホテルの人気はなんと言っても屋上のプールとテラスレストラン。特に夏季はリゾートのような雰囲気で、終日多くのゲストがくつろぐ癒しスポットになっています。
ホテル コンデス デ バルセロナ
カタルーニャ文化を唯一無二のものにした芸術運動モデルニスモの象徴である建築物に滞在する……バルセロナ訪問でこれほど心躍る体験はないでしょう。このホテルは旧館、新館の2棟から成りますが、旧館は16世紀のモデルニスモ建築を改築したもの。最初はバトリョ家の邸宅、続いてスペインが誇る世界的メーカー、チュッパチャプスのオーナー宅になったという歴史もあり、モダンな内装ながらいたるところに当時の面影を濃厚にとどめています。客室はシンプルですが家庭的な温もりのある内装。スイート以外はツインベッド可。一部客室のテラスや屋上からはガウディの「作品」を眺めることができます。
Ｈ10 カサノバ
スペインを中心にヨーロッパ、南米20カ国にスタイリッシュなホテルを展開しているH10ホテルズ。このカサノヴァは旧市街からやや離れていますが、地下鉄3駅が徒歩圏内でウルジェイ駅にはエアポートバスが停車と、どこにもスムーズに移動できるのが魅力です。建物は18世紀築の歴史的建造物。美しく手入れされた格調高い外観と、ヒップでモダンなインテリアが施された館内のギャップも楽しく、屋上プールやダイニングもカジュアルで気取らない雰囲気。シックな色調の客室は、つややかな木のフローリングが爽快。ほとんどがバスタブ付きです。連泊するならぐっと面積が広くなるスーペリアのカテゴリーを。
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