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ラスベガスと聞いてまず思い浮かぶのがカジノですよね。ところが2006年末、マカオがカジノ収入でラスベガスを抜いたという衝撃のニュースにはじまり、いまやマカオはカジノシティのトップに君臨しようとしています。客層の大半はニューリッチのチャイニーズ。彼らがカジノにつぎ込む金額はハンパではありません。さらに、その近さ、手頃さもあって日本からの渡航者は前年比47%と飛躍的な伸びに。マカオで週末というショートトリップも人気が集まっているようです。 一方のラスベガスは、「世界一」のカジノシティという冠こそ失ったものの、マカオの躍進に躍起になって対抗しようとする気もない様子。一発逆転、ギャンブルの都というイメージから脱却し、ここでしか見ることのできない「本物」を提供する、エンターテインメントシティへ化が進んでいるのです。もちろんカジノも相変わらず人気ですが、会場で目に付くのは大金を張り込む中華・中近東のお金持ちよりも、1日中スロットの前に座り小銭で遊んでいる、メインランドからやってきたオールド・ジェントルメン&レイディース・・・。彼ら・彼女らにとってラスベガスは、「一生に一度は」の感覚で訪れる特別な場所なのかもしれません。
現在、ラスベガスのショー&エンターテインメントの一番人気は、やっぱりシルク・ド・ソレイユ。ロングランの「オー」「カー」、ビートルズの音楽との夢のコラボレーション「ラブ」、そしてお待ちかねの新作「ズマニティ」等々、「人間の体はこんなことまでできるのか!」という、素朴かつ新鮮な驚きに満ちたアクロバットを、美しくも幻惑的なストーリーで見せてくれます。でも白状すると、私はさほどシルク・ド・ソレイユに入れこめないタチのようです。一度目はすごいナー!と素直に感心するけれど、二度目以降はつい「それで??」と思ってしまうのですね。やはりロングランしているブルーマン・グループも同じ。あらかじめ閉じている世界観が苦手というか、なんというか・・・。周りには「シルク・ド・ソレイユ最高!」と賞賛する人も多いので、ちと肩身が狭いのですが、ま。あくまでも個人的な相性ということで。
世界中に有名レストランが、満を持して出店しているラスベガスのホテル。問題はカジノに出入りするゲストの動きを受けて、いつでも慌ただしい雰囲気が漂っていること。サービスも回転を早めようと急かしがちなので、どうにも落ち着きません。そんな中で、とても印象が良かったのがウイン・ラスベガスの中にある「コルサ(Corsa)」。自国料理に関しては絶対妥協しないイタリア人が推薦するおいしいイタリアンです。 雰囲気は一見敷居が高そうなリストランテ。しかしてその実体は意外とリーズナブルだし気取らずに利用できるトラットリア風。ボリュームも日本人にはちょうどいいし、前菜+パスタ+サラダといった、セコンドなしのオーダーでもOK。ウインらしくサービスも丁寧でエレガントです。ドレスコードはスマートカジュアルですから、若いカップルでも気後れせずに足を運べるでしょう。味よし、ムードよしの、非常に満足度の高いレストランでした。
1泊10万円もするヴィラが普通に存在するリゾートや、狭くて高額なシティホテルに比べると、ラスベガスのホテルはとてもコストパフォーマンスに優れているような気がします。まあ、世界でも客室数が多いホテルの約80%がここに集まっているので、全てが快適とは言えないかもしれませんが、ユニークなコンセプトは滞在のワクワク度を大いに盛り上げてくれます。1軒といわれたら、やっぱりベラッジオかウイン・ラスベガスを選んでしまいますが、変わった滞在がしてみたいという人におすすめしたいのが、プラネット ハリウッド リゾート & カジノです。ここはムービースター共同オーナーによる同名のテーマ・レストランのホテルバージョンです。 客室はブラックのレザーとレトロ風の家具を組み合わせた、シックなアーバンスタイル。好評なのが広々としたバスルーム。シャワーブースはセパレート、大きく深いバスタブは、お風呂にうるさい日本人でも文句なし。さてさてこのホテル、スイートを含む全6カテゴリー、2600の客室を有しているのですが、何と、全ての部屋にハリウッド映画で使われたオリジナルの小道具が展示されているのです! ちなみに私の滞在した部屋は「エイリアン」。部屋の隅に、エイリアンの卵みたいなものが置いてあって、非常にイヤでした(笑)。友人の部屋には宙づりになったナースがいたとか(何の映画だろう?)。ある意味、非常に賢いリサイクルですよね。各室テーマが違うので、どこにあたるかはお楽しみ。当たり外れがあるしイチ押しというほどではありませんが、映画マニアには垂涎の的かも。料金も手頃です。 時代のニーズを敏感に読み取り、最先端の「快楽」を味わわせてくれるラスベガス。マカオも頑張っていますが、これほどまで綿密に作りこまれた観光地は、やっぱり唯一無二の存在といえるでしょう。そしてラスベガスは、懐や時間にゆとりのある年代になるほどに楽しめるるのもまた事実。イメージだけで食わず嫌いをしている方、どうぞ実物に度肝を抜かれてみてください。
ラスベガスは近郊も含め60を超えるゴルフコースがあります。著名トッププロが設計を手がけたコースや、世界的なトーナメントの舞台となる有名コースもずらり。プレーヤーにとってはパラダイスですが、いかんせんプレイフィーが高い! そうそう気軽にチャレンジできないのが玉にキズですが、1ラウンドでもVIP気分に浸ってみてはいかがですか。 手軽な料金と初心者でも気軽に楽しめるのが「キャラウェイ・ゴルフセンター」。9ホールのショートコースや110席のドライビングレンジも。またパー3のショートコースを有する「ノース・ラスベガス・ゴルフコース」は、ダウンタウンとストリップが一望できるロケーションが魅力。同じくサマリンの高台にある「イーグル・クレスト・ゴルフクラブ」も景観の良さと短時間のラウンドが可能なショートコースがあります。 「ラスベガス・パイユート・ゴルフリゾート」は、アメリカ初となる先住民の土地に作られたコース。設計はピート・ダイ。3つの18ホールから成るコースは「スノー・マウンテン」「サン・マウンテン」「ウルフ」と命名も個性的。リゾート気分を満喫したいなら「バリハイ・ゴルフクラブ」。林立するヤシの木や白砂のバンカー、バリ風のクラブハウスは開放感たっぷり。ジャック・ニクラウスが過去に設計を手がけたコースの中からベストホールを再現。そんな夢のようなクラブが「ベアーズ・ベスト」。クラブハウスにはニクラウスにまつわる展示コーナーあり。ニクラウス・ファンなら必見です。
男性のみなさん、イメージだけで「苦手」と思っていませんか?もったいないですよ。
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