アジアを中心にラグジュアリーホテルを展開しているジ・オベロイが、1965年にオープンした老舗の1軒。賑やかなニューデリーの街中にありながら、ゴルフコースを望み、周辺には公園や緑が多いことからも、まるで別世界に来たような気分になります。
客室は落ち着きのあるクラシックスタイル。デラックス、ラグジュアリー、プレミアの3カテゴリーは同じ広さで、異なるのは景観と、備え付けの器機や受けられるサービス等のグレード。スイートは近年改装されたばかりで、なめらかな感触の木のフロアや家具が配された、極めてシックなアーバンスタイルです。どの客室も天井が高く、また素晴らしい景観を提供してくれるのも、このホテルの立地ならではの贅沢。疲れて帰館するゲストの心と体を癒やしてくれます。
ビジネスセンターやプールなどの館内施設も改装済みで、とりわけ好評なのが屋内外のプール。神秘的な雰囲気の屋内プールは広く、眺めも爽快です。すべてが開放的に造られているオベロイ ニューデリーでは、館内で流れていく時間もどことなくゆったりとした感じ。優雅で心づくしのサービスに素直に身をゆだね、自分だけのインド時間を堪能してください。
全422室、ウイング型の堂々たる外観のタージ パレス ホテルは、ニューデリーの南、セントラルリッジリザーブフォレストを望む、比較的治安のいい場所に建っています。その姿同様、館内の豪華さもため息モノ。色使いやカラースキームにさりげなくインディアンテイストを融合させた、モダンクラシックなデザイン。テキスタイルの美しさは、思わずシャッターを押したくなるほどです。
2011年に改装がすんだばかりの客室も、実に美しくチャーミング。重厚ながら軽やかなイメージも兼ね備え、オープン式になっているバスルームが、さらに広さを引き立てています。ゴールドを主体にしたクラブルームもステキですが、ブルーとシルバーが基調のデラックスとラグジュアリールームの方が、たおやかで優しい雰囲気。入室する前に見学させてもらってからチョイスしてはいかが?
このホテルに滞在したら、忘れてはならないのが6エーカーもあるプライベートガーデンの散策です。ちょっと早起きして朝食前に軽く散歩したり、フィットネスセンターが企画しているヨガクラスに出たりと、海外で乱れがちなコンディションを、無理なくコントロールすることもできるでしょう。
別名ピンクシティと呼ばれるジャイプールは、ラジャスタンの州都。その昔、マハラジャが築いた王城や宮殿など、インドらしい見所満載のデスティネーションです。かつての首相官邸をホテルに利用したジャイ マハル パレスは、到着した瞬間に、「こんなホテルに泊まれるなんて!」とうれしさがこみ上げてくる、見た目も圧巻の宮殿ホテルです。
館内は年季を巧みに活かした清潔感あふれる内装。客室はブルーが基調の部屋と赤を基調とした部屋の2種類があり、意外とカジュアルなイメージ。ゆったりとしたスペースと高い天井、そして大きなベッドはどんなゲストでも気兼ねなくくつろげる空間です。バスルームも使い勝手がよく、窓を開ければ室内からも一目瞭然。開放感を求めたい人だけでなく、小さな子供連れにもありがたいデザインです。
よりマハラジャ気分を味わいたいのなら、奮発してスイートに滞在したいもの。部屋付きのバトラーがあれこれ世話を焼いてくれる心地よさは、ラグジュアリーホテルならでは。また希望すれば、敷地内の好きな場所に朝食をセッティングしてもらうことも可能。これもスイートのゲストの特権なのです。広大な庭園は輝くような芝生と四季の花々。そして貴族の象徴である孔雀が悠然と歩いています。ここはまさにマハラジャの住まいなのです。
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