シックなインテリアには夜景がよく似合う
ゆったりとくつろぎながら明日のプランを練る
大阪ビジネスパーク。右下に大阪城ホールが見える
豊臣秀吉の栄華の象徴へ歩いてすぐ
スタイリッシュな街には、スタイリッシュなホテル
TPOを外さない。それは何もファッションのためだけの言葉ではなく、ホテルについても言えるのではないだろうか。窓の外を眺めながら、ふとそんな思いが頭に浮かびました。大阪ビジネスパーク。大阪市や在阪の大手企業が共同で拓いたといわれるストラテジックな街。近代的なビルが建ち並び、スタイリッシュなスーツで決めたビジネスパーソンが闊歩する。学生や観光客も多く集う。西日本最大の経済都市としての側面が、ここにあります。
こういう場所に似合うホテルとはどんなイメージでしょう。いわゆる典型的なシティホテルでも、まぁ、悪くはない。でも、ホテルモントレ ラ・スール大阪に来てみると、はっきりと気分が違います。
随所に抜群のセンスがうかがえる
大阪ビジネスパークのビル群の中にあって、ひときわ異彩を放つ瀟洒なデザイン。ロビーに入ると、アメリカン・アールデコ様式のインテリアが出迎えてくれます。ひとつひとつの造作が凝っていて、さすがはモントレグループのホテル、という感じ。エレベーターの階数表示も独特のデザインが施されている。いつの間にか高揚感のスイッチも入ります。
客室に入ると、多くが直線で構成されたシックなインテリア。フローリングの床。壁に掛かるリトグラフなども、風景画を飾りがちな“シティホテル”とは一線を画すセンス。JAZZが似合いそうな雰囲気です。気分が行動を規定するという脳科学の説が正しいとすれば、このホテルを選ぶことがビジネスの背筋を伸ばしてくれる。断定してもいい気がします。その証拠に、ホテルモントレ ラ・スール大阪の宴会場はコンベンションや会議の申し込みで引く手あまただとか。
どこへ行くにも好立地、というスマートさ
しかし、スタイリッシュでいることは、なにもスーツを着た人だけの特典ではありません。大阪のミナミとキタのどちらへもほぼ等距離というアクセスのよさ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)へも最寄りの京橋駅から約25分。ここを拠点として京都、奈良、神戸へ足を延ばす人も多いのだとか。くわえて大阪城は目と鼻の先。大阪城ホールでのライブを観るために訪れる人も多いことでしょう。移動も宿泊もスマートにしたい。何事もお洒落に演出したいのは現代人の基本的な欲求のひとつ。その望みをホテルモントレ ラ・スール大阪はかなえてくれます。
眼下に大阪の夜景を眺めながら、さて、ワインを開けようか。いや、バーボンにしようか。音楽プレイヤーのボタンを押さなくても、どこかメロディが聞こえてきそうな気分にさせられる雰囲気。そう言えば、世界的に有名な「モントレー・ジャズ・フェスティバル」との名前の符合性。まんざら、ただの偶然ではない気がしてきます。
夜も雰囲気満点のフレンチ「エスカーレ」
大阪の夜景を眺めてロマンチックなムードに
研ぎ澄まされた日本料理を提供する「随縁亭」
広東料理をベースにした創作中国料理の「彩雲」
和・洋・中、三拍子揃った非凡なホテル
随所に独自のこだわりとセンスを見せるホテルモントレ ラ・スール大阪。その目線はもちろんレストランにも発揮されています。
まずは展望階のフレンチレストラン「エスカーレ」。天窓から昼には陽光が、夜には星空が注ぐ店内。窓からは大阪の景色が一望できます。特徴は野菜にこだわった軽快な味わいの料理を中心とした豊富なメニュー。ひと皿でいろいろな味が楽しめると評判です。それでいて価格設定はリーズナブル。2人だけの席から20人程度が集まれる個室も。ウエディングでの貸し切りも可能です。ゆったりとロマンチックなムードが漂い、ワインにも気持ちよく酔えそう。夏の天神祭では花火の特等席でもあります。
かたや和食の雄は「随縁亭」。数寄屋づくりをモダンにアレンジした高級感あふれる白木イメージの店内は、カウンター、掘ごたつ式の個室、さらには茶室などなど、さまざまな席のタイプを用意。寿司から会席、鍋料理など、四季折々の食材を存分に活かし、日本料理のすばらしさをどこまでも追求しています。ごはんを炊く“かまど”から流れてくる香りには思わず感涙。婚礼前の両家顔合わせなどもよく行われるとか。
山紫水明の世界、水墨画を意識したモノトーンの洗練された雰囲気は、中国料理の「彩雲」。広東料理をベースに和と洋のエッセンスを絶妙に取り入れ、おいしさとヘルシーさを両立させるメニューで人気。美しい盛りつけもさすがです。これはまさにヌーベル・シノワの面目躍如。紹興酒を楽しみながら妙なる味わいはいかが?
大阪の舌に鍛えられて、料理は旨くなる
ほかにも大きなステンドグラスのある優雅な空間で夜景が楽しめるラウンジバー「フォンタニーナ」、ライブラリをイメージしたインテリアで、ヨーロッパが溺愛するドイツ“ロンネフェルトの紅茶”などとともに上質の寛ぎを提供するカフェラウンジ「リーフ・オブ・チェルシー」など、飲食環境が充実。さらに建物内に24時間営業のコンビニがあるほか、雨に濡れず移動できる範囲にさまざまな店舗が整い、便利さでもピカイチです。
グルメスポットとしても注目
大阪といえば「天下の台所」であり、「くいだおれの街」。でも、その称号は、今後ホテルのレストランが引っぱっていくのかもしれません。どのお店もハイレベル。しかも、お互いに刺激を受け、どんどん研鑽を重ねている。味にうるさい大阪人も認めるおいしさの数々。グルメスポットとしてのホテルモントレ ラ・スール大阪にも、ぜひ注目していただきたいところです。
シックなシティホテルに天然温泉なんて無敵
湯上がりはスパラウンジでまったりと
純白のチャペルで思い出に残るウエディングを
ステンドグラスもヨーロッパ製の本物
あり得ない?スタイリッシュと、まったり感の両立
シティホテルは好き。気分を高揚させてくれるスタイリッシュな空間。安心のプライバシー。高層階からの眺め。さまざまに趣向を凝らしたレストランも魅力。だけど、何かが足りない。そう感じることはないでしょうか。最大の課題は何と言ってもお風呂。なんと言っても、お湯のために旅をもする国民です。近年はシティホテルもその点を重要視し、深めの浴槽を設置するなど努力をしています。でも、これまでシティホテルとお風呂は反義語のような間柄でした。スタイリッシュを選ぶなら、まったりは諦める。その常識を打ち破るのが、ここホテルモントレ ラ・スール大阪。なんと、展望温泉が併設されているのです。
展望温泉「スパ・トリニテ」
眼下に大阪の街を見下ろす地上16階、ここに「スパ・トリニテ」があります。足を投げ出して浸かれる快適な大浴室。なんと地下1,050mまで掘り下げた大阪では稀少な“天然温泉”というからびっくり。露天風呂やサウナ、ジャグジー、水風呂もあって、ゆったり汗と一緒に疲れを流せば、思わず「日本人でよかった」としみじみ。それも大都会のまん中で…というのが感激ものです。男女別に同じ大きさの大浴場があり、湯上がりは南向きのスパラウンジで。木目を基調としたやすらげる空間で、マッサージルームや垢すり、エステサロンも。「ビールを飲みながらじっくり身体を休めたり、カップルで語り合ったり。みなさん思い思いのスタイルでくつろいでいらっしゃいますよ」とは宿泊部支配人。一度味わったらクセになる、スタイリッシュとまったり感の両立が、かなりのハイレベルで実現しているのですね。
ブライダルの舞台も超一級
ハイレベルといえば、モントレグループならではのブライダル。当然というべきか、大阪トップクラスの競争率を誇っています。まずは「チャペル セント・アンナ」。15階、ヨーロッパの街並みを再現した中庭に忽然と現れる清らかな建物。ベルギー・オステンドに現存する教会からの許可を受けて開設されたとのことですが、白いレンガで覆われた外観は荘厳のひとこと。内部を飾るステンドグラスはヨーロッパから輸入された本物です。
さらにガーデンチャペルは「シープ・メドゥ・ガーデン」。スペインのグラナダにある水を使ったロマンティックな庭園デザインをベースに、フランス庭園の幾何学様式、イギリス庭園など世界の水景様式を融合させました。季節の花々に囲まれたウエディングはみんなの憧れのもと。加えて神前式場の天星殿は宮大工の手による能舞台もある神殿。どれも徹底的にこだわりぬいた本格的な舞台が揃い、忘れられないウエディングとなるでしょう。