妻を取り戻すために冥府に赴いたオルフェウス。この島の名前は、そのオルフェウスが奏でたという竪琴に、形が似ていることから名付けられたのだとか。そんなギリシャ神話の持つ悲劇制とは無縁の島ですが、「愛とロマンス」は両者ともたっぷりかもしれません。こんもりとした緑の島を取り囲むのは、輝くような砂浜と鮮やかなサンゴの海。面積のほとんどが国立公園に指定されているため、どこにいても自然の持つパワフルで瑞々しいオーラを感じることができるでしょう。非日常のバカンスを求める人や、特別感たっぷりの時間を過ごしたいカップルには特におすすめ。1週間単位からの貸し切りも可能という、パーフェクトなプライベートアイアランドです。
【アクセス】ケアンズから水上飛行機で約1時間、タウンズビルからは約30分。
2012年3月に完全リニューアルオープンした、オルフェウス島唯一の宿泊可能なリゾートです。船着き場を囲むようにパヴィリオン、レストラン、インフィニティプール等のパブリック施設、その左右にわずか34名のための客室が、ゆったりと振り分けられています。客室はナチュラルカラーを基調とした、シンプルなのにエレガントな内装。かつては室内にテレビはありませんでしたが、今はフラットテレビやiPodステーションが追加と、現代風なアレンジもされています。冷蔵庫を開ければローカルワインやビールがぎっしり。宿泊費には基本的な飲食代や施設利用料が含まれたオールインクルーシブシステム・・・ということは、これらもみ~んな無料! 上陸できるのはゲストのみ、そして15歳未満は宿泊不可。日本人のゲストはほとんどいないという、ある意味隠れ家的なリゾート。広々としたテラスで、爽快なプールで、人目を気にせずプライベートタイムが過ごせます。
【ダイニング&エクスペリエンス】
滞在中の一夜にゲストが招待されるのは、「ダイニング・ウィズ・ザ・タイズ」。桟橋の上にセッティングされるロマンティックなプライベートダイニングです。シェフは「フュージョン料理の父」と呼ばれ、数々のアワードに輝くチェン・リュー氏。「1カ月間滞在しても同じメニューが出てこない」と言われるほどの腕前で、エスニックテイストを取り入れたメニューは、本当に飽きることがないほど。またリゾートでは島の自然を舞台にした各種テーマツアー、クルーズ、水陸双方の多彩なアクティビティも用意。原則的に大人が対象なので、知的好奇心もしっかり満たされます。ゲストが運転できる小型ボートもあるので、こちらもぜひトライしてみては。
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