豊富な湯が7ヶ所から湧き出る湯田温泉

県庁所在地のある山口駅から1駅、明治維新の志士たちゆかりの地をはじめ、歴史的観光地へ1時間以内で行けるアクセスの良さから、観光客だけでなくビジネス客も訪れる湯田温泉。1日2000トンという豊富な湯量に加え、最高温度が72度。非火山性の温泉でのこの高温は珍しく、県下随一だとか。そして美肌効果もあると言われるph値9.14の高アルカリ性の泉質が大きな特徴です。出張ついでに良質の温泉も楽しめるのは一石二鳥。ビジネスユーザーもぜひチェックしてください。

保湿効果満点の3つの源泉掛け流し露天風呂

常磐旅館はこの天然温泉を引いた10ヶ所のお風呂を有する大型旅館です。内風呂は温度調節のため加水していますが、3つの露天風呂はお湯を引くパイプの長さで温度調整している源泉掛け流しの100％天然。木々に囲まれて森林浴気分に浸れる広々とした岩風呂「木もれ日」、明治維新の幕開けの地にちなんだ岩風呂「維新黎明の湯」、竹に囲まれた「わかたけ」、それぞれ異なる雰囲気を楽しみながら、開放的な湯巡りができます。さらに、山口出身の俳人・種田山頭火にちなんだ半露天の檜風呂「山頭火の湯」もあり、檜のほのかな香りに包まれてリラックスできます。 湯巡りをして一番驚いたのは保湿効果。お風呂上がりの肌はしっとりとして顔はツヤツヤ！アルカリ成分が高いとクレンジング効果があると言われていますが、「これが温泉の美肌効果か」と天然のアルカリ成分のチカラを実感。旅館のスタッフのお肌も、確かに男性も女性もキメが細やか。しかも常磐旅館はお風呂の種類が多いため、湯巡りすることによってお湯の成分をたっぷり浴びることができ、効果も一段とアップするのかもしれません。普段カラスの行水の方や長風呂が苦手な方にもお勧めです。

3つの貸切風呂の他、リラクゼーション施設も充実

その他、大浴場が3つ、そして家族やご夫婦などで貸し切りできるお風呂も3つあります。広めの「山河の湯」は5・6名でゆったり入れる岩風呂。小庭を望む一面ガラス張りの窓があるので開放感もあります。レトロロマンな湯船の「一の湯」と「二の湯」は2人用の個室風呂。これらのお風呂エリアは「湯のまち倶楽部」と名付けられ、古き良き湯田温泉を再現した茶屋風の木造温泉場となっており、食事処やエステルーム、整体サロン、ヒーリングサロンも併設。お風呂の数や施設の充実度では常磐旅館が湯田温泉で一番です。 ｢何度も足を運んで頂けるよう、楽しい旅館作りを目指している｣と言う通り、あらゆる面で目移りするほどのバリエーションを揃えているのが一番のウリ。“エンターテイメント旅館”と銘打っているだけあり、どなたでも退屈せずに過ごせるため、家族や団体での利用が圧倒的に多いそう。これだけ施設が充実していれば、社員旅行でも幹事さんは企画がラクかもしれませんね。