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特集
ヨーロッパのクリスマス
ヨーロッパでは聖夜にあたる12月25日前の4週間を「待降節」といい、キリストの降臨を迎えるための準備期間として、1年で最も華やかなシーズンになります。中でも「クリスマスといえばドイツ」と言われるくらい、ドイツのクリスマスシーズンは世界的にも有名です。その理由は「世界の」と冠が付く3大クリスマスマーケットが開催されるため。
まずは、まさしく「世界一有名な」ニュールンベルクのクリスマスマーケット。
同じヨーロッパからも、わざわざ大勢の人が足を運んでくるのは、ここがおもちゃの生産地として有名な町だから。家族や大切な人のための贈り物を買い求めにくるのです。
中央広場にズラリと並ぶ屋台には、この日のために職人が精魂こめて作り上げたおもちゃの数々が陳列されます。ひょうきんな顔をした素朴な人形、芸術品のようなオルゴールなど、ディスプレイにも工夫が凝らされており、みな、ついお財布のヒモもゆるみがち。
人気はクルミやプラムで作られたツッヴェッチゲメンライン。大人も子供も喜ぶかわいらしい人形です。

またこのマーケットのシンボル的存在が「クリストキント」。2年に1度、ニュールンベルク生まれの16歳から19歳の女の子の中から選ばれ、シーズン中にさまざまな「任務」をこなします。
ニュールンベルク名物のコケモモのホットワインと炭火焼きソーセージを味わいながら、キュートなクリストキントを探してみましょう!

1434年から続いている「世界最古の」クリスマスマーケットが開催されるのがドレスデン。
アルトマルクト広場に登場する巨大なクリスマスピラミッドは、その歴史と誇りの象徴です。これはギネスブックにも登録されており、近くで見ると壮大な仕掛けで動くデコレーションにビックリ。美しい聖歌隊の歌声がロマンティックなムードをますます高めます。
マーケットの屋台に並ぶのは伝統的な手工芸品。
一方、ツヴィンガー宮殿の中庭では中世の衣装に身を包んだ人たちによるクリスマスマーケットも開催中。遙か遠い時代に逆戻りしたような気分になれますよ。

そして「世界最大の」クリスマスマーケットと呼ばれているのがシュトゥットガルトです。
会場となるのは新宮殿と旧宮殿、マルクト広場が中心ですが、市内の大渡通りにもたくさんの屋台が出ています。世界最大といわれる所以は、その飾り付けの美しさ。マーケット会場はどんな小さな屋台も競い合うように豪華なデコレーションを施し、それらが一体となって夢のようなメルヘンの世界を作り上げています。
屋台を冷やかしたら移動遊園地のメリーゴーラウンドに乗って、しばし童心に帰ってみるのも楽しいですね。

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