ヨーロピアンスタイルのデザインが印象的な外観
19世紀の絵画やアンティーク調の家具をさりげなく配置
タウンハウスのようにこぢんまりとしたエントランス
光のバージンロードの両サイドに風格のある椅子が並ぶ
喧噪から離れた高台に建つ「英国の館」
赤坂見附から青山通りを上っていくと、駅前の喧噪が次第に遠くなっていきます。豊川稲荷の赤い提灯や老舗和菓子店ののれん、赤坂御用地のこんもりと繁った緑が、都会の真ん中にいることを忘れさせます。そんな静かな青山通り沿いに、ホテルモントレ赤坂があります。
オフィスビルの間に建つヨーロピアンスタイルの建物。小さなエントランスを入ると、重厚感のあるインテリアに囲まれたこぢんまりとしたロビーがゲストを迎えます。ホテルのテーマであるイギリスのタウンハウスそのままに、天井から下がるスワロフスキーのシャンデリアが温かい光を放ち、窓にはどっしりとしたカーテンがかかっています。壁には19世紀の絵画が飾られ、各フロアのロビーにはアンティーク調のヨーロッパ家具。また併設のチャペル「メイフェア」の椅子はイギリスのチャペルで実際に使われていたものだとか。館内には、随所にさり気なく置かれた「本物」たちが醸し出す荘厳な空気が漂っています。ホテルモントレグループは、ホテルごとにテーマがありますが、赤坂のテーマはイギリスのタウンハウス。こぢんまりしたロビーや上質のインテリアは、まさに「英国の館」そのものです。
友達の家のような温かさと居心地のよさ
「最初はビジネスでご利用いただき、2回目以降はお友達と一緒にプライベートでお越しくださる女性のお客様も多いんですよ」と、宿泊副支配人の平林さん。「赤坂は新宿、渋谷、丸の内、どこに行くにもアクセスがよく、ビジネスに便利なロケーションです。一方で、六本木や青山などオフを楽しむ街がすぐ隣にあるのも魅力ですね。ビジネスでもプライベートでもお楽しみいただける立地だと思います」。一度泊まるとまた泊まりたくなるのは、ロケーションのせいだけではありません。「女性のお客様お一人でも安心してお泊まりいただけ、心底リラックスできるホテルでありたいと思っています」との言葉通り、イギリス風のインテリアや広いバスルーム、タッチ式カードキー、快適な着心地のルームウエアなど、女性にうれしいサービスや設備が整っています。
都会の隠れ家的ホテル
人のぬくもりを感じるほどよい距離感や過剰すぎないサービスが、「お友達の家に遊びに来たような感覚で、温かみのある雰囲気を楽しんでもらいたい」という思いを伝えています。部屋の広さや豪華な施設をアピールする近代型大規模ホテルが多い中、あえてこぢんまりした造りにこだわった理由はそこにあります。単に泊まるだけの施設ではなく、リラックスして一日の疲れを癒し、明日への活力を蓄えられる空間。ホテルモントレ赤坂は、そんな都会の隠れ家的ホテルといえるでしょう。
落ち着いた雰囲気のインテリアで囲まれたゲストルーム
赤坂御用地を一望する青山通り沿いのツインルーム
ラズベリー模様が散りばめられたツインルームの天井
各フロアのホールにはヨーロッパの絵画が飾られている
英国デザインのオリジナルインテリア
グループの中でも、クオリティの高さは群を抜いているというのが、ホテルモントレ赤坂ゲストルームです。ぬくもりを感じさせる木製ノブのドアは、タッチ式カードキー。女性ゲストが一人で泊まっても安心できるよう、セキュリティ面での配慮も行き届いています。全室に加湿機能付きの空気清浄機がセットされているのも、肌のコンディションが気になる女性にはありがたい心配りです。
「機能性よりも居心地のよさを優先」したという室内は、イギリスでデザインされたオリジナルのインテリアでコーディネイトされています。シックなダークブラウンの木製家具や布張りの椅子、重厚感のあるカーテンなど、どれもメインテナンスに手間はかかりますが、そのおかげでゲストは、ホテルのテーマであるイギリスのタウンハウスの雰囲気を存分に楽しめるのです。ティーセットには英国王室御用達のパートリッジの紅茶。専用ポットがセットされているのも、ホテルモントレ赤坂だけのサービスです。
バスルームはくつろぎの空間
特筆すべきは、バスルームの快適さ。シティホテルにありがちな、無機質で窮屈な場所ではありません。ドアを開けると落ち着いたワインレッドの壁と、ゆったりとした空間。オリジナルデザインの楕円形のバスタブは、足をのばしてゆっくりとくつろげる大きさ。湯量も豊富で、あっという間にお湯がたまります。シャワーヘッドも大きく、ホルダー部分の角度は調整可能。周囲にお湯が飛び散る心配もありません。ウオッシュボウルは角張ったレトロなデザインが魅力的。そして、大きな鏡の上から明るい照明。ここならメイクタイムも楽しく過ごせそう。一日頑張った心と体を、極上のバスタイムで癒すことができるでしょう。
アーバンリゾート気分を満喫
お風呂上がりには、客室に用意されているパジャマに着替えてリラックス。上質なコットンとゆったりとしたデザインは、浴衣でもバスローブでもない、部屋着感覚の着心地のよさ。MとLの2種類があり、自分にあったサイズを選べます。ベッドはシモンズ社製のダブルクッションベッドで、シングルルームはセミダブル幅のゆったりサイズ。天井は中央部が高くなった構造で、寝ころんだときに圧迫感がありません。布張りのシェードから注ぐ柔らかな光が、心地よい眠りに誘います。居心地のよい部屋で身も心もリラックス。翌朝早めに目が覚めたら、まだ車の行き来の少ない青山通りから、赤坂御用地沿いを散歩してみては? さわやかな空気を胸いっぱいに吸い込んで、アーバンリゾート気分を満喫できるに違いありません。
19世紀の絵画がさり気なく飾られている
デザインと機能性に優れたオリジナルのインテリア
ちょっと贅沢なランチを楽しめるレストランエスカーレ
月ごとにメニューが変わるフェアーランチ
英国スタイルの重厚な世界
アメリカンスタイルの広々としたロビーに慣れていると、一瞬「ここがホテルの入口?」と疑ってしまうようなこぢんまりサイズのエントランス。しかし一歩中に入ったときから、英国スタイルの重厚な世界を肌で感じることができます。海外のホテルを模したデザインは他にもありますが、作り物のような軽薄さを感じないのは、インテリアがすべて「本物」だからに違いありません。歴史の移り変わりを見つめてきた絵画、何人もの手を渡ってきたアンティーク家具。それらが実にさり気なく配置され、ゲストに語りかけてくるのです。海外のホテルにチェックインするときのようなワクワク感とともに、不思議な安心感もありました。
自分へのご褒美にワンランク上のステイを
客室に入りドアを閉めると、隣の部屋や外の音がまったく聞こえない静寂の世界。優しい雰囲気の木製家具や布張りのシェードに包まれた間接照明の柔らかな光が、心を和ませます。作り付けのテーブルはパソコンを広げるのに十分な大きさで、LANポートやケーブルが無料で使えるのもうれしいサービスです。周辺は夜になると人通りが少なくなり、昼間とはまた違った表情を見せます。街灯に照らされた青山通りの並木道をふらりと歩くのも一興。仕事を終えてほっとしたいとき、忙しい日々から離れて自分をリセットしたいとき、オンとオフが切り替えられる場所なのです。
出張のステイ先を選ぶとき、とにかく寝るだけの宿を選ぶか、頑張った自分にご褒美の意味を込めてワンランク上のホテルにするか。自分の時間を大切にしたいワーキングウーマンならば、きっと後者を選ぶことでしょう。少し予算オーバーだけれど、差額を自分で払ってでも泊まりたいと思うホテル。それがホテルモントレ赤坂です。
フレンチレストランでちょっと贅沢なランチ
ゆったりとした休日を楽しむには、レストラン「エスカーレ」でのランチがおすすめ。ロビー脇、赤絨毯が敷かれた階段の上にシャンデリアが輝く優雅な空間が広がります。大きな窓の外には赤坂御用地の緑がこんもりと茂り、四季折々の風景を楽しませてくれます。ここでは旬の食材をふんだんに使ったフランス料理のフルコースが、手頃な値段で堪能できるのです。スープとメインが選べるプリフィクスランチもあり、お財布やお腹の空き具合に合わせられます。デザートは常時7~8種類が用意され、ワゴンサービスで好きなだけチョイスできるのもうれしい限り。友達とゆっくりとおしゃべりを楽しみに訪れるリピーターが多いというのも納得です。