フィレンツェで「食べる」ーワンテーマを極めるイタリア

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「イタリアにイタリア料理なし」とはよく聞く言葉。同じ名前なのに、州や町により全く異なるレシピが存在するイタリアは、世界でも指折りの郷土料理大国。中でもフィレンツェは昔ながらの素朴なトラットリアから洗練されたリストランテ、果ては市場や道ばたの屋台まで絶品グルメが勢ぞろい。誰もがとりこになる美食の都です。

華麗なるリストランテの夜

世界的な名声を有し、各界著名人も訪れるような有名店で食事をしたい時は、必ず予約を。こういった店でコントルノとパスタだけというようなチョイスはタブーですよ。またドレスアップはもちろん、男性がエスコートすることもイタリアでは常識。大切なゲストとして扱ってもらうための心得です。

バールでなごむ朝・昼・夜

気軽な朝食やちょっと小腹が空いた時、歩き疲れて一休みしたい時など、あらゆるシーンで使える便利なバール。ホテルのそばに行きつけの1軒を見つけるのも楽しいですね。カウンターでの立ち飲みとテーブル席では料金が異なることもありますので、心配なら最初に確認を。

市場＆屋台グルメ食べ歩き

街角で売っているパニーニやジェラートも侮れないのがフィレンツェ。人だかりがしていたら、それはおいしい証拠。並んでも食べる価値はありますよ。さらにメルカートと呼ばれる市場に行けば、フレッシュな素材を活かした軽食ができたてで味わえます。こちらも至福！

レップブリカ広場に面した賑やかな場所に建つホテル。とはいえ館内は閑静でセキュリティも万全。心静かに過ごすことができます。客室も2000年に入って改装を終え、白を基調としたシックで美しい空間になりました。マーブルの大理石のバスルームは重厚感にあふれ、アメニティも上質。クラシックなイタリアンスピリットを楽しみたい人にはうってつけのホテルです。

サン・ジャコボの小道にあるエントランスは、どこかひっそりとした隠れ家風……。フェラガモ一族が経営するホテルというと、どこか敷居が高い感じがしますが、入ってみれば意外にコージーで雰囲気もカジュアル。フレンドリーなサービスも、居心地のよさを引き立てています。客室はアンティークと現代性をバランスよくミックスさせた瀟洒な内装。アルノー川を望むカテゴリーなら文句なし！

中心からはやや離れますが、イギリス墓地の近く、緑豊かなゲラルデスカ庭園を借景に、まるで別世界に来たような体験をさせてくれる最高級のホテルです。スタンダードクラスでも広々とした空間を有する客室、ひとつとして手抜きのないハウスキーピングや申し分のない機器・備品。ダイニングからスパまで、予算を考えずに足を運びたくなる魅力がいっぱいです。特別な滞在にはぜひ！