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楽園の旅人



Vol.6 マウイ島に行ってきました

友だちがハワイ(オアフ島)に遊びに来るというので、では一緒にマウイ島に行きましょうということになりました。
ハワイの主な島を挙げると、西から、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、そしてハワイ島が、私たち旅行者には一般的です。アメリカ本土からハワイを訪れる人たちの間では、マウイ島は他の島とは違ったこだわりがあるらしく、「ハワイに行く(全島を『ハワイ』で括るの)」ではなく、あえて「マウイに行く」と言うくらいなのだそうです。

オアフ島とマウイ島は、アロハ航空とハワイアン航空の2社が運行しています。以前はもう一つエアラインがありましたが、価格で先の2社に挑み、そして撤退していったそうです。
アロハ航空とハワイアン航空が合併するという話までありましたが、両社の方針の違いなどから、それもまた御破算になってしまいました。

これからの時代、値段で勝負しようとすると、タイヘンです。 皆さんもオンリーワンを目指しましょう。

さて、、、

ホノルル国際空港に先に到着していた友だちは、アロハ航空とハワイアン航空専用のターミナルでチェックインを済ませ、すでに待合いロビーで待っていました。私はといいますと、、、遅刻です。国内線だからバスに乗るようなもんだと気楽に考えていたのが間違いでした。

2001年9月11日のテロ事件以降、アメリカ国内の各空港のセキュリティーが強化され、荷物を預けるところからライン(行列)ができています。空港内の駐車場にクルマを停めるのにも、場所をなかなか見つけることができず、ここでまず15分ロスしてしまい、チェックインする時には出発時刻の45分前でした。チェックインはすぐに済みましたが、預け荷物をチェックするのに30分以上かかってしまいました。セキュリティーゲートをくぐる時にも、ラインに並んで5分以上待ったうえに、ノートパソコンのチェックもあり、ゲートに着いた時にはまさに出発時刻。やはりバスではありませんので、時刻に間に合ったとはいえ、乗れるものではありません。ゲートで待ち合わせていた友だちも、私を待っている間に乗れなくなってしまったとかでそこにいました。すぐに次の便に乗れるように係の方にアレンジしていただき、一便遅れでマウイ島に向かいました。

オアフ島からマウイ島(カフルイ)までの飛行時間は、正味20分くらいです。マウイ島はちょうどひょうたんのような形をした島ですが、カフルイはそのくびれの北側にあり、南側からくびれの部分を飛んでカフルイ空港に着陸する飛行機は、決まってこのくびれのあたりで揺れます。初めての方はこんな短時間のフライトなのに何が起きたのかびっくりされる方がいますが、いつものことですのでどうぞご安心ください。

カフルイ空港に到着すると、バゲッジクレームで荷物をピックアップし、早速レンタカーを借ります。レンタカー会社は空港内には無く、近くのレンタカー会社が集まったエリアまでシャトルバスに乗ります。その時間、約3分。事前に予約してありますので、チェックアウト(レンタカーを借りる)はとてもカンタン。その時にオプションの保険に加入するかどうか聞かれます。事故の際の補償額を上げたり、車両保険の免責を免除させたりといったものですが、可能な限り、加入するようにしましょう。

すっきりした気持ちでキーを受け取ったら、駐車場に停車している自分のクルマまで行き、さぁ出発です。

空港のあるカフルイは、西はラハイナやカアナパリ、カパルア、東はハレアカラやハナ、南はキヘイ、ワイレアなど、各地を結ぶハブ的存在です。大きなショッピングモールやスーパーマーケットもありますので、レンタカーでホテルやコンドミニアムまで行くのであれば、必要なものを買い込んでおくのも良いかもしれませんね。

キヘイに泊まる。
マウイといえばラハイナがポピュラーですが、今回は長期滞在者が多いと言われるキヘイに泊まってみました。カフルイからはクルマで3、40分の距離にあります。海岸沿いを走るキヘイ通りという道は制限速度が時速25マイルなのですが、皆さん、見事なまでに速度を守って走っています。前のクルマがゆっくり走ってくれるほうが、周りの景色や町並みも見られるのでラッキーくらいに思いながら、余裕を持って走りたいものです。海にはたくさんのサーファーたちが、腰丈くらいの波に乗って遊んでいます。眺めているだけでものんびりした気持ちになりますよ。

ハレアカラに登る。
世界最大の休火山で「太陽の家」という意味をもつハレアカラは、3,055mという高さにも関わらず、山頂までクルマで行けてしまうところがスゴイです。展望台から広大な火口内を眺めていると、あまりのスケールの大きさに、遠近感が無くなってきてしまうほどです。

事故渋滞に巻き込まれる。
ハレアカラからラハイナに行く途中、ホノアピイラニハイウェイで事故渋滞にあい、1時間くらいロスしてしました。ハイウェイといっても中央分離帯があるわけでもなく、人やクルマが路肩から出てくるような道です。現場を通過した時に見たのは、海に落ちたクルマをクレーンが引き揚げようとしているところでした。幹線道路でスピードも出るところだけに、気を引き締めてラハイナへと向かいました。

不幸にして自動車事故に巻き込まれた時、「アイムソーリーは言ってはイケナイ」とよくガイドブックなどに書いてありますが、本当に自分が悪かったと思った時に、謝ることができないような人間は可哀想でもあります。しかしながら、アメリカでは事故がおきた時に、たとえ自分に過失があっても簡単に謝ってはいけないというのが常識のようです。理由のひとつとして、本当は自分が悪くないのにもかかわらず、「アイムソーリー」と現場で言ってしまったがばかりに、こちらが悪くなってしまうというケースが考えられるからだと思われます。

「自分が悪いと思ったら謝る」

といった、当たり前のことが当たり前にできない世の中の常識というのもヘンではありますが、海外でクルマを運転する時には、上記の事は気に留めておいてもソンは無いでしょう。

ラハイナのサンセット
かつて捕鯨基地として栄えたラハイナは、当時の雰囲気を残しながら、現在はたくさんのツーリストが訪れる、マウイを代表する観光スポットのひとつになっています。サンセットを見ながら夕食を楽しめるレストランが、海岸沿いに何軒もあり、ついつい迷ってしまいます。ガイドブックで下調べしておき、そこへピンポイントで行くのも良いでしょう。ここでは少々ひねったお店の選び方を紹介しましょう。

Excuse me, may I use a washroom?

お店の入り口で席を案内しているスタッフに、聞いてみます。その時のスタッフの対応、トイレの清潔感、あと、トイレの行き帰りにお店の雰囲気をチェックします。サンキュ〜!と言って一旦お店を出て、自分のイメージしていたお店と違ったらまた別のお店を探せば良いし、良さそうだったらあらためてお店に入ります。

サンセットを楽しみながら夕食をと言うと確かに聞こえは良いですが、西日はやっぱり暑いので、暑さにあまり強くない方は、直射日光の当たる席は遠慮したほうが良いでしょう。

ラハイナには、ホテルは勿論、レストラン、お土産屋さん、コンビニエンスストア、アイスクリーム屋さん、オプショナルツアーを申し込める所など、滞在中の生活は全く不自由しないほど充実しています。昔の雰囲気が残っているラハイナにファンが多いのも頷けます。もう一つ、目立っていたのがアートギャラリー。ラッセンやワイランドをはじめ、様々なアーティストたちの作品がいくつものギャラリーで展示公開され、多くのツーリストで賑わっています(ピカソやシャガールの絵にも会えますよ!)。

ラハイナからさらに西へ行くと、カアナパリやカパルアというエリアがあります。
カアナパリは、ラハイナと違い、計算され創造されたリゾートという印象を受けます。作り物が大好きな私としては、カアナパリの洗練されたランドスケープもまた好きです。エリア内にはホエラーズビレッジ(Whalers Village)があり、入場無料のクジラ博物館や、夜7時から開催される無料エンターテイメントなどのイベントが日替わりで行われています。日本人観光客に人気のブランドショップもありますので、買い物が好きな方は、カアナパリのほうが良いかもしれません。

超駆け足でしたが、マウイ島はまだまだ見どころがたくさんありますので、また時間を作って(他の島にも!)行ってきますね。

レンタカーの返却ですが、超簡単です。満タンにして返却すれば、再びカウンターでの手続きも不要。シャトルバスで空港ターミナルまで戻ります。飛行機に乗るためのチェックインもスムース。荷物もセキュリティーゲートもスイスイ進むことができました。時間があるのでカフェテリアで軽く食事をしながら、搭乗時間を待ちます。
あとは乗るだけだからと余裕でいたら、いつの間にか出発時間が15分ほど早くなっているではありませんか?! それでもまだ余裕があるからと友だちはトイレに。私は先に機内に乗り込み(自由席なので)待っていると、あれよあれよという間に満席になってしまい、飛行機は離陸体制に、、、結局、私だけ先にオアフに戻ってきてしまいました。
各島を結ぶ飛行機は、先に乗ったモノ勝ちと言っても良いほど、席が埋まってしまうとすぐに出発してしまいます。チェックインを済ませてセキュリティーゲートをくぐったからといって、安心しすぎてのんびり構えていると、お先に失礼!ってなことになってしまう場合があります。それだけオーバーブッキングしているからだという意見もありますが(笑)、タイトスケジュールの方は特にご注意を。
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