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イタリア三都市の旅 2006/4/27-5/3 Tomo-h


フォロ・ロマーノ


コロッセオ


サンタ・マリア・マッジョーレ教会


夜のローマ


バチカン・聖ピエトロ寺院


バチカン・聖ピエトロ寺院


フェラーリのイベント


ナポリのホテル


ベネチア


ベネチアのホテル


ベネチア
ローマ、ナポリ、ベネチア > イタリア 投稿日:2008/3/13
ギリシャのアテネから夜の飛行機で、イタリアのローマに到着しました。下調べは殆どせずのヨーロッパ旅行ですが、さすがに世界的人気の観光エリアです。一人旅もそれほど難しくないというのが実感です。まだアテネしか旅していないですが・・・。空港からの電車に乗って、夜の9時半過ぎにローマ市中心地に到着しました。安ホテルを探し歩きましたがどこも満室です。なぜだろうかと理由を聞くと、今週はホリデーシーズンらしく、来週の月曜までホテルの空きはないだろうとのことでした。うかつでしたね。やっぱりよく調べておくべきでした。が、後悔など一切せずに、僕はのんびり夜のローマを歩きながら、宿を探します。なかなか雰囲気の良い街並みです。今までテレビや映画で頻繁に見た街ですが、やはり実際来て見ると違いますね。世界中の人々が来たがる理由が感じ取れます。僕は運良くキャンセルの出た部屋を提供してくれる安ホテルに当たり、その日の夜はなんとか寝床を確保できました。

次の日、たった1日キャンセルが出たホテルをチェックアウトして、朝から街中歩き回ってその日に泊るホテルを探しました。が、全く部屋が見つかりません。でも、僕は慌てませんでした。慌ててる場合じゃなかったからです。ローマの街が、とてもきれいだったんですね。人も気さくで親切なんです。この街が、自分にすごく合ってるような気がしました。僕はホテル探しよりも、観光を優先させていました。フォロ・ロマーノに到着。古代ローマの都市広場の跡らしいです。遺跡を見るだけでも、当時のローマの街の豪華さが分かりますね。そして、有名なコロッセオを見学しました。映像や写真で頻繁に見る円形闘技場ですが、僕がこの遺跡で思い出すのは、ローマ帝国時代に実際に行われた「人間対猛獣の格闘ショー」ではなく、映画「ドラゴンへの道」での、ブルース・リーとチャック・ノリスの格闘シーンですね。

雨が降ってきたので、教会を見つけて雨宿りしました。ここはサンタ・マリア・マッジョーレ教会といって、結構大きな教会です。礼拝に来たのか観光に来たのかわからないほどの人の多さです。それにしても、豪華な内装です。カトリックの教会というのは非常に芸術的ですね。こういうところにも、ローマの人間味豊かな芸術文化が垣間見られます。結局僕は陽が暮れるまで街を散策しました。で、ぼちぼちホテル探しを始めると、おじさんが、「ホテル探してるのかい?」と寄って来ました。いきなり彼が、ある日本人の女性を連れてきました。なんと彼女は日本人が経営するドミトリーのスタッフでした。ベッドが空いているとのことで、結局そこでお世話になることに決めました。運がよかったですね。それにしても日本人がローマのど真ん中でドミトリーをやってるとは少し驚きでした。

次の日は、バチカンを訪れました。ローマカトリックの総本山ですね。聖ピエトロ寺院は、さすがに迫力ありますね。あれほどの建築物を人間に造らせてしまうキリスト教というのは、とてつもない宗教なのだなあと感じました。イスラムの国の人々もそうですが、人間の大半というのは、宗教が人生の根幹となっているんですね。日本人にはなかなか理解できないことだと思います。そしてローマ滞在最終日は、サンタマリア・デリ・アンジェリという皇帝の浴場が教会になった建物を見学し、ベネチア広場を散策しました。日曜日だったこともあり、野外でフェラーリの試乗イベントが開催されており、お馴染みのスーパーカーが大通り一面を真っ赤に染めていました。車ひとつとっても、イタリアの創るものは美的センスに溢れ、感性に訴えるものがありますね。その日の昼頃ローマを発ち、僕は列車でナポリへと向かいました。

芸術性溢れるローマの街で十分過ぎるほど満足した僕は、上機嫌でナポリ中央駅に到着しましたが・・・。まあなんと言うか、とてもローマと同じイタリアにある街とは思えませんでした。街中にゴミは散乱してるし、ホームレスやゴロツキのような連中はうろついてるし。バイクを連ねた若者たちが、大きな旗を振って、大通りを走っていました。昼間の暴走族のようでした。街の「殺伐化運動」でもしてるのかって感じでしたね。とにかく駅近くの安ホテルにチェックインして、有名なサンタ・ルチアに行ってみました。トラムを使わず歩いて行きましたが、退屈な道路が続くだけで、途中バイクや車に乗った野郎どもがなにやら声をかけてきて面倒でした。サンタ・ルチア港とその周辺の町は、結構情緒ある感じでしたが、ローマを観たあとでは、何の感動もありませんでしたね。来た道をぎゅうぎゅう詰め満員のトラムに乗って引き返しました。夜になって街を散歩してみましたが、いろんな奴に睨まれたり、車からスキンヘッドの男が何やら怒鳴ってきたり。レストランに入ったら、あからさまに不審者を見る目が突き刺さってきました。なるほど、どうやら僕の方がここでは不審者だったようですね。僕は明朝ナポリを発つことにしました。

次の朝は7時に起きて身支度をさっさと済ますと、ひと晩泊まったホテルを早々にチェックアウトしました。閑散とした朝の街並みを見ながら、カフェで軽い朝食をとります。ぼろぼろのビルが建ち並び、壁は無造作に貼り付けられた広告や落書きで埋め尽くされています。朝のコーヒーを飲みながら眺めるこんな寂れた異国の風景も、何となくいいもんだなと思いました。でも滞在を1分も延長することなく、僕は列車に乗って北上し、次なる目的地ベネチアへと向かいました。ローマを通り過ぎて、昼頃にはベネチアに到着しました。ベネチアは、ナポリとはうって変わって、天国のような場所ですね。現代にこんな風情のある町が存在していることが不思議なくらいです。本当に美しい町です。僕はナポリで萎えていた旅の高揚を一気に取り戻、適当な宿にチェックインすると、早速散策を始めました。
狭い路地に入ると、中世の下町に迷い込んだ感じがします。ふと気付くと、足下を水路が通り、ボートがゆっくり行き交います。目の前に現れた古い教会に入ってみると、中は目を見張るほどの煌びやかな壁画や彫像で埋め尽くされ、人々が静かに拝しています。本当に夢のような町ですね。適当に歩いていると、どんどん路地に入り込んで行き、わけが分からないほど迷ってしまいます。でも迷った先々に出くわす色とりどりの家並みや教会についつい目を奪われ、来た道も忘れて奥へ奥へと踏み込んでしまいます。ようやく正気を取り戻して帰る道をし当て、ホテルに到着したらもう夜になっていました。

次の日は、ボールペンで地図に印をつけながら、1日かけてじっくりと町を練り歩きました。本当に小さな町なんですが、入り組んだ路地をくまなく歩こうと思ったら、2、3日はゆうにかかるでしょうね。夢のようなベネチア徘徊は夕暮れとともに終わりました。僕は今夜の列車で、国境を越えてドイツへと向かいますが、このイタリアという多彩で芸術的な国には非常に魅了されました。また機会があったら、もっと他の都市も訪れてみたいと思います。
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バチカン・聖ピエトロ寺院
 
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