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特集


Hip
宿泊施設という枠を超え、独自のコンセプトと空間デザインがゲストを魅了するホテル。
ドアを開け、通路を抜けるたびに「ここは本当にホテル!?」と驚きの声が上がりそう。

トリトンサンフランシスコ
道行く人がふと立ち止まるヘンな場所
ドラゴンゲートを目指して歩いている人が、なぜか足を止めて見入ってしまう建物があります。それがトリトン。チャイナタウンに近いためか、エントランスにはどことなく東洋的なデコレーションが施されているのですが、見物客のお目当ては、それじゃない。ここのロビーなのです。これは…なんという妙ちきりんな場所!トリトン=海神にちなみ(イルカを想像した人…年がばれます)、海をモチーフにした装飾ではありますが、退廃的というか、世紀末というか、そういうものに憧れがちな若い芸術青年が「俺がかっこいいと思うものを集めた!」的な家具・調度品が配されているのです。

ポップでキッチュなロビーに大笑い 青というよりは紫に近い壁の色、60年代風のキッチュなイラストが、これでもかとちりばめられ、隅っこの方にはなぜか日本アニメの「萌えキャラ」のような女の子も描かれている。ソファにはどう考えても間違った解釈の「カブキ」柄のファブリック。床上30センチほどの異常に低い椅子、背もたれが2メートル近い椅子、玉虫色のサテンが妖しく輝く長椅子、多面彫刻の奇妙な花瓶、蛍光色に光るプラスティック・ライト。いちいち笑えるけど身、身の置き所に困る!でも気がつけば、あれこれチェックするのに忙しく、変な椅子にどっかり腰を落ち着けていたりして…。そんなゲストに好奇心を満たす時間を与えるかのように、スタッフは静かにカウンターの中で待機しています。
「レッチリ」スイートに泊まる?
このホテルは館内の全てがオリジナルデザインなのだとか。従って客室ももちろんヒップ魂大爆発。通常のツインやダブルルームは比較的おとなしめで、ファブリックやベッド周りのデザインもほっこりとしたイメージ。同じように白を基調にしたエコルーム、東洋風味を加味したゼンデンズの客室は、血圧の安定には大変ありがたい内装になっています。しかしトリトンの隠し球は、何といっても「セレブリティ・スイート」。カルロス・サンタナ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズといった超大物が滞在した客室がそれ。彼らがここで眠り、歯を磨き、時におちゃめに壁にサインをしたりと、その息遣いが伝わってくるようなワクワクする空間です。サンフランシスコ滞在の土産話には最高のトリトン。ぜひ予約を入れてみましょう!ところで笑えるのが、「セレブリティ・スイート」を紹介しているトリトンのサイト。「注・この部屋にはセレブリティは含まれていません」…って、あ、当たり前だああ!

トリトン サンフランシスコ
Hotel Triton San Francisco
★★★
マップ
[客室数140][体験談を読む][マップを見る
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  アダージョ

音楽用語のアダージョをテーマに、ゲストが心ゆくまでリラックスできるヒーリングスペースを提供する、というのがこのホテルのコンセプト。大聖堂の入り口のようなドアを開けると、ふわっとドライフルーツのよい香りが漂ってきます。驚くほど高い天井を有するロビーは、たっぷりと外光が入るウインドウに、美しいドレープを描くカーテンがこれまたたっぷりとかけられています。ブドウの房のようなダウンライト、ゆったりと配されたソファ。土地柄コンパクトなロビーエリアが多いサンフランススコのブティックホテルの中では、このスペースはひどく贅沢に感じられます。
コンセプトは「ゆっくり」「静かに」

ここはゲストのための特別空間

静かにアンビエントミュージックが流れるロビーは、ここが賑やかなダウンタウンだとは思えない程の優雅さ。あちこちにアロマキャンドルやポプリが置かれ、客室へのエレベータへと続く通路には、フレッシュジュースバーも設けられています。コーヒー、紅茶、ミネラルウオーターはもちろん各種フルーツも無料。おやつ代わりにちょっとつまんでもいいし、好きな時に搾りたてのフルーツシュースを自分で作ることも可能。これは滞在ゲストだけが楽しめるアダージョの、ささやかだけれど嬉しい特典のひとつです。

冷たい質感の全くない見事な客室

アダージョの客室には、スチール素材などの金属製ものほとんど採用されておらず、家具、照明器具、調度品などはみな木を素材にしたものでまとめられています。カラーリングもそれにあわせたブラウン系。どこかアジアのリゾートホテルのような、視覚にも触覚にも優しい内装です。ひとつひとつの家具が背丈が低く大きめなのも特徴。またバスルームは全室バスタブ付き。タブも深めで「お風呂に入らないと!」という日本人には申し分なしの造形です。洗面台脇には大きめのテーブルが置かれているため、こまごましたコスメグッズをスムーズに使いたい女性にも便利。ふんわりしたアロマの香りに包まれて、リゾート気分も味わえるアダージョは、特に女性におすすめしたい1軒です。
 

アダージョ
Hotel Adagio
★★★
マップ
[客室数171][体験談を読む][マップを見る
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  パロマー

1999年、パロマーのオープンはサンフランシスコのホテル業界に大きなセンセーションを巻き起こしました。今日でこそ珍しくなくなったシンプルモダンなロビーのデザインや、電話機ひとつにいたるまでのこだわり、メンズファッション誌から抜け出してきたようなスタッフのユニフォームなど、ホテルに「スタイリッシュ」という形容を持ち込んだファーストランナーの1軒として、さまざまなメディアで取り上げられたのはまだ記憶に新しいところ。開業から7年目に入ろうとする今でも、そのスタイルにはいささかの揺るぎもありません。ことに各国ビジネスマンから圧倒的な支持を得ているのも、パロマーならではのステイタスを物語っています。
[スタイリッシュ」ホテルの先駆け的存在
機能的で美しい客室は憧れの的

客室は重厚なヨーロピアンムードの配色に、カリフォルニアスタイルをミックスした他ではお目にかかれない、オリジナルの極みともいうべき内装。ところどころにハッと目を引く彩色が施され、落ち着いたトーンに華やかなアクセントを添えています。テレビ、CDプレーヤー等はガラス扉のキャビネットに収納され、生活感を極力排除。しかし、家具のデザインが直線的でないせいか妙に居心地が良く、お洒落な知人宅に招かれたようなくつろぎを与えてくれます。ハイテックなイメージのバスルームもうっとりするような美しさ。バトラーサービスも完備しており、ゲストのサポートも完璧です。

グラマラス&ゴージャスなディナーを パロマーの粋を実感したければ、ぜひとも5階へ。「ザ・フィフスフロア」と名付けられたここは、ラウンジ&ダイニングエリアです。モダンな家具が置かれたラウンジは昼間でも厚いカーテンに覆われ、やわらかな間接照明がメインの異空間。ビジネスミーティングでも、ついお酒を飲みたくなるようなリラックスムードを醸し出しています。そしてカーテンの向こうにある、バーとレストランが圧巻! パープルと豹柄満載で、思わず笑いすら込み上げてきます。この80年代風のゴージャス&グラマラスなバーは地元のスノッブに大人気。レストランは年中満席。予約無しでのウオークインは無理なのだとか。ゲストになれば、バトラーがあなたのためにテーブルを確保してくれることでしょう。そこまでしても、足を運びたいダウンタウンの「名所」なのです。

パロマー
Hotel Palomar
★★★★
マップ
[客室数198][マップを見る
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New Traditional Exotic

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