いまや世界中に広まったサンバカーニバル発祥の地で、毎年2月は町中が大フィーバー（2013年は2月10日頃開催予定）。しかしリオの魅力はそれだけではありません。白亜のビーチに美観・奇観と、見所も行き所も満載。ブラジル訪問の第一歩は、リオで決まりです！

リオの経済と文化の中心エリアはセントロには、ブラジルの成り立ちやその歴史を学べる各種ミュージアムが集まっています。今昔の対比を如実に物語っているのが1630年創設のカンデラリア教会と、1976年建造のカテドラル・メトロポリターナ。そしてリオのシンボルが709メートルのコルコバードの丘に屹立するキリスト像。またこの丘やポン・ジ・アスーカルは市街を一望できる絶景スポットです。

セントロ同様熱気と音楽が絶えないのがリオのビーチエリア。コパカバーナ、イパネマ、サン・コンハードといった観光客にも人気の海岸と、ボタフォゴやベルメーリャなどのローカルに人気の小さなビーチがあり、いずれものんびり日光浴やマリンスポーツを楽しむ人々で賑わいます。セントロに滞在して日帰りで遊びに行ってもいいのですが、1泊もしくは2泊して夜の活気を味わってみては？

ブラジルの人々のライフスタイルから切っても切り離せないのが音楽、そしてダンスです。特に生演奏を聴きながら踊り、お酒を飲み、おしゃべりを楽しむライブハウスは週末になると、まさしくお祭り騒ぎ状態。ラテン音楽の魅力が爆発しています。またカーニバルのダンスが上演されるショーハウスも人気なので、その日の気分や体力に合わせて夜遊びに出かけましょう。

ブラジルといえばシュラスコが有名ですが、この肉料理に代表されるように、ブラジルの料理は焼く、煮るといったシンプルなものが定番。味付けも比較的優しいので安心して食べられます。ブッフェスタイルのレストランや屋台もたくさんあるので便利です。ビーチエリアでは新鮮な魚介類が楽しめます。サトウキビを絞ってつくるカクテル、カイピリーニャをお供にどうぞ。